今が生死

今が生死

2006.04.28
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カテゴリ: 健康
今看護学校の学生に「消化と吸収」の講義をしてきた所だ。今では男子学生も多く、無駄口をしゃべっていたのはその男子学生達であった。全部で80人のクラスで、一人一人のレベルも違い、ずっと興味を持たせながら1時間半しゃべるのは大変なことだと思った。今日は咀嚼から胃に食物が入るところまで話した。咀嚼のところで、噛み砕くと同時に唾液と混ざり合うので、唾液について少し詳しく説明した。学生だけでなく一般の人にも参考になると思うので、以下に紹介する。唾液は1時間に15CC位絶えず分泌されており、刺激が加わると急に分泌量が増え、1日に約1~1.5リットル分泌され、睡眠中には殆ど分泌されない。分泌には見る、嗅ぐ、想像するなどの刺激によって大脳皮質を介しておこる精神性分泌(脳相)、食物が口に入った刺激が延髄を介して唾液を分泌させる(口腔相)、食べ物が胃腸に入った刺激で分泌される(胃腸相)の3つがある。唾液の成分にはムチン、アミラーゼその他の蛋白や無機塩類が含まれており、アミラーゼはでんぷんを麦芽糖や中間分解物に分解する。噛めば噛むほど味が出るというのは、それだけ唾液と混じりあって麦芽糖等が増えておいしく感ずるのだと思われる。また唾液の中には口腔内を清潔に保つ目的で、殺菌作用のあるリゾチームや免疫グロビリンが含まれているので、擦り傷や切り傷につければ殺菌効果がある。講義となると退屈だったと思うが、こういう所で読めば理解してもらえるかも知れない。





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Last updated  2006.04.28 18:46:41
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