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理事長を務めるマンションで、大規模修繕工事実施を検討しています。
専門委員会では、責任施工方式ではなくコンサルタント(設計・施工監理)方式で進めていく方向性が決まり、昨日行われた委員会の場でコンサルタント会社2社からプレゼンテーションを受けました。
2社とも大規模修繕工事のコンサルタントをメインとしている一級建築士事務所で、実績は豊富です。
参考までにと、仕様を決めず自由提案の概算コンサルタント費を提示してもらいました。
概算とは言え、数百万円の見積で約100万円の価格差があったのはびっくり!
専門委員会のメンバーは、一級建築士二人と私(マンション管理士)なので、短い時間の中で見積内訳を確認。
大項目はほぼ同じ内容のものの、小項目に違いがあることに気付きました。
コンサルタント金額を左右するのは、、
1、診断メニュー:機械調査を何箇所、どのような方法で実施するか、設備診断を含めるか?
2、工期:施工工期はどのくらいを推定しているのか?
3、管理組合との調整期間:改修設計(基本仕様)の決定、施工会社選定にあたり、管理組合側との打ち合わせの頻度・期間をどのくらい考えているのか?
4、施工監理の巡回頻度:週何回巡回するのか?コンサルタント立会いは月あたり何回を考えているのか?
以上の点がポイントです。
安い方の業者に話を聞くと、たぶん「この範囲(比較して業務範囲が狭い)で必要十分」だと答え、ついつい金額に流されてしまうのだろうと思いました。
管理委託会社を選定する時も同じ事が言えますが、細かく内容を精査すると、安い見積を提示する会社は企業努力以外に必ず何かタネがあることがわかります。
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