今が生死

今が生死

2006.01.04
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テーマ: ニュース(100313)
カテゴリ: カテゴリ未分類
1905年、当時26歳で特許局の職員だったアインシュタインは後にノーベル物理学賞を受賞した特殊相対性理論を始め、4本の優れた論文を発表した。それから100周年となる世界物理年を記念して、昨年12月20日から本年2月26日まで、東京国際フォーラム相田みつを美術館第二ホールで「アインシュタイン日本見聞録展」が開催されている。「ラブラブ思考で世界は変る」(鳥影社)の第5章に「アインシュタインの日本に対する思いと平和思想」について書いてあるが、彼ほど日本を愛し、日本人から熱狂的に歓迎された科学者はいなかったと思う。1922年11月17日に来日して、12月29日に帰国したが、その前日、大阪朝日新聞に感謝のメッセージを寄せ、「予が1ヶ月に余る日本滞在中、特に感じた点は、地球上に日本国民ほど謙虚にして且つ篤実の国民が存在していたことを自覚したことである。世界各地を歴訪して、予にとって斯くのごとき純真な心持のよい国民に出会ったことはない。・・・」と書いている。日本を大好きだったが、その日本に原爆が投下された。ナチスドイツとの対抗上、原爆製造を時のアメリカ大統領ルーズベルトに進言したのは自分なので、かなり責任を感じていたらしい。戦後は原水爆禁止運動の先頭に立って活動なされたのはよく知られているが、科学者なのに、彼ほど人間の良心を持った人はいないと思う。期間中に是非「アインシュタイン日本見聞録展」に行ってみようと思っている。





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Last updated  2006.01.04 20:25:19
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