今が生死

今が生死

2013.03.22
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カテゴリ: 生き方
高校や大学の入試、入社試験の合格発表が行われている。必死で勉強し、試験後は合格を願って必死で祈ったけれど結果は不合格で涙にくれている人もいるだろう。いくつも受けたけどどこの会社からも合格通知が来なくて失意にくれている人もいると思う。

婚活で何人かに申し込んだけどどこからも色よい返事がもらえない人、愛する人の病気が治るようにと願いに願い、祈りに祈ってきたけれど結局死なれてしまったケース、語学やスポーツをマスターしようと必死で練習し祈ってきたけど結局少しも進歩しなくて破れかぶれになっている人もいるかもしれない。

皆合格を願い、病気が治ることを願い、学問や芸能、スポーツの上達を願って努力するが結果は報われないことが多い。神仏に願いをかけて必死で祈る人もいる。その願いが叶った場合は神仏のおかげと感謝するが、叶わなかった時には神も仏もないと自暴自棄になり反社会的事件を起こしたり自殺する人もいる。

星に祈りを捧げたり、ご先祖様に祈りを捧げたりすることもあるが、祈りはかなわないことが多い。合格、成就のみを願って必死で祈ってきたのにその願いがかなわない。失望、落胆しどうしていいかわからなくなる。神仏に祈ってきたが願いを叶えてくれなかった場合は、バカバカしいことをしてきたと反宗教的な行動に出る人もいる。

願いが叶わなかった時にはどうしたらいいのか私にもわからない。あきらめろという人がいるが、どこの会社にも入れないまま諦めてルンペンになれというのか?諦めきれない。でも次から次に落とされる。ある会社の試験担当者がここを受けに来たのは何社めですか?と聞いたら受験生は、平均21社も不合格でこの会社を受けに来たとのことだった。その会社の合格者数は数人だから残りの人たちは22社受からないことになり、23社目、24社目と受けても受かるという保証はない。

これからどうなって行くのだろうかと不安に駆られて道に迷う。その時どうしたらいいのか?私はそれでも努力して下さいという。23、24、・・・50社目、60社目と応募を続けてもらいたい。人間いつかは死ぬ動物である。死ぬまでは人間でいたい。諦めてしまったら人間はおしまいだと思う。断られても、断られても、挑戦を続けることが人間の証だと思う。

神仏に願ったが願いを叶えてくれなかったので神などくそくらえだと思っている人もいると思うが、願いきる過程で自分の心が澄んできて人間性が成長できたなら、それはある意味で願いが叶ったことになると思う。

神仏に祈る、祈らないは別にして、とにかく振られても、振られても死ぬまで挑戦していくのが人間の人間たる所以だと思うので、最後まで人間を貫こうと思っている。





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Last updated  2013.03.22 22:24:09
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