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前回、前々回の日記で妨害工作にふれましたが、妨害工作は具体的にどんなことをするのか?
中身は多少違えど基本的に同じ手法です。
管理会社シンパ(同情者)を巧みに操り、管理会社は矢面に出ず、内部分裂を引き起こします。
1.シンパである組合員(過去の役員等)や売主の深い付き合いで買った組合員に管理会社変更の動きがあることをリークする
2.直接の面談を求め、1.のメンバーを集合(または結束)させる
3.2の面談の際は、今まで顔も出さないようなお偉方さんを引き連れ、「クレーマーの一部の組合員に苛められている」と泣きつき、在らぬ噂をでっちあげる(コンサルタントやリプレイス先からバックマージンをもらっている、勤務先等の個人情報等を平気で公開、人間性を決めつけた発言で先入観を持たせる)。存在感が強い住み込み管理員の場合は管理員が一軒一軒回って、交渉に当たることも(当然管理会社本社の指示)
4.1のメンバーはそもそもシンパなので、リプレイスを先導する役員の問題提起を問題と思わない
5.2の面談の際は手土産はあたりまえ。豪勢な食事会を設けたり、売主と付き合いが深い組合員がいた場合お金になることもちらつかせます
6.5までにより、シンパの組合員は弱い者(管理会社)を守る言う正義感に燃え、リプレイスを先導する役員を敵と思うようになる
7.6までの気持ちが固まれば、妨害工作を管理会社が企て、表に出る行為はシンパの組合員が行うような図式を立てる
8.管理会社は独占禁止法なんかは無視。暴走したシンパはむしろ歓迎。気の毒なシンパの組合員が強要行為で罰せられようが関係なし。シンパ派対改革派になるよう焚きつけます。
9.誹謗中傷文配布、シンパが理事会に乗り込み圧力行為、総会で威圧発言を行い決議をさせないよう企てるます。正義感に燃え、興奮しているシンパ組合員の気持ちを巧みにコントロールし、管理会社は裏で全てお膳立てします。
10.総会の票の大半は「良きにはからえ」です。揉めていることには係わりたくない方が増え、シンパの声が強くなると、波風を立てないように、本心はシンパ支持ではなくとも、リプレイスを先導する役員の意見を黙殺します。
リプレイスを先導する役員の支持者と、シンパの組合員の支持者が拮抗すると、溝が埋まらない内部分裂が起きます。
リプレイスを先導する役員の支持者が少なければ、正しいことをしようとしたことが、悪者扱いになり孤立化し、将来的に恨みつらみが組合員の円滑な活動を阻害原因になります。
どのような結果になるにせよ、管理組合内の誰かがイヤな思いをするのです。
高くて、質の悪い仕事をしないからリプレイスを検討させられるのに、さらに裏で管理組合をぐちゃぐちゃにする管理会社。ひどいと思いませんか?競争に負けた管理会社が、道連れに管理組合を巻き込むのです
リプレイスを先導する役員及び支持者をつぶすることができなくとも、内紛まで持ち込めば、管理会社変更まではいきつかず、自分たちは高みの見物。
管理会社シンパの組合員を絶えず煽り、管理組合がまとまらないようします。
管理会社の犠牲になった管理組合は気の毒です。
管理会社シンパも弱者救済で立ち上がっているし、リプレイスを先導する役員も適正な競争を求め、悪いことをしている認識はありません。
これはイダケンの作り話ではありません。年間200件以上の相談を受け導き出した結果がこれです。
全ての内容が、妨害を受ける全てのマンションに当てはまるわけではありませんが、このような愚劣なことを平気でする管理会社がいます。
仕事柄、多くの管理会社の営業担当と接点があるがゆえ、担当者が穏やかな接し方をするD社とH社は盲点になりました。
管理会社はイダケンの敵とは思いませんが、妨害工作はするものと考えた上で、予防性を引いたうえで、管理組合のサポートを行っていこうと思います。
マンション管理を良くする為ならドンキホ… 2012.06.08
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