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January 16, 2007

「ダイエット」と「健康」をテーマにした記事や番組は
販売や視聴率が好調だという。

先日も、「あるある…」で、納豆ダイエットのテーマで
番組放映後、販売店で納豆売場から納豆が消えたと
ニュースになった。

このニュース、番組を見た消費者の購買が集中したのも
原因の一つだが、この番組の制作に協力した納豆メーカーが、
放送の２週間前から、朝夕２パックずつ１日に４パック食べる、
などの詳細な番組内容や放映日を、大手流通に宣伝していたようだ。

そのため、大手の販売店には、多くの納豆が行き渡り、
割を食った地方の販売店では売り切れが続出したようだ。

何か販売と視聴率の共謀での作為の産物。
何かなあ、と思ってしまう。

また、今回の不二家、去年のライブドア事件の時も、
「元従業員」の暴露発言が、音声を変えて報道されたが、
裏付けも取れているのか怪しいものである。
もし、辞めさせられた人間であれば、良いことを
言うはずがないし、報道に都合のいいやらせがあっても
不思議でない。

通常は、組織の内部告発で有れば、事実調査をしてからの
公表となる。無責任な、馬乗り便乗報道は慎むべきだ。

社会事件が起こると、街の声として、２～３人の
街ゆく人の発言を放送することがあるが、これなどは、
制作者の都合のいい世論操作と言えなくもない。

報道の社会に与える影響は大きい。
作られた情報に、踊らされる事なかれ。

See you next social science !

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