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特別なわけはありませんが、ブログを引っ越ししました。「fc2ブログおはようございました」で見つかると思います。
2011/12/31
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上京の度、行ってみたいと思うのが、京橋のINAXギャラリーと、厨房道具が豊富なかっぱ橋道具街。大工道具よりも見ていて飽きがこない。ギャラリーでは、建築家の西村伊作「愉快な家」展をやっていて、流行の家ではなく100年前の家なのに非常にセンスが良く、丁寧に、機能的に造られている家々に魅せられた。かっぱ橋は、何度来ても楽しい。なんでだろう?東京スカイツリーが見える。なんだかデザインが今ひとつ。やはり、東京タワーの方がいい。まあ、理由はない。感覚的なもの。
2011/11/05
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今回の目的は、大谷石をもらいに行くことと、JFA(日本サッカー協会)に行くこと。長女は、東京を歩きたいという。金曜日の晩に出て、土曜日に到着すれば、高速料金も安くなるというので、途中、トラックの荷台にシートを敷き、寝袋で仮眠をとった。今度行く時は、早朝スタート夜ゴール、だろうか。片道1000キロ以上、トラックで走るのはきついが、そのまま寝床で熟睡できるのであればそれでいいかも。行きも帰りも、オヤジが口笛を吹いて娘が歌う時間が多かった。ヒトは、多くの経験の中で思い出を残すが、彼女も今回のしんどい移動時間を記憶するだろうか?写真は、起床間もない時の一枚
2011/11/04
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8月に工事を終えた家に薪ストーブを設置。専門業者という輩に頼むと、それだけで50万円の支払いが発生するらしい。「知らない」というのは、時によっては恐ろし的結果が待っている。薪ストーブの金額というのは、高いのから安いのまで様々。我が家の薪ストーブは、アメリカ製で10万円くらいだけど、日本で買えば30万円する。煙突もしかり。そうすっと、国内で買えば60万円。設置費用を加えると100万円を越す。けっこうバカバカしい話。今回は、国産のストーブで、それでも本体、煙突で30万円くらいかかった。設置費用は、お昼のご飯をご馳走になったので、それでOK。薪ストーブは、臭いも無く、ほんのり家の中が暖まるので、おすすめです。家の中で火を見ながら暮らすのは、理屈ぬきでいいもんです。
2011/10/22
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5月から八代に住み始めた若夫婦の家。築80年の家を、年間3万円で借り、自由に手を入れている。メシは、かまどで炊き、風呂は五右衛門風呂。奥さんは12月に自宅で出産予定。今回は、三和土(たたき)を作るというので、ただの手伝い。なにせ、こちらにも経験が無い。左官屋に聞いてもわからず、近所のジジイの情報でまさ土と消石灰、少々のセメントと水を混ぜて敷いていった。混ぜるのは、親方からもらったコンクリートミキサー。30年以上前の製品だけど、構造は単純で頑丈。ありがたや。「手に入るもので家を造る」。こういうやり方は、ストレスも溜まらず、何でも許せてしまうから不思議。自分が求めていたものがある。久しぶりに、人から頼られていることを感じる。明日もやります。
2011/10/20
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ガキの頃、秋になると山に行ってあけびを夢中で採り、食ってた。それほど美味しいものでもなく、食べやすいものでもないのに、必死で採っていた。その食材が今では自宅で調達できる。そんなにワシワシ食べないけど、山鳥に先を越されると、なんとなく悔しくなるから不思議。昨日は、大潮だとわかり、急きょ一人で岩場へ出向き、松葉貝、カラス貝を採って帰宅。湯がいてそのダシに、みりんと醤油を入れて炊き込みご飯に。けっこううまい。でも、やはり網で焼いて醤油を垂らして食うのが一番。半年前、妻に黙って購入した、GPS付き魚群探知機を開封。旬の魚を釣るのは、いつのことやら。自分で食材を全部調達できれば、言うことないんだけどね。
2011/09/27
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新築工事が終わり、引越しも済んだというので、頼まれていたテーブルを組みに行く。家具の材料は、ナラ、クリ、サクラ、ケヤキなどが好んで使われるけど、今回は並材のヒノキを使った。サイズ的にはやや小さめだけど、引き出しも作った。使い勝手はいいはず。家具工房にテーブルを頼むと、30万円とか40万円とかするけど、まあ、適正価格だと思う。材料の管理から加工などを考えると、けっこう家具作家というのもたいへんな仕事。作ってみると、大工とは異なる作業だというのがよくわかる。まあ、なんでも自分でやってみると、その職業のヒトのたいへんさがわかるもんだ。
2011/09/16
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波が高く、出航無理となって、長女との釣りは延期。この前は波が高い中、岩牡蠣で手を切り、流血しながら「まだ潜りたい」と言った長女。やはり、海女になるべき。海の幸をいただく時は、やはり炭で焼かねば。肉も魚も兼用の道具だけど、肉も魚も「チンっ」というレンジの音よりは、煙に涙し、うちわで扇いだ方が、いただく時の精神面も異なる。次回出航は、国体終了後の10月上旬。野菜も魚も肉も、自分で調達できて、自分でさばいて、自分で料理するのが一番。朝めしは、バタバタの中での作業なので、日中に向けての「詰め込み作業」だけど、晩飯は違う。姉妹で海女にならねえかな。船買うのに。
2011/09/09
