今が生死

今が生死

2013.03.28
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カテゴリ: テレビ番組
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つばき

純と愛が終わろうとしている。例のごとく今までの出演者が最後だからと多数集まってきてフィナーレをしようとしている。ストーリーがイマイチだったのでこの人たちが気の毒に思えた。

ドラマは原作者がいてシナリオライターがいて現場監督がいて、役者がいて成り立っている。
NHKの朝ドラは約2000万人が観る国民的な番組である。従ってどのドラマを選定するかは選定委員会があり複数の専門家が協議して選定される。

ドラマのよし悪しは原作とシナリオで決まる。純と愛はスタート当初は激しい展開でその話の広がりに期待が持たれたが結局尻すぼみでいたずらに登場人物を死なせたり病気にさせたりして希望も何もないまま終末を迎えようとしている。それが厳しい現実ですと言いたいのかもしれないが人の死やホテルの倒産や火事などをあまりに安易に扱っている。

主人公純の父親は認知症の母親が海に落ちたのを助けようとして死亡、夫愛(いとし)は念願のホテル開業目前で脳腫瘍で倒れて手術前は意識があったが手術後意識が亡くなって植物人間状態。その妹が兄を助けるために医学部受験するという。しらしらしいというかバカバカしいというか呆れた。

選定委員はストーリーの最後まで審査して決めているのだろうか?恐らく自薦、他薦で莫大の候補作が寄せられた中から選ばれたものだと思うが、年によってあまりに低レベルのものが選ばれることがある。出演者は皆一生懸命やっていただけに、残念だった。





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Last updated  2013.03.28 23:57:53
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