今が生死

今が生死

2013.09.18
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カテゴリ: 政治
9月10日に「世界の幸福度調査2013」がJ.Helliwellらによって発表された。膨大な資料にもとづいて世界の156の国と地域(149の国と香港など半ば独立的地域7)について調査した結果である。

幸福度を図る基準は、社会保障制度、自由が許されているか、汚職はないか、寄付する人の割合、気前の良さ(おおらかさ)、健康維持増進への期待感、一人あたりのGDP, 昨日は幸せだったと感じた人の割合、等を数式化して計算したものである。

その結果1位はデンマークだった。以下ノルウエー、スイス、オランダ、スエーデン、カナダと続いている。以下主な国の順位を見るとオーストラリア10位、イスラエル11位、メキシコ16位、アメリカ17位、イギリス22位、オマーン23位、ブラジル24位、フランス25位、ドイツ26位、タイ36位、韓国41位、台湾42位、日本43位、イタリア45位、ロシア68位、トルコ77位、中国93位、イラク105位、インド111位、イラン115位、アフガニスタン134位、シリア148位などとなっている。

日本はGDPは高くお金持ちではあるが、社会保障面や、寄付する人の少なさや昨日の幸せ感などで減点されたものと思われる。

この調査はアメリカ、イギリス、その他の国の優秀な学者が調査に加わって、綿密な調査研究を行っており、かなり信用のおけるものとみてよいと思われる。2012年のレポートでもデンマークは一位で、他の北欧諸国もいずれも上位にランクされており、北欧の社会保障面の充実が高得点につながっているものと思われる。

アフリカ諸国やインド、中東諸国に比べれば日本は高い位置にいるが、韓国、台湾の後ろというのは意外だった。細かく分析調査して改善できるところは改善して北欧諸国レベルまで順位を上げてもらいたいものだと願う。





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Last updated  2013.09.19 20:21:36
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