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【マンション管理再生プロジェクト4-2】

大規模修繕・瑕疵問題・管理コスト削減・修繕の適正発注、横浜市緑区129戸マンション

前回のブログ記事⇒​ コンサルタントのコンサルタントが必要と判断

イダケンへの依頼は、まず、設計・監理コンサルタント選定の補助でした。

イダケン事務所では、大規模修繕の設計・監理業務を受注することもありますが、アドバイザーとして監修業務を行うことも間々あります。

専門委員会で、設計事務所一社、管理会社二社(現管理会社含む)の合計三社から、見積を取得したところ、

税込約250万円、約285万円、約480万円と、一社が断トツ高く、他社と200万円以上の開きがありました。

組合は、最低額の業者を選んでよいか不安でした。

これまで、各社の自由提案(各社提案方式)で見積を取得したため、価格以外の比較は難しく、共通条件でどのくらい違いがあるのか確認をしたいとの意向でした。

イダケンが共通仕様書を案を作成し、何度か委員会で協議。

その後、委員が業者をリサーチ。当初見積もりを依頼した業者+3社の6社に見積を依頼することが決まりました。

現地調査段階で、「競合するのであれば、辞退したい」という設計事務所の申し出があり、結局5社から見積が提出されました。

見積金額は・・税込みで最低金額が約200万円、最高金額が約325万円という結果です。

因みに最初に見積を依頼時に最高金額の見積を提示してきた業者が、今回最低金額の見積提示がをしてきました。しかも半額以下!?

委員の皆様はこの見積提示に驚きました。

全社(5社)から一度プレゼンテーションを聞き、プレゼンテーションの評価が高かった3社と二回目のプレゼンテーションを行いました。

委員会で一人一人意見を聞いたところ、僅差で「一番高い金額を提示した設計事務所」を選ぶことが決まりました。

選ばれた理由は、プレゼンテーションの納得性、担当技術者の受け答えの評価が高かったこと。二番評価の設計事務所と金額差は25万円程度と、金額面よりもプレゼンテーションによる期待値の方が上回る結果となりました。

因みに一番低い金額を提出した業者のプレゼンテーションは最低。見積最低金額の会社でしたが、話を聞けば聞くほど不信感が募り、価格メリットはないと組合は考えました。

さぁ、これから大規模修繕の本格的な準備が始まります。

このマンションは、非常に設計に拘っているため、設計・監理業者のプレゼンテーション時に各社とも戸当たり150万円は下らないであろうという見立てをしていました。





予備費を考えると、今ある積立金の大部分を使い果たしてしまうのでは?そんな不安を感じながら、診断・設計に突入しました。

4-3に続く


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最終更新日  2019.09.08 13:08:27


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