昨日の新聞に東北大学加齢医学研究所の瀧靖之先生が
子どもの能力を効率的に伸ばすには脳の発達の順番に合わせて習いごとをしていくのが良いと述べていた。
視覚や聴覚が発達る0歳児は図鑑や絵本や音楽に触れさせ始めるのに適しており、運動野が発達のピークを迎える3~5歳頃はスポーツや音楽演奏、バレエ等に良い時期ではないかと述べていた。語学の獲得は早ければ早い方がよいとは必ずしも言えず10歳頃までに始めるのが効率的という報告があるとのことだった。
将来の可能性を広げていくのに欠かせないのは「知的好奇心」
知的好奇心とは、「これはなんだろう?」「どうなっているの?」「どうしてこうなるの?」と自ら興味を持ち、それについて「深く知りたい!」と主体的に探索したり、没頭したりできる力で、もっと簡単にいえば、 ものごとに興味を持って、ワクワクする気持ちを味わわせてやることで、わくわくした気持ちが記憶と密接に結びついて忘れられないこととなるとのことだ。
伸びる子に育てるには早くから子供の好奇心を育て上げることが重要で山野や公園などに行って自然にふれることも重要だと述べていた。好奇心を育て、適齢期に合わせて習いごとや情操感を育て、しなやかでたくましい子供を育ててもらいたいものだと思った。
瀧靖之先生は脳科学の成果を実用化させるために多くの著書を書かれている。その中に「生涯健康脳」という著書がある。今までは脳はいったん成長が終わった後は脳細胞は減少するばかりで抜け殻のようになって生涯を終えていくと信じられていたが、最近の研究で脳内にある海馬という部は高齢になっても神経細胞を増やしていることが分かったとのことである。従ってその気になれば、生涯成長を続ける健康な脳でいられるのだ。その具体的生活法は、 近年の脳科学研究により、脳の活性化を促し、将来的な認知症のリスクを下げる方法が明らかになってきており、その中でも特に有効な
3つの生活習慣 があり、それはすなわち、
「好奇心」「有酸素運動」「コミュニケーション」を心がけること とのことだ。その具体的方法については大体推察できるが詳しい内容については本日早速この本を買って読んでみようと思っている。
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