今が生死

今が生死

2009.06.30
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カテゴリ: 政治
1998年12月、クリントン大統領は、研修生モニカ・ルインスキーさんとホワイトハウスで性的交際をしていたとして国会で弾劾審議を受けることになっていたその前日、いきなりイラク爆撃を開始しました。

弾劾審議で大統領失格として罷免されるかもしれないその前日に爆撃を行い、弾劾審議を吹き飛ばしてしまいました。戦争ほど大きな事件はありませんので、狙い通り大統領の弾劾はたいしたことではなくなってしまいました。

人間誰でも間違いは起こすし、困ったことは隠そうとしたり、取り繕ろうとします。間違いを犯さなかったり、隠そうとしたことがない人はいないと思います。そのような心の動きを恥ずかしいと思い、学習して人格が築かれていくのだと思います。

一般人は間違えたり、隠したり、恥じたりして、それなりに正しく生きようと努力しています。一般人の間違いやそれを隠そうとする小細工は夫婦間の争い位にはなるかも知れませんが世界を揺るがすことにはなりません。

しかし大統領や首相などの国家元首の場合、都合の悪いことを隠そうとしたり、自分が生き延びようと細工をすると、何人もの人が死ぬこともあるし、世界情勢ががらっと変わることもあります。

人間一人一人が人格を磨き、品格のある人間を目指すのは当然ですが、国家元首は一般人の何千倍も品格を要求されます。

今、日本の首相候補に民主党の鳩山さん、自民党の舛添さん、宮崎県知事の東国原さん、現首相の麻生さんなどが取りざたされていますが、誰がなっても、自分の身を守るために、国民の目をくらますことだけはしてもらいたくないと思います。

我こそは首相になりたいと思う人は、まず不動の品格を築いて頂きたいと思います。





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Last updated  2009.06.30 22:26:04
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