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海江田は、もう少しまともなヤツかと思っていたけど、ただのぼんぼん鳩山、角栄の亡霊小沢に支持されるようでは金玉付いてんのかどうか。この二人が民主党のネックになっていることは間違いない。ついでに、ヤワラちゃんにも政界を去って欲しい。能力無し。野田内閣の今後は、鳩山、管のバカタレどもの修正にたいへんで、どうなるかはわかんないけど、原発計画の新規事業について「建設は困難」と発言したことは、素晴らしい判断だと思う。この素晴らしい景観と環境の瀬戸内海に、原発はいらない。このクソ暑い夏を乗り切った現実と、今後の自然エネルギー政策を考えれば原発不要は明らか。雇用の問題?電力会社の社員を、全員百姓にしろ。正にエコな生活。今までこいつらが提案してきたIHヒーターも、電気温水器も、クーラーも要らない。鳩山のボケ。弟子にしたらまともになるのになあ。
2011/09/02
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と、畳屋さんから言われた。やらない。新築に限っては、今の消費者の感覚と、自分の感覚のズレが大きすぎて。今回の施主さんは、まあおおらかというか、なんというか。木が少し動いたり、割れたりすることを当然のように考えて、それでも「やっぱり木の家がいい」と言ってくれる。そして「足りない分は言ってください」。こういう施主は初めて。予算は無いけど要望が多いのが普通な世の中。今回の施主は、肉体労働者なので、こういうコメントがでるのだろうか。そういう施主に対しては、それぞれの職人が「それじゃあ」と言って120%の力を出す。家を建てるというのは、本来、そいういうもの。ハウスメーカーの論理は別として、人の手によって作業が進められるということは、それだけ時間も労力もかかる。ユニクロにケンカ売っても買ってもらえないけれど、利益だけをもとめるのであればそれでいい。しかし、今の日本の製造業を追い込み、自分達の首を絞めているのは、自分達の仕事のプライドを捨てた以外、原因は無い。
2011/08/10
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学校のクラブ活動の中で、全校生徒が迷惑こうむるのが高校野球。みんなが「なんで?」と思いながらも何十年と変わらない風習が続いている。山口県の場合、夏休み前から予選が始まった。次女の高校は、予想通り1回戦負けで、「ヤレヤレ」これが、優勝なんかすれば、夏休みはなくなり、思い出は出来るけど、なんで野球だけなんだろう?知り合いの野球部の監督に聞くと、ユニフォームの上に着るジャンパーの色やマークの個数まで指定があるそうで、サッカー界からすれば信じられない世界だそうだ。まあ、サッカーは、アマもプロも関係なく闘える、天皇杯というのがある。でも、野球の監督って、資格はいらないし、それでも世界一になってるんだもんね。ある意味凄い。そのうち、高校野球は、東京ドームでやるのかも。
2011/07/29
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我が家に1枚の葉書。山口きらら博というのがあってその会場で書いた葉書。小学3年の娘の字や絵が懐かしい。その内容たるや「世界中のヒトビトと交流したい」。まだ、カナダに連れて行っていない状態で、そういうことに興味を持っていたんだろうか。オヤジの小学3年といえば、担任の女性教諭の「勉強の出来る子が良い子」という考えに辟易し、授業中に脱走し、校長(こやつも怪しい)の前で泣かれ、かなり怒られた記憶しかない。きらら博のあと、「国民文化祭」というのがあって、オヤジも10年後の自分に手紙を書いた「新しい女が出来て、豪遊三昧」などと書いたような・・・世の中そんなに甘くない。
2011/07/27
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玄関土間の仕上げについて施主さんに希望を聞くと「普通はどうなんですか?」と聞かれ、答えに困った。「普通の仕上げ」は、多くの住宅で見られるのがそうだとしたら、「普通」はちょっとおかしい。住宅地を造成して、メーカーの旗がなびいて、そこに建つ、建つであろう家々はやはり「普通」ではなく、違和感を感じる。家の入り口に、ブロックを積んでレンガをいくつかくっつけたり、枕木突っ込んだり、お決まりのように木を植えるのは普通なんだろうか。緑が無いというので、これまたお決まりのように「龍のひげ」を植えるのもそう。「普通」=「流行り」だとすれば、それはちょっとどうなんだろう。築50年くらいの木造住宅は、何の変哲もないようだけど、見ていて飽きないし落ち着く。施主さんがやれば、いちばんいいんだけど。お金掛からないし。
2011/07/23
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大阪のオバちゃんの関西弁には全く抵抗ないんだけど、若い女の子の関西弁は、なんとなく「聞きたくない」。カナダで、初めて買った中古のトラックでカナディアンロッキーに行ったとき、湖を眺めていると、背後から関西弁が。この経験が起点になっている。やはり、関西弁は、カナではなく、中国、韓国、中南米で聞くと抵抗感ない。たぶん。長女に続き、次女も英語を身につけたいと、そっち方面の大学を目指すらしいが、関西圏。まあ、世界中で英語を話せない民族がどんどん減り、特に日本は遅れている。英語の先公が話せないこと自体、おかしいんだけど。英語を話せるようになるのはいいだろうけど、こてこて関西弁は、ちょっとな。まあ、慣れなんだろうけど。長女と行くオープンキャンパスは、田舎者にとって楽しいだろう。彼女達の大都会は、今のところ広島だからなあ。
2011/07/22
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日本国内の過疎地最先端を行く、鳥取、島根そして山口。山口県知事のすだれハゲ、二井知事は「国がいいと言ったら良いし、いけないと言ったらいけない」という、こいつ金玉ついてんのかと思う原発に関するコメントを出した。メールしても返事こなし。当たり前か。海江田のクソやろうも、なにが「安全宣言」だ。それに噛み付く鳥取県知事は、まともな感覚の持ち主。冬に晴れの少ない山陰地方だけど、けっこう凄いことやってる。山口県は、何歩も後ろを歩いている状態。ほんと、国任せだから。「安全」というのであれば、政令都市の海沿いに作ればいい。それで生活が不便になるのは、全く問題ない。今でもけっこう不便だし。
2011/06/29
