今が生死

今が生死

2012.01.27
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カテゴリ: 健康
今日の外来ではインフルエンザおよびその疑い患者さんが10人以上いた。今猛烈に流行っている。そのうちインフルエンザ予防注射を受けた人も3~4割位いた。このような結果から予防注射は全く意味がないのではないかと思っている人もいる。でも一人の例外を除き、それらの人は高熱がなく、咳などの症状も軽い人達が多かった。

「予防注射を受けても罹ることはありますよ」とは言ってきたことなので、約束違反ということにはならないと思うが、注射を受けにくる人はインフルエンザに罹らないようにと思って受診した訳だから、病院も、製薬会社も、国も注射したのにインフルエンザに罹った人達には深くお詫びするべきだと思う。

予防注射のことはさておき、本質的な予防はどうしたらよいであろうか?年齢は16歳から78歳まで若者も高齢者も罹っていた。罹った人達をみて罹らないようにするためのヒントを探してみたが、際立った特徴は見出すことができなかった。極めて感染し易いが、全員が感染するわけではなく、感染し易い人と感染しずらい人がいる。マスクや手洗いをすれば感染を免れるというものでもない。

感染しずらい人は免疫機能が高められている人達である。野菜、果物を多く食べて、普段から免疫力を高めておくことこそ真の予防法と考える。





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Last updated  2012.01.28 07:21:25
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