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2008.07.19
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 講談社「大衆文学大系11 長谷川伸 土師清二 集」(1972.2.20)

 無頼の旗本の水野と、幡随院長兵衛の話。
 長兵衛の側からも描いていて、そちらの方がまっとうな人間である。
 「砂絵呪縛」と同じで、虚無的で、社会の規範を逸脱した主人公。
 特に大きな起伏があるわけではなく、淡々と話は進み、水野は身を滅ぼす。
 水野十郎左衛門を主人公にした小説は、ほかにも何か読んだ記憶があるのだが、思い出せない。
 いや、主人公ではなく、隆慶一郎の吉原ものに出てきたのだったろうか。
 破滅的な人間というのは、読者を引きつけるものらしい。

 気になった表記。
商人風に装えて

 「よそおえて」ではあるまい。「ととのえて」あるいは「こしらえて」と読むだろうか。

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Last updated  2008.07.19 08:52:15
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