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来年、カナダに渡る長女。大学に行く前の英語コースに2年間学ぶ。その後は本人の意志でどこかの大学に行くらしい。カナダ国籍を持つ彼女だけど、22歳までにカナダ国籍を選んだら、日本国籍も取れるらしい。ところが、日本国籍を選んだ場合は、カナダ国籍は失うというではないか。大陸の考えと島国の考えか。長女がどちらの国籍を選んでも、オヤジには全く関係ないことで、カナディアンになりたければそれでいいし、来年からの2年間で考えればいい。日本人のヤロウは、インディアンそっくり(オレ)でもてないけど、日本人女性はもてるので、カナディアンの彼氏ができるかも。オヤジは、カナダに住む用事はなくなり、瀬戸内海で小魚を釣るほうが幸せを感じる。まあ、国籍は、好きにするがいい。テメエの人生だもんね。
2011/06/23
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東日本大震災から3ヶ月が過ぎ、未だ「あーだこーだ」の情報が流れている。山口のワシらは、何事もなく暮らしているが、被災地の方々は、ストレスだらけの毎日だろう。被災地の復興など、前向きな話題はともかく、福島原発への被害に対し、政府は「直ちに影響は無い」とコメントしてきた。それが大ウソだったことは、これまで日々の報道で明らかなのに、管 直人はじめ、東京電力もだれも「すみませんでした」と謝らない。クレーンの運転手がマスクはずしてタバコ吸ってたとか報道しているけど、それよりなにより、原発の状況を隠していたとしか思えないコメントは、どう責任とるのか。直ちに影響は無い。そう言ったあとで、これだけ毎日問題が浮上している。管 直人、東京電力の責任は免れないが、マスコミは、それ以上に責任があるだろう。何も取材していないで、政府の言う事を流しているだけに過ぎない。枝野、お前が現場に行って来い。
2011/06/16
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これを使うようになった。老眼鏡。加工場での墨付け刻みは、寸目のさしがねを使うけど、そのときに老眼鏡は必要なし。造作になると、センチのさしがねを使い、この時にはちょっと見にくいのだ。まあ、仕方ねえな。この老眼鏡は、兄が使っていて、便利そうなので買った。不要な時は首にぶらさげる。どこで外れるのかと言えば、両サイドのレンズの真ん中。鼻の中心部のところがマグネットになっているのだ。なかなかの商品。腰が痛い、肩が痛い、目が悪い。そういう年齢だってことか。
2011/06/12
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約10年ぶりの外壁板張り。自然乾燥させた300枚以上の板を、一枚ずつ張る。今は杉の赤味が見えるけど、そのうち黒くなる。10年後の外観が予想できる。上関原発建設計画に、周南市議会が反対一致で県に申し入れたと自慢していたが、今回の事故がなければどうだったか。30年間、反対の「は」の字も聞かなかったのに。日本人は、何か前例がないと判断できない人種なのか。建築の世界でも、震災の影響で、現場の仕事が進まないという話を、金物屋から聞いた。なんのことなはい、全て工業製品だ。それを使っている家は、CMでエコだの健康住宅だの、自然素材だの言っているから、これほど馬鹿げた話はない。原発は人間の手に負えないけど、今、当たり前のように建てられているほとんどの住宅は、原発同様、手に負えない。クソゴミの家でしかない。木と土は国内どこでもあるのに、資材が足りないと叫び、花粉症に悩む日本人は、まともではなかろう。電化住宅がエコで、安全で、エコポイントがああだこうだという。車もエコ減税で新車に群がった。オール電化住宅に住むヒトビトは、原発賛成なのだろう。損得だけでしか生活を考えていない証拠だろう。この国、住むヒトビトも、手に負えなくなっているのかも。
2011/06/06
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家の敷地は草ボーボー状態になりつつある。現場が始まると、なかなかほかの事ができないというか、そういう心境ではない。緑の多い中、花壇の一角にワイルドストロベリーがめちゃくちゃ実をつけている。「ナントカベリー」と名が付くものは、怪しい通販番組に出てきそうだけど、まあ、美味しいといえばおいしく、どうでもいいといえばどうでもいい味。自分で米や野菜を作っていれば、それこそ食料のありがたみがわかるだろうけど、ちょっとした食えるモノが家の周辺にあるのもこれまたありがたや。手が不器用なので、こういうナントカベリーよりは、柿、ビワといった「大きいもの」の方がよろしいが、やはり海の幸の方がいい。家族が食うだけの魚介類を調達する喜びは、山の生活よりも「上」かも。この夏は、長女を素潜り要員として召集し、岩場に行けそう。
2011/06/05
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カナダでお世話になった夫婦から、手紙と写真が届いた。長女が来年カナダに行くことを手紙で知らせ、ちょっとしたプレゼントとして、日本手ぬぐい、ハンカチ、庭の写真集を送った。レイモンドじじいは、ハチマキして使い方勘違いしてるな。キャロルばばあは、体が巨大化してじじいを追い抜いたか。ふたりのすぐ後ろはシュウスワップ湖のビーチ。そして、ピザのうまいバーもあるのだ。今度はゆっくり、カヌーに乗って釣りしたいね。
2011/05/24
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というわけではないけど、現場の棟木下に、ツバメが巣をかけはじめた。この家が、高気密高断熱の家ではないことを知っての事なのか、施主さんが「それは縁起がいいから、巣立つまでそのままに」と言う事を知っていたのか。ここ数日、大工と関係ない雑務や、通訳などでなかなかハードな日々を送っている。その間、現場の杉の柱は、ピシピシ音を出して割れも生じている。柱に背割りを入れるといいというけれど、どうしても柱が広がって、鴨居なんかは引渡しの時に隙間が出来るので、特に杉の場合はそのまま。かと言って、山口県が補助金を出すというシステムの木材は、人工乾燥材なので使いたくない。あれは、サウナに何時間も閉じ込められて、脱水症状の体のようなもの。刻んでみると、とても木とは思えないほどスカスカなのだ。あれで県産材がああだこうだと言わないで欲しい。木が動いたり割れが入るのが許せない施主は、コンクリートかプラスティックの家に住めばいい。ツバメの巣って、蜂の巣同様、いい仕事しています。
