今が生死

今が生死

2011.01.10
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カテゴリ: テレビ番組
高見盛が今日も勝ってゲストのデーモン小暮の希望で数分のインタビューを受けた。「今場所の目標は」と2度聞かれたが2度とも「一戦一戦精いっぱい戦ってお客さんに喜んでもらいたい」と答えた。

現在の実力は幕下下位のレベルで白鵬や大関陣とはかなりかけ離れている。一生懸命戦っていることは分かるが実力差はどうすることもできない。研究心も白鵬の比ではない。冷静さや絶対勝つという集中力も白鵬には遠く及ばない。才能のない根性だけの力士なのだろうか?

子供の頃からいじめっらっ子で相撲は強かったのに高校時代でも後輩にもいじめられていた人である。しかし相撲界に入ってからはメキメキ頭角を現し、2003年には小結にまでなっている。しかしその年、朝青龍を破った後高砂部屋に出稽古に行った際、朝青龍に本場所で敗れた腹いせにコテンパにいじめられ再起不能に近い右肩亜脱臼をさせられてしまった。気が弱かったがこと相撲にかけては才能があり、とんとん拍子に出世して大関候補と言われた時もあったのである。

しかし朝青龍にいじめられて右肩が使えなくなっただけでなく相手を負かすと報復されるという不安感も抱える結果となり、以来幕下下位に定着して34歳になり、負け越して十両陥落となると引退の年齢になってしまった。デーモン小暮もずっとフアンだったとのことだが私も熱狂的なフアンで一戦一戦が引退への道につながるので何時もはらはらしている。

それにしてもモンゴルの力士は朝青龍だけでなく白鵬、日馬富士、朝赤龍、時天空など皆どう猛だ。特に負けた相手には再起不能になるまでに痛めつけることが多い。格闘技とはそういうものかも知れないが高見盛のように気の弱い人は一気に潰されてしまう。気が優しくても抜群の力と技があればそのようなどう猛な人達をも負かすことが出来るのだが力が同じ位なら気の強い人が勝ってしまう。

気が弱くて純朴で、優しくて恥ずかしがり屋の高見盛が一勝でも多く勝って幕内に留まってもらいたいと願っている。





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Last updated  2011.01.10 22:27:29
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