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゜・*:.。.翠 .。.:*・゜

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Dec 28, 2004
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カテゴリ: カテゴリ未分類
クリスマスイヴは、彼はお休み。
その年は、23日が日曜日で24日が振替休日になる為、
世間はイベントで盛り上がっていた。

23日の晩、彼とメッセンジャーでこんな会話をしていた。

「明日お休みなんですね、いいなー。
あっちこっちでイベントとかあるみたいだし。
私なんて19時まで仕事だし、どこにも行けないなぁ。」

「休みと言っても、明日は食料品の買い溜めに行かないと
いけないだけで、別にどこにも行けないけどね。」

(そうは言うけど、彼は明日どう過ごすんだろう?
やっぱりそれなりに、クリスマスらしい事をするんだろうか?)

退職の事を聞いたあの日以来、港に行ったり、食事に行ったり、
ドライブがてらに逢いに来たと突然電話してきたり、
こうやって深夜までメッセンジャーで話し合ったり、
私達は毎晩のように、何かしら二人の時間を過ごしてきた、
それも彼の方から積極的に。

それだからこそ、明日彼がどう過ごすのかがとても気になる。
逢いに来て欲しい、一緒に居たい。

私が望む事じゃないのは解っているけど、それでもやっぱり、
"本来一緒に居るべき相手"と当たり前の様に、クリスマスを
過ごされるのは、なんだか許せないような気がしてしまう…

当日、午前中に彼からメールが入った。
「頑張ってますか?今、○○まで買出しに来ていますよ。」
「天気よくて、あったかいし良かったですね。
街中は楽しそうでいいなー(;_;)」

今日はもう本当にこのまま会えないんだ、と帰り支度を始めた
19時直後、「もう電車乗った?」とメールが来た。
「まだです。エレベーターの所です。」

彼は迎えに来てくれた。恐らくギリギリまで迷ったんだろう、
こんな日に、抜け出すのはかなり大変だったに違いない。
「あんまり時間無いから…送ってあげるくらいしか出来ないけど…」
私の為にそこまでしてくれた事、ずっと気にしてくれていた事は
正直に嬉しい。でも、やはり彼が自由の身ではない事実を改めて
思い知らされてしまう、そんな一言だった。

家が近づくにつれ、次第にまた例の問題の話になっていった。
私はいつもよりも熱く話し込んだ、意識して話を長引かせた。
家より数キロ離れた場所で彼は車を停め、結局更に2時間程話続けた。

こんなに長く一緒に居られるなら、どこかに出掛けられたのにとも思ったけど、
それでも十分満足だった。だって、行き帰りも含めると、
18時半から23時頃までの時間を、彼は私の為に使ってくれた事になる。
一番無理だと諦めていた日の、一番貴重な時間。他の人と過ごして欲しくなかった時間。

帰宅した彼からメール。
「送ってあげる事しか出来なくて、それからまた例の話になってごめんね」
私は、彼に私の事でまで、気に病んだり苦しんだりして欲しくなかったので、
「私の事は気にしないで下さい。いつも心の友の一人で居ますから!」と返事をした。
「翠は心の綺麗な人ですね、そんないい子の翠にはサンタさんから素敵なプレゼントが
届きますよ…」と、彼からとても暖かいグリーティングカードが届いた。

私はお礼に、彼が以前からすごく知りたがっていたけど、もったいぶってなかなか
教えなかった自分のホームページのURLを教えた。

お互いの気持ちを確かめる事もしない、好きだとかそういった話は一切しない二人。
そんなもどかしさを、日記や詩から彼は読み取ってしまうだろうか?





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Last updated  Dec 28, 2004 01:19:49 PM
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Comments

゜・*:.。.翠 .。.:*・゜ @ Re:冬の星座(08/22) また少しだけ編集しました。
゜・*:.。.翠 .。.:*・゜ @ Re:疑惑(07/05) 後半少し編集しました
゜・*:.。.翠 .。.:*・゜ @ Re[1]:距離感(06/18) 法務探偵Qちゃんさん >目に見えない距…
法務探偵Qちゃん @ Re:距離感(06/18) 目に見えない距離・・・ 確かに、あり…

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