2011/05/18
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名古屋市議会議員の年報酬が800万円。これで今までの半額になったというから恐ろしい。活躍しているJリーガーより安定しているではないか。先日、地元の選挙で市議補選やったけど、やらずにもっと議員減らせ。「市民のみなさんのために」というのは、選挙のときだけ叫ぶだけで、日頃の活動はただの税金泥棒。地域のためにやってる奴らは、金に関係なく汗を流している。市長選で、駅前整備を訴えていたヅラの現職が負けた。地元商店街は、駅前整備で客足が戻ってくるかもしれないと期待していたらしい。まったくめでたいヤロウたちだ。自分達が努力しないで商店街が滅びたことに、まだ気付いていないのか。ったく。県議選で当選した議員の秘書は「もっと建設業のかたは、声を大にして仕事が増えるよう、自治体にアピールすべき」とかほざいてた。こいつら、世の中がわかっていないというか、そんなこと言う暇あったら自分で仕事探せボケなんでもヒトのせいにするヤツほど、今の政治家とだぶって見える。「無駄な予算を削減っ」と叫んでるやつらの報酬を削減するのが先決。ほんとうに無駄な税金を議員に使ってる。
2011/04/27
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JFA(日本サッカー協会)の研修で上京。学生時代、放浪者のように過ごした御茶ノ水。協会、ホテルから近かったので散歩がてら朝歩いた。遠目には何も変わっていないけど、センスの良い絵本屋、古い建物は消え、居酒屋、チェーン店が増えている。余震も嫌だったけど、日頃人口的な臭いのない生活なので、電車の中、街の臭いでちょっとヘナヘナ状態。住めば慣れるんだろうけど。7月にもまた上京するけど、山口県って、東京から遠い。飛行機で行かないと時間に間に合わないかも。その時、余震がおさまっていればいいけど。
2011/04/14
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不在者投票に行きました。ここは、周南市区というところで、定数5に7人が立候補。これだけ広域行政になって、正直、県議会議員は不要だと思っているので、「県議会議員こそ不要」と書いて投票しました。こいつらは、選挙の時にしか出てこないゴミのような輩で、犬は吠えまくり、いい迷惑。言ってる事が抽象的で、ガキでも言える内容。もううんざり。県議会議員制度を廃止して、各市議会からの代表が県会で言えばいいだけのはなし。こいつらの収入は、ちょっと許せないほど高い。言ってる事が本当にうわべだけだと思う。何も実現していない。「週末は、山間部の田舎者の飲み会に送迎バスを出します。有料ですが」こういう発言があれば間違いなく応援する。
2011/04/07
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アマゾン川やユーコン川、アラスカなどの様々な川を単独下降したり、自転車でアメリカ大陸横断など様々な経験を持つシーカヤッカーの青年(私から見れば)と酒盛り。彼は、上関原発反対活動を続けながら、冒険学校などを主宰しているんだけど、そのエネルギーたるや素晴らしい。熊よけの犬を飼いながら、不況の影響で北極海行きを断念したオヤジ(私)からすれば、すごい存在。「お客さんを呼ぶのはいいけど、先に寝ないでよね」と妻からいつもの苦言。いつも、お客さんをほったらかして寝てしまう。すまぬすまぬ。夏は、どぶろく大工と彼と、ちょっと酔いたいですな。たぶん、また先に寝ます。
2011/04/05
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今から新築の上棟をやる立場としては、複雑な思いだけど、これからの日本に、新築工事は極力やめた方がいい。今回の東北関東大震災直後、設備屋、材木屋、建材屋からすぐ電話があり「この材料は入らない」と。こちらはひとり親方の大工なので、個人的には支障ないけど、工業製品やベニヤ類、合板類は全く手に入らないらしく、大手メーカーはたいへんらしい。ということは、メーカーではない立場からすれば、今のシステムが回復しないほうが「本当に環境にやさしい」という理屈になる。石膏ボードに壁紙の家を廃棄した場合、ボードの処理過程で硫化水素を発生する問題が起きている。世界の人口が増える中で、日本はその反対の現象。だったら、ゴミの家を造らず、古い家を手直しして住む方が、賢明だろう。薪ストーブが無いのに、煙突を模した家に住んでいるヒトビトは、恥ずかしくないんだろうか。CMがいかにウソを言っているか、そろそろ気付く時期。わかってる人は、やってるけどね。
2011/03/30
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ヒマな長女に左官仕事を命令。住んで10年になる我が家。風呂の浴槽周囲は、ケヤキの板を差し込んでいたけど、やはり日々の水攻めで朽ちてきた。かといって、ボロボロ状態ではなく、使えばあと10年以上は耐えてくれた。今週末、来客があるので、思い切ってやりかえることに。どんな過酷な環境でも、生物は生き生きと活動しているようで、クモやムカデが生活していた。新建材の家ではそうもいくまい。長女にモルタルを練らせて、自由に塗らし、小さいタイルを埋め込んだ。家というのは、10年ごとに手直しが必要なのかも?と実感した。ユニットバスって、つまんねえ。
2011/03/25
