今が生死

今が生死

2021.10.24
XML
テーマ: 膵臓癌!?(5)
カテゴリ: 健康
今日のがっちりマンデーでHIROTSU バイオサイエンスが紹介されていた。尿を用いた検査で検査センターに尿を送れば2週間位で結果が送られれてくるとのことで線虫を用いて検査(N-NOSE検査)するという。
広津社長が説明していたが線虫はガンの匂いを好きなのでガン患者の尿をたらすと線虫が寄ってくることでガンの診断ができるとのことでその精度は86.3%とのことだ。
殆どあらゆるガンの早期も進行ガンも診断できるので大変有用だが胃がんや大腸がん、子宮がん等は内視鏡やCT,細胞診などでも診断出来て早期診断、早期治療が出来て治ってしまう時代なのでそれ程大きなメリットはない。
問題はすい臓ガンである。症状がでてすい臓ガンと診断された場合は殆ど進行がんで2年以内に亡くなってしまう。広津社長は線虫は遺伝子操作が簡単で今すい臓ガンに特化した線虫を作っているとのことで来年にはそれが売り出せそうだという。30億人の人に検査してもらうつもりだと述べていた。世界を視野に述べたのだと思うがもしそのキットが世界中で使われるようになったら大朗報である。
日本についていえば毎年2万人以上がすい臓がんで亡くなっている。超音波やCT検査で発見されて比較的早期で手術可能だった症例の5年生存率は10~15%で他のガンでは90%以上のものもあるのに如何にすい臓ガンの生存率が低いかが分かる。そのような現状の中ですい臓ガンに特化した線虫を用いて早期すい臓ガン診断キットが売り出されたらエコー検査やCT検査で分かる前の早期のガンが発見されて手術で救命できることになると思う。大いに期待している。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.10.24 12:00:55
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: