今が生死

今が生死

2024.02.24
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カテゴリ: 政治
今日土曜版のフロントランナーは自民党派閥の政治資金パーティーの問題を克明に調べて特捜部の捜査のきっかけを作った神戸学院大学教授の上脇博之(かみわきひろし)さん(65歳)だった。上脇さんは大学に入るのに3浪、大学院に入るのに2浪している苦労人で、いわゆる頭の切れる人でなく、業績をコツコツ積み上げて日本の政治を良くするにはどうしたらよいかを常に考えてきた人である。
1994年の政治改革で導入された今の選挙制度では得票数と議席数が比例していない。前回の総選挙で自民党は小選挙区で5割未満、比例区では3割台の得票率で絶対安定多数を確保している。つまり大政党には得票数以上に議席を与え、中小政党には過小な議席数しか与えない最悪の選挙制度になっていると述べている。民意がゆがめられて国会が作られており、権力は簡単に暴走してきた。無所属の人も立候補できる得票数と議席数が比例する完全比例代表制を導入すべきであると述べていた。今の選挙制度では今回の裏金造りつくりみたいな法に違反することが様々な形で行われる可能性がある。いい政治が行われるためには今の選挙制度は改めて完全比例代表制にすべきであると述べていたが、選挙区は中選挙区制なのか大選挙区制なのか具体的な選挙区の大きさには言及していなかった。得票率が議席数に完全に比例するようにするためには大選挙区制にした方がいいように思われるがいずれにしても現在の制度では優秀な選良は選ばれていない。早急に民意が確実に政治に反映される選挙制度を検討してもらいたいと考える。





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Last updated  2024.02.24 23:09:42
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