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20回目の結婚記念日と、長女の国立大学後期試験の不合格が重なった。恩師たちは「おおそうか、まあ、ええ」本人も「一生懸命やったから。悔いは無い」すでに将来への計画があるようで、今後はオヤジの実家(といっても無人)に住みながら軍資金を貯めて、自分が生まれたカナダの大学に行く。しかも、オヤジが流れ着いた村というか雇ってもらったログハウスの会社がある小さな町の大学。25歳でカナダに渡り、その25年後に今度は娘がカナダへ。自分が行った時と、状況は全く異なり、オヤジは荒野の素浪人で不法労働も数回。娘はカナダで生まれてどこで働こうがおとがめなし。それでも、いざ行くとなると、ホームステイしながら行くのか、アパートを借りるのか、情報収集が必要なので、この夏あたりに事前調査に行くことになりそう。フランスに留学した兄からは「ストックホルムの友達にも頼めるぞ」となんともうらやましい言葉。娘よりも、オヤジの方が楽しみ。いくぞーっ
2011/03/22
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福島県知事が、原発事故に対して、住民が怒りと素早い対応を求めている旨のコメントを発表していた。それに対して、全国の自治体や自衛隊が派遣されている。それは当たり前のことだ。中国電力が上関に原発建設計画をし、賛成地区に補償という名の現金をばら撒いて、建設反対の親族の中も切り刻んでいる。金はあれば有難いが、その金で人間関係が崩れているのも事実。原発推進、反対の対立は30年にも及び、これを持ち込んできたのは国会議員。こいつが死んだかどうかは知らないが、あまりにも罪は重い。福島原発の住民達は、原発が出来る時に反対運動はなかったのだろうか?賛成して金を受け取り、今回の震災で被災者になったヒトビトはどう思っているのだろうか?上関原発が出来て、今回のようなことが起きれば、ここも風次第で影響を受けることは確実。原発事故への不満会見はそれとして、それを受け入れたことに対してのコメントが必要。「原発は安全だからって言われたので」とでも言うものなら、「このバカが」と言うしかない。政府の発表を信じるほど、住民はバカじゃない。二井関成山口県知事よ。そろそろ目を覚ませ。官僚出身では無理か。
2011/03/16
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すだれハゲの二井知事が、中国電力に対し。上関原発建設計画を、当面の間中止するよう要請し、中国電力はそれを「重く受け止める」だと。地元のラジオ局のアナウンサーには、実名で「当面とはいつまでで、作るか辞めるか、なんで取材しないのか」とメールを送った。彼が本物のジャーナリストであれば、県知事を追及するだろうが、それはマスコミであるから無理であろう。組織を辞めて活動しない限り、会社のスポンサーでもあるわけで、核心部には入れない。本多勝一が来ねえかなあ。この二井知事と中国電力のやりとりは、ばかばかしいというか「お前、今動いたらたいへんだから、静かにしとけよ」「お代官様、それはもう、重々承知で。少ない金額ですが、これはほんの気持ちで」「そうかそうか」とバカ話しは続く。今回の事故で、ドイツ他各国は原発廃止に向けてコメントを出したのに、山口県と中電は「今は静かにしたほうがいい」という考え。「住み良さ日本一」を目指すと言っているが、まあ、呆れますわな。地元のマスコミよ、もう少しまともな取材せんかい。
2011/03/15
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福島原発事故は、天災かもしれないが、人災だろうよ。それを受け入れた自治体、住民の責任でもあるが、周辺住民は大迷惑だろう。明日から西日本は天気が悪くなり、東の風となる。茨城の兄に電話して、自分の刻んだ家の倒壊が無いことに安堵し、風向きのはなしをした。そんな心配をよそに、近所では余震の中、新築の上棟があったりするようで、おそらく下請けであろう、現場の厳しさを知ることになる。町の復興は、何年か掛ければ、神戸のように復活するかも知れないが、原発の問題は、別次元のはなし。放射能が漏れれば、何十年とかのレベルではなく、何百年レベルのはなしだろう。中国電力が計画する、上関原発の建設中止を願い、それを推進してきた社員のクソヤロウと再会したときは、ローからハイキックで沈めてやりたいもんだ。この「バカがっ」とも言ってやりたい。それほど、腹立たしい。
2011/03/13
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と、原発大好き中国電力は、恥も外聞も無くCMでコメントを垂れ流しているが、中国電力の社員の何人が「スナメリ」を知ってるんだろうか?捕鯨に反対するアホな白人と同様、中国電力の社員たちも現実がわかっていない。こいつらの理論は、イルカや鯨は頭がいい。なんのことはない、学歴社会そのもの。牛や豚の立場は無いのだから。スナメリは、ボートを浮かべて釣りをしていると、時々やって来る。そういうときは「よしよし」ではなく「やれやれ」というのが正直な気持ち。こいつらがボートの近くにいると、魚が逃げてしまい、釣果はさっぱりなのだ。それでも、どこかに移動するまで彼らの泳ぐ姿を見ているのは飽きないから不思議だ。海の問題と同様、山の獣の問題もバカらしい。イノシシの繁殖率は爆発的に凄いのに、役人のアホウどもは「どのように対策を練ればいいか、ぜひご意見を」などと本当に蹴ってやろうかと思うようなことしか言わない。獲って捌いて売るか、食えば済む問題なのに。捕鯨は再開しろ。
2011/03/09
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マスコミがガタガタ騒いでいる問題は、昔からあったはなし。高校の期末テストで、カンニングペーパー(カンペ)を見ていた隣りのヤツが見つかって、停学処分。野球部だったこいつは今、会社の社長。私も、授業中、カンニングではないが、マグネット将棋やオセロをやっていて先公に見つかり、教室から追放された。その後「もう2度としませんから」と和解し、その後もやってたな。今回の事件で、捕まった男の子がカンペを使っていたら、逮捕とかになったのだろうか?不合格にして、それで終わりだったのかも。小中と、勉強が出来るガキだけをひいきする先公にうんざり状態で、高校の時にはそういう先公には、今で言う出会い系(違うか?)というか、彼女(彼氏)のいない人が申し込む情報誌の申し込み葉書を、先公の名前と住所を書き込んで投函してた。そいつは、偶然にも京大出身だった。関係ないけどね。やったことは悪い。でもね、っていう話しじゃねえの?
2011/03/04
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受験生の長女が、高校を卒業。国立大学一発勝負の彼女は、後期日程を前提に考えているみたいで、生活が落ち着くまでにはまだまだ時間が掛かる。自分のやりたい剣道を優先に高校を選び、大学も「強いて言えば」程度で学部を選んだ。自分が高校を選んだ時は「合格できる高校」だったし、バイトやパチンコに明け暮れた学生時代は、自分の人生がどうなっていくのか全くわかんなかったし、目標なんて無かった。大学に受かろうが落ちようが、やることが決まっているらしく、親としてもなんとも思っていない。大学受験まで、しっかりつきあってくれた先生達や、お守りを作ってくれた友達が多くいるというのは、今後の人生の宝になるだろう。カナダで生まれたので、ジャパニーズカナディアンの長女。カナダの大学にも、行こうと思えば行ける。しかも、授業料は無料。最近、英語とハングル語?を勉強しているけど、大学に落ちても、可能性は無限にあるな。卒業おめでとう。あとは、テメエで決めろ。
2011/03/02
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と、娘らから言われたのが「上関原発反対」の現場。原発建設予定地に、反対派の団結小屋を建てたのが何年前だろうか。毎日楽しかった。現場の沖合いわずか4キロに、反対しているヒトビトの住む祝島がある。底引き網ではなく、一本釣りで生計を立てているところが素晴らしい。山口国体参加選手の問題で、あーだこーだと言っている、すだれハゲの二井知事は、歴史に残るバカヤロウ知事。前任の平井もダメだったが、こいつはもっとたちが悪い。東大の恥さらしだろう。中国電力に抗議している島の住民やカヤッカーたちは、なかなか骨のあるやつらが多く、出来ればすぐにでも駆けつけたいのだけど、娘らは「おとうが行くと、相手をボコボコにして逮捕されるから行かないで」と力説。この国の、どうしようもない警察に、逮捕されることは、なんてことない。カナダで逮捕されそうになったときはちょっとたいへんだたけど。原発交付金で、地域が活性化すると、町議会は言っているが、人口はどんどん減っている。幸せは、金で買えないことを何でわかんないんだろう。
2011/02/24
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この不況の最中、新築依頼が来ること自体、奇跡のような感じ。そんな中、大工工事だけやってくれないだろうかという依頼。元請けの会社は、名前を聞いただけで、どう考えても木造工事、造り手の思いなど全く「知らん」という感じの会社だったので、お断りした。自分が元請けでやるより、利益は大きいはずなんだけど、こういう話は「やる気」が湧いてこない。今の時代、ハウスメーカーや工務店の下請けに入ってやってる大工たちは、どういう思いでやってるんだろうか?親方に雇ってもらって、下請けの仕事はしたことがない。工期が決められて、現場の事をわかっていない元請けから「あーだこーだ」と言われるのは、けっこうつらいだろうし、やる気も失せるだろう。それで食っている大工たちを非難する気は無い。自分の気持ちの問題。妻に話すと「いいんじゃないの」のひと言。オヤジよりもはるかに肝がすわっている。やはり、施主とあれこれ話し、各業者ともあれこれ打ち合わせしながら造る家じゃないと。というか、「一生元請け」というのが、サッシ屋の友人との共通スローガン。お金のことを優先に考える仕事は、ただの「労働」になってしまう。企業はそうなんだろうけどね。
2011/02/23
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今刻んでいる新築ではなく、新築の相談を受けていた人に、既存の木造の離れを改築して、住めるようにしたほうがいいと、提案した。何が一番渋いかと言うと、木製建具。50年前に建具屋さんが手掛けた窓は、シンプルでしかもセンスの良さを感じる。住人は「冬、寒くて」と畳の下に目張りをしたり、天井裏に断熱材を置いたり、自分であれこれ試しているようだけど、そこは、手を掛ければ緩和される。かと言って、高気密高断熱窒息住宅にしてはいけない。今後、夫婦2人暮らしだというから、尚更、新築は必要ないのだ。母屋は、人力で解いたらけっこう面白い材料がとれるかも。古い家の改築ほど、エネルギーが湧いてくる。寒いの嫌いなんで、そこはなんとかしてあげたい。
2011/02/21
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雪道を、長女を連れて出かけたのは、サッカードイツW杯3位決定戦の副審を務めた廣嶋さんと女子国際副審で活躍されている鮎貝さんの話を聞くためだった。長女は、サッカー経験者ではないけど、世界を舞台に活躍されている人の経験談を聞きたいと参加を申し込んだ。受験生の長女が志望しているのは「スポーツ健康科学」という「よくわかんない」ところだけど、その大学1本勝負で、落ちた場合は、生まれたカナダに渡るという。その前には軍資金を貯めるためのバイト生活が待っているが。講演会の内容は、非常に面白かったようで、今後、こいつが審判員をするかどうかは知ったこっちゃないけど、行った甲斐はあった。何より、私自身のためになった。
2011/02/14
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昨日の積雪は、地元のジジババの分析によると、30年ぶりくらいの大雪らしい。国道は除雪車が出動するけど、ヒトビトが住んでいるのはその周辺なので、自動的に「動けません」となる。行政の考えも、まあこんなもんだろうし、田舎もんは、じっと耐えて自分で解決しようとする。長女と県外に出ていたんだけど(しかもトラックで)、「大雪で車で出られなくなった」と妻からのメール。出かける前日に、冬用タイヤにやりかえ、裏山の倒木を荷台に積んで出たので「これはすぐに帰らねば」と勇んで帰ったものの、高速が途中で通行止め。広島の中心街を、薪を積んだまま走る破目になった。大渋滞もあって、家にもどったのは夜になり、トラックも家の敷地内直前ではまりこんだ。今日は家族で雪かきをし、なんとか車が動ける状態に。それでも明日からの路面凍結が怖い。
2011/02/13
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家の南側は、なだらかな山。よって、冬は陽が当たらない。それは、この土地を開拓する時に受け入れているので「んっとにもう」と言いながら暮らしている。日々の生活に満点などないのだ。犬の散歩するのに、いつものコースをはずれて裏山に入ると、地松(赤松)を筆頭に、朴の木、クヌギなどさまざまな木々が倒れている。山を生業としてきた人たちの生活がいかに厳しいかを垣間見た気分。30年以上育ててきた木々が、二束三文で売れれるのだから、伐ろうにも伐れない現実がある。1馬力でやって「どうすんの?」と言われるかもしれないが、やる意義はある。尊敬する大工の友人にも薪をおすそ分けできる。いつもいただいている、どぶろくのお返しにもなるし。「晴れの日には、仕事をせずに海に行きたい」と思う自分に、少しだけ喝を入れてくれる要素が出来た。
2011/02/11
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センスのいい家を手掛けてきた友人の設計士が、事務所を畳む旨を聞いた。彼と知り合ったのは8年前、宇部の現場にわざわざ足を運んでくれた。何がさみしいかと言えば、ひとり親方で頑張っている友人知人が、暖簾を下ろすということ。生きる世界は違うけど、カナダでログハウスの会社を経営してるヤツ、家具作家を辞めて北海道で木を植えてるヤツ、仕事を選べずそれでも大工を続けているヤツなどひとりで頑張ってしぶとく生きている仲間がいる。辞める原因は、「仕事が無いから」ではなくその反対で体調を崩してとのこと。いつもわからないことは電話して教えてもらい、本当に助かっていただけに残念。また、落ち着いたら、飲みましょう。
2011/02/09
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今刻んでいる家の上棟を、3月末に考えていたら、施主さんの都合が悪いということで、4月初旬にしようかと思ったら、おばあちゃんが上棟日を下旬にして欲しいと。日程を「はやくはやく」というのは困りのもだけど「おそくおそく」というのは全く問題ない。おばあちゃんは「棟梁さんに失礼が無いように」とあれこれ考えてくれているみたい。その中で、今回施主さんが気にしているのが餅まき。ぜひともやりたいというし、こっちとしても「ぜひとも」やって欲しいイベント。最近は、この餅まきをしないのが当たり前のようになってきているけど、これをやるかやらないかの差は大きい。餅まきは、知らないもの同士が集まり、「餅を拾う」という同じ目的のためにやって来る。集まる年齢は、それこそ、クソガキからオッサンオバサンまでさまざま。要は、このイベントがご近所への挨拶がわりとなり、地域とのつながりとなる。上棟祝のやり方は、それこそ地域で異なる。カナダでは、棟木の継ぎ手に1ドル硬貨を隠しシャンパンを割って祝った。こっちでは、大根、昆布、白菜、コメ、鯛のおかしら付きなど山海の食材を神に捧げて祝詞を読む。おばあちゃんの年代は、継ぎ手や材の使う方向など厳しいチェックをするはずで、こちらとしてもお会いするのが楽しみ。晴れますよう。
2011/02/05
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無垢の板を使うのは何年ぶりだろう。センター試験を終えた長女を手下に、外壁となる杉板約300枚を乾かすため加工業者の現場に行った。「どれくらい置いて削るの?」と長女。「3ヵ月半くらいか」と言うと「そんなに乾かすの?」だと。出来ればもっと乾かしたいくらい。長女は材料の杉を匂ったり睨んだり、まあ、社会勉強になったようだ。木で家を造って、構造材が隠れない真壁で、外壁が板、もしくは漆喰だったら、文句なしに「エコポイント」もらえるはずなんだけど、現実はその真反対。日本人がエコを叫んで、これだけメーカーがガンガン建てているのに反して、外国諸国は日本のメーカーの家を必要としていない。大嫌いな中国はどうだか知らないけど。イタリアや北欧の街並みは、数百年前のままの景色があるからこそ、日本人も憧れ、2×4住宅もそうなんだろうけど、現地と日本の「それ」は天と地ほどの差がある。利便性というウィルスにやられたのだろうか。「快適」と思っている人たちは「快楽」を求めているに過ぎない。無塗装の杉板、いいのに。
2011/02/04
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「サイトウさんは、ハウスメーカーに恨みでもあるんですか」と聞かれた。彼はサッカーの審判の若手であり、けっこう行動を共にしている。恨みがないと言えばウソになるが、一番アタマにくるのは、「環境にいいことをしている」かの如くウソを垂れ流していることだろうか。使っている材料が、いかに自然界の対極にあるか、そういうことは何も言わない。ボードに壁紙というのは、最悪の材料。外壁のサイディングも産業廃棄物。街並みとか緑がどうこう言っているが、家とは全く関係ないことで、環境破壊している企業が「木を植えています」と声高に言うのと同じ。黙って植えろ。資本の力は恐るべきもので、ブランド、肩書きが大好きな山口県民は、その大多数が、家を建てるのであれば、住宅展示場に行って選ぶものと思っている。こうなった材木屋、工務店の責任も大きいのだけど。メーカーの言葉が、いかにウソをついていたのか。それが証明されるのは、その家を解いた時だろう。生きてねえか。
2011/02/02
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冬は雪景色の生活が当たり前だけど、凍結による様々な問題に対応を迫られる。そんな中、今朝娘達を送っていく途中で妻から電話。ヒソヒソ声で掛けてくる時は、ろくなことはないことを経験済みなので「また車か?」と聞くと「たぶん廃車」。その割りに本人はぴんぴんした声。すぐ保険会社や購入先に電話し、レッカーを依頼。現場に行くと、私の軽自動車は横倒しになり、あちこちがへこんだりガラスが割れたり・・・昨日、4駆で出て戻り、2駆に戻しておいたんだけど、妻は4駆のままとおもって出かけてしまった。エンジンブレーキを掛けた瞬間、車体が流れて縁石を声、ひっくり返ったようだ。自分の仕事がほとんど出来なかったけど、まあ、自損事故でけが人も無く何より。
2011/01/31
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会話が増えるというのは、事実のようだ。長女が蛇口の給水部分をいじくっていたら、ぽっきり折れて、台所の流しは、洗面所で汲んだ水を使う。娘達の弁当箱や食事ごとの洗い物など、妻から家族への伝達事項が増えている。それによって、日頃は翌朝自分で洗っている娘どもも、台所に立つ回数が増え、あれこれ世間話もしているようだ。「ポンと押せば、水もお湯も出る」などと便利な世の中になったことを言っていたのはいつだっただろうか。今の住宅事情はどうなのかしらないけど、我が家はお湯を必要としていないので、どこをどうしても水しか出ない。注文したシンプルな蛇口が来れば、また便利な生活になる。取り付けは自分だけど。水も電気もガスも無く、薪ストーブひとつの小屋でカナダでの生活がスタートした22年前。雪を溶かしてお湯を沸かし、日が暮れるとランプをつけて手紙を書いた。あのときの、だらだらした日々が、今の生活スタイルの基準。ほどほどの不便は必要かもね。
2011/01/30
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「まだそんなことやってんの?」と親方の知人大工から、墨付け作業のことを言われたのがたぶん20年前くらい。すでにハウスメーカーが勢いをつけ始めた頃か。以前にも書いたけど、家一軒を刻む作業は、プレカットというコンピュータ制御での自動加工であれば、半日もあれば十分らしい。こっちは2,3ヶ月を要する。なんで手刻み作業をするのかと言えば、その家ごとで試してみたい組み方もあるし、それ以前にそれが大工のいろはの「い」であり、この作業無しでは家造りは有り得ないからだろう。親方が知人に頼まれ、一度だけ建売り住宅を手掛けたことがあった。それがプレカットで、現場に行って初めてご対面する部材。複雑な想いというか、ジグソーパズルの駒を探すような作業だった。なんともつまらない。家に住むのは施主さんであり、銭を出すのも施主さん。だからと言って施主さんの意見を全て聞くかと言えばそんなことは有り得ない。それは、スーツを着て、いつも笑顔の営業マンのいる工務店。こっちは家を売っているつもりはないもんね。
2011/01/28
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森さんと林さんの人事の話ではない。森というのは、自然が作り出したもので、林は人工的なものが多い。植林して育ったら伐って使って。今、日本で問題なのは、伐られずに倒れたりそのままだったりする林が多すぎるということだろうか。花粉が無い杉や桧を研究しているらしいが、そんなことするんじゃねえ。木を使わない割りに、木材輸入率はかなり高い。中国、ロシアなど出来れば関わりたくない国からの輸入が多いはず。木材だけでなく、その他多くの物をコスト面だけで考えている企業が多いだろうけど、いずれはテメエの首を絞めるだろうよ。最近、中国電力が「上関町の町木を育てています」などと「金さえあればなんでもあり」的なCMを流し始めた。要は「こんないいことやってやってんだから、早く原発建てさせろ」と言っているのと同じ。かなり品の悪いCM。町木育てなくいいから、県内の針葉樹をガンガン伐って社宅でも建てろ。話がそれたけど、山の中はけっこうたいへんな状況だ。来年から、裏山伐るか。地主さんの土地だけど。
2011/01/27
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温暖化を叫ぶマスコミが、ちょっと寒いとまた騒ぐ。沢尻エリカもいい迷惑だろう。違うかっ産業廃棄物で家を建てているハウスメーカーのCMで、気になるのが「シンボルツリー」というヘドが出そうな言葉。建物はゴミだけど、ミドリもあるのよ、というホントに都合のいい売り言葉。そのツリーが成長して、葉っぱが散って雨樋に詰まったら、「どうしてくれるのよ」などと言ってしまうのだろうよ。ほんで、切るのか。 メーカーと同レベルなのが県知事だな。「日本一住みやすい県づくり」と言いながら、県産材を使ったら補助してやるという制度は、人工乾燥材使用の家。手続きがクソ面倒なのはいいとして、その材料は、自然素材ではなく、ロボットだ。汗をかこうとサウナに入ったら、室温が致死温度だったようなもの。何より、柱にシールを貼るなバカがっ。写真は、我が家のお風呂と薪小屋。数日前はこんな状態で、洗面所は1週間水が出ず、太陽熱温水器も、母屋の屋根に載せればいいんだろうけど、家とのバランスが。カナダでの生活ではないけど、水が出なけりゃ、雪を溶かせば水になるのだ。松たかこは、好きだけど。
2011/01/25
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