今が生死

今が生死

2024.03.16
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カテゴリ: 先端技術


本日土曜版のフロントランナーはスキーポンの発明者 キム ジョンミョンさん(55歳)だった。1968年大阪市生まれで父親は韓国人学校の音楽教師で、本人は奈良先端科学技術大学院大学で分子生物学を学んだ。
高温、乾燥状態になると植物のなかで、酢酸が作られることを2008年に発見し、植物には高温、乾燥に強くなるための設計図があり、酢酸がそれを開く鍵ではないかと考えて、様々な植物に酢酸液を投与する実験を夫婦で繰り返し、幅広い作物で効果が確認され2017年英国の科学雑誌に発表し、翌年2018年株式会社を起業して、酢酸液スキーポンの製品化に成功した。
多くの農家や農協で使ってもらい2023年には農水省から約11億円の補助金が頂けるまでの優良企業に成長して発明と会社経営の2刀流で頑張っておられる人だとのことである。
酢酸が倒れそうな植物を元気にすることを発見しトウモロコシやブロッコリーにスキーポンをかけると樹が丈夫になり実が大きく育つことを実証しているので瞬く間に使用者が増えて行った。
他の会社の話だが、スキーポン同様植物を元気にする液体HB101も植物を大きく生育させる。植物を立派に育てるなら頭の毛も育てたり生やしたりできないものかとHB101を源にして研究しHG101を造りだし、かなり効果を上げている会社もある。
植物を生やす液体も頭の毛を生やす液体も素晴らしい研究だと思うが、それを発明した人がそれを売り出して会社経営に生かすことも経済活動としてよいことだと思った。





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Last updated  2024.03.16 18:09:47
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