今が生死

今が生死

2021.10.25
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カテゴリ: 健康
昨年は新型コロナウイルスが猛威を振るっていたのでウイルス間の干渉があり、インフルエンザに罹った人は殆どいなかったので集団免疫が形成されていないので今年はインフルエンザが流行するかもしれないのでインフルエンザワクチンを打った方がよいと言われているが果たしてインフルエンザワクチンは効果があるのであろうか?ワクチン打ったがインフルエンザに罹ってしまったという人も多い。
10月21日付けメディカル・トリビューン紙に第34回日本臨床内科医会(本年9月19-20)で発表されたインフルエンザワクチンに関する有効性評価に関する研究内容が掲載されていた。
2001年2月から2019年12月までにワクチン接種群約12万例と非接種群3万例についてワクチンを打ったために感染予防が出来たか否かを調べた。全体でみると非接種者100人が感染したのに対し接種者は76人感染で予防効果があった。これを年齢別にみると15才以下では打たない人100人に比べ打った人は61人感染で一番効果があったが16~64才では72人で少し効果が少なくなっていた。65才以上では打たない人100人感染に対して打った人112人感染で却って打った方が多くなっていた。感染者数の観点からは65歳以上は全く効果がなかったと言える。
一般的にはワクチン打つとインフルエンザに罹らないと思っている人が多いが、実際には以上のような調査研究データーがあり、多少は予防効果はあるが65才以上では全く効果ないと言える。
この調査では罹ったか罹らなかったかの調査なので重症度の程度は分からない。ワクチン打つとインフルエンザにかかっても軽く済むとも言われているのでワクチン無効と断定することは出来ない。
今後はもっと有効性の高いワクチンの開発とその後の効果についてきめこまかな研究を重ねてもらいたいと願っている。





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Last updated  2021.10.25 15:25:59
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