今が生死

今が生死

2021.08.30
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カテゴリ: 健康
今パラリンピックが行われている。先天的、後天的の様々な障害をもった人達が殆ど不可能と思われたスポーツに挑戦してその不可能と思われたことを跳ね返して見事な結果を出している。
今我が国では高齢者が著明に増えており高齢者国家である。街を走っている車の大半は高齢者運転車である。運転免許更新に際しては高齢者講習や認知機能検査などが義務付けられているが高齢者による交通事故は後を絶たない。高齢になると視力、聴力、筋力、判断力が衰え事故を起しやすくなっていると考えられる。
今までの考え方だと高齢になると色々な機能が衰えるので何もしないで家の中に閉じこもって静かにしている方が良いという考え方だったがその考え方が少しづつ変わりつつある。
障害者も障害があって何も出来ないのだから傷害保険を貰って家の中で静かに暮らすしかないと思われていた時代があったが、今は国で障害者を積極的に採用するように制度化し、バリアフリー化を促進し障害者に対する差別意識を無くし、お互いに助け合う雰囲気も生まれつつある。それにはパラリンピックが大きな役割をはたしてきたと考えらえる。
老人も同じだと思う。老人ピックを開催して老人でもこれだけのことが出来ると示していくのも一つの方法だ。会社等には障害者を何人雇用しなければならないという決まりがあるが、それと同様に70才以上の老人を何人雇用しなければならないという条例をつくることも一つの方法だ。
障害者と違うのは老人は年と共に体力がどんどん落ちていく問題がある。最近ではスポーツジムに老人会員が急激に増えているとのことだが年とっても訓練することによって機能低下を防ぎ、場合によっては筋力も向上させることが出来ると考えられてきたからだと思われる。
老齢化は障害であり、ハンディキャップだが、訓練によって多少でも能力アップは期待できる。家の中で自分でやっても良いし、スポーツジムに通ってでも訓練をすることは有用と考える。こんな老人がジムに行ったら笑われると思っている方がいたら一度行ってみるがよい。周りの人は殆ど老人なので安心して自分のペースで体を鍛えるのがよいと思われる。





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Last updated  2021.08.30 11:42:44
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