今が生死

今が生死

2023.11.19
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カテゴリ: 世界平和

今イスラエル軍のパレスチナ自治区のハマスへの報復攻撃で沢山の犠牲者がでている。またウクライナではロシア侵攻による戦闘が1年以上にわたって続いており、犠牲者が出続けている。
池田名誉会長はこの悲惨な戦闘が続いている中でのご入滅でさぞかし無念で心残りだったのではないかと思う。今年1月にはウクライナ戦争の即時停戦とどんなことがあっても核兵器を最初に使用しない条約の締結を提言した。名誉会長は生涯をかけて世界各国の要人と会い、世界平和の基盤建設に努力してきた。
戦争には様々な要因があるが領地問題と宗教の問題が根底にある。今度のガザ地区での戦闘は領地問題が前面に出ているがユダヤ教とイスラム教の戦争でもある。イスラム教は世界各地で戦乱を起こしており、その過激派はテロを繰り返して多くの犠牲者を出している。イスラムに対する警戒心や反発心は強いものがあったが、名誉会長は2009年にイスラム国であるインドネシアのワヒド元大統領と対談を行った。それをまとめたものが「平和の哲学 寛容の智慧」(イスラムと仏教の語らい)である。それを読んで私は大変感銘を受けた。
「平和こそ宗教の使命」がテーマだったがイスラムも仏教も平和を求めており、イスラムに対する偏見を取り除くことができて、イスラム教徒であるワヒド氏に共感を覚え、宗教間でお互いを理解しあうことが重要だなと感じた。
名誉会長は世界各国の指導者や文化人と対談して、平和を訴え続けてきた。今回永眠なされたがその志を継いで世界の若者たちは世界平和構築に情熱を注ぎ、邁進してもらいたいと願う。





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Last updated  2023.11.19 11:36:00
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