「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2018.07.29
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カテゴリ: 美術館・博物館
​​パリ『オランジュリー美術館』・・・最終回であります(^0^)♪クロード・モネ『睡蓮』


午後から来館し地下2階を思う存分、鑑賞してから~最後には、


クロード・モネの『睡蓮』を観て帰ると言う私たちのルーティーン


きらりのわがまま「パリ旅日記」・・・第84回


クロード・モネの『睡蓮』です~手書きハート

2018年4月27日(金)午後訪問ミーちゃんと2人旅



『睡蓮』展示のお部屋は・・・地上階の2室


入口から真っすぐ軽いスロープを上ってまいります~


やはり『春』ともなると観覧客は・・・多いですが


午後、なのでそうでも無いかしら?


部屋は・・・大きな楕円形で、4枚の巨大な『睡蓮』が私たちを囲みます手書きハート

入ってすぐ手前に・・・「日没」

そのまま右へ周ると・・・「朝」

向こう正面は・・・「緑の反射」

左は・・・「雲」です


「朝」を座って鑑賞する人々

まるで・・・京都の「竜安寺」石庭を観ているが如く


クロード・モネは・・・

パリの人々に

永遠に描かれた自然の中で

瞑想へと誘う安らぎの場を提供する事を

望みました



すなわち・・・

「仕事に疲れた神経は・・・

そこで淀んだ水に佇む風景に癒されるであろう。

そしてこの部屋は、

ここで過ごす者にとって

花咲く水槽の真ん中で

安らかな瞑想を行うための

隠れ家となるであろう」。


この絵画の計画を練り始めた1909年にモネは、このように記しました。


「日没」と「雲」

おっと~ドヤドヤドヤ


カメラをバチバチ


モネが、造り上げた世界が台無しですけど


はぁ~また静寂が戻ってまいりました・・・

1886年以来、


モネは光の変化とリズムによって


この庭を表現することに打ち込みました。


この部屋は、東の朝から


西に夕陽が沈むまでという時の流れを連想しますね


それでは、奥の部屋に進みましょう~ワクワク

奥の部屋も同じサイズです~こちらの方が最晩年と思われます。


入るとすぐ手前が・・・「木々の反映」


右は・・・「明るい朝、柳」


向こう正面は・・・「二本の柳」


左は・・・「朝の柳」です


モネは・・・


水平線も、高低も表現していません


水、空気、空、大地という要素は・・・


遠近法ではなく


睡蓮の花々のリズムによる構成に


溶けあっています


こうして、モネは・・・

「水平線も岸辺もなく

波紋によって果てしないすべての幻想」

を表現したのであります

画家「モネ」の死から・・・


数ヶ月後にあたる


1927年、大衆に好評された『睡蓮』は、


批評家たちには、認められませんでした


時代は、まだまだだったのです!

第二次世界大戦後・・・

抒情的な、抽象概念の理論がすすみ

批評家たちは、やっと

『睡蓮』の中に・・・

抽象芸術の根源が認められ

『オランジュリー美術館』は、

多くの大衆に受け入れられるようになりました

遠くから、椅子に座って・・・瞑想手書きハート


やはり~接近して

最晩年まで、絵筆を持った


クロード・モネのタッチ

1914年~1926年まで、


描き続けた8枚の大きな絵・・・、


ジヴェルニーのモネが所有する『モネの庭』から


インスピレーションを受けたものであります。


ジヴェルニー『モネの庭』第3アトリエで完成しました

現在は、ミュージアム・ショップになっておりますが


壁には、オランジュリー美術館のレプリカが飾ってあります。


おまけ・・・モネ『日本の橋』



2018年4月25日撮影ジヴェルニー『モネの庭』

『睡蓮』でなく・・・


つつじが咲いておりました

オランジュリー美術館とジヴェルニー「モネの庭」ペアーチケットがお得


私たちは『パリ・ミュージアム・パス』で「オランジュリー美術館」に入場しました。


「ジベルニー印象派美術館」とのペアーチケットもあったのです。


御来館の際は、良く調べて下さいね


パリ「オランジュリー美術館」おわり


きらりのわがまま「パリ旅日記」・・・つづく手書きハート

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最終更新日  2018.07.29 00:10:22
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