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最近、なんか中国づいていて、結局2月は劇場まで足を運んで中国映画を2本も見てしまいました。一本めは、ベネチア映画祭のグランプリということで話題の「ラストコーション」。1940年代の上海が舞台の敵対する諜報機関の男女を描いた作品です。トニー・レオン扮する諜報機関のボスとスパイとして送り込まれたタン・ウェイ扮する女性諜報員の、どちらもが、とても魅せる演技で、印象的でした。濃厚なラブシーンで、かなり話題になったとのことですが、まあ、こちらはモザイクもちゃんとかっかっていたし?たぶんに宣伝効果を狙ったんじゃあ・・・、と思ってしました。ワタシテキには、ラストが「ええ、これで終わり…」という感じではありましたが、まあ、実話が元になっているという話もどこかで聞いたし、そうだとしたら、こういう終わり方しかなかったのかもしれません。ネタばれになるので、詳しくは書けませんが、ヒロインがクライマックスでとった行動を、もし私だったら…なんて考えるとまた映画がより楽しめます。さて、もう一編は、「長江哀歌」2007年度キネマ旬報ベストテン外国映画第1位をとった作品です。三峡ダム建設で沈む街を舞台に、それぞれ別れ別れになった家族を探しに来た2人の男女が描かれます。2人の話はそれぞれ別個に進み、それぞれの結末を迎えますが、ダムに沈む街で生きる名もない人の哀切が、丁寧に描かれ、じわっと胸に染みてくる映画でした。厳しい現実の中で、自分の置かれた立場や環境に押しつぶされそうになりながらも、けっして人生を投げ出したりせず、忍耐強く、喜怒哀楽を重ねていく人々。派手さなんて、どこにもない、そうしたたくさんの人々の暮らしこそが、長い長い歴史を作ってきたんだと、改めて気づかされました。まったく異なるふたつの中国映画でしたが、どちらもそれぞれに印象に残る映画でした。どうやら、今年も心惹かれるのは、やはりアジアになんでしょうか・・・
2008.02.27
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昨日、縁あって杉浦圭子さんの講演の司会をする機会をいただきました。はい、杉浦圭子さん、あのNHKの看板アナウンサーのお一人の杉浦さんです。もともと、ド素人な私が、プロ中のプロの講演の司会なんて、あまりに無謀なことで、当然断るべき話だったのですが、実は、私、杉浦さんの20年以上前からの大、大、大ファンでして、「おお~、司会させてもらったら、直接お話できるチャンスがあるかも!」と全くミーハー的動機でお引き受けちゃいました講演の題目は「自分の言葉を見つけて」。意外にも、子どものころからなかなか自己肯定感が持てなかったり、新人時代も落ちこぼれだった杉浦さんが、先輩アナウンサーの「今のあなたのままでいいのよ」という一言から「今の自分を好きになって歩いてみよう!」という気持ちになったのだそう。そうして、マスメディアの中で25年、仕事してきた中で、彼女が学んだこと、大切にしてきたこと、大切にしていきたいことなどを話してくださいました。人の話を、心を寄せてきちんと聞く心を耕し、いただいた言葉を自分の言葉に育てていく自分の言葉というのは、その人の人生に裏打ちされたもので人に伝えるべきもの、語るべきものというのは、自分の心から発する言葉でなくてはならない美しく、笑顔がとっても素敵な彼女が、ただそれだけでなく、どんなに真剣に伝えるということに向き合っているかが伝わる内容でした。広島出身の彼女が、これからもライフワークとして伝えていきたいことは平和だとのことで、講演の中でされた2編の朗読も、とても心に残るものでした。本当に杉浦さん、テレビで見る以上に、外見も内面も素晴らしい方で、大感動だったのです。あんなにキレイで、人気もある売れっ子アナウンサーなのに奢らず、飾らず、きちんと人に寄り添い、そこから伝えるべきものも語るべきものを、きちんと自分の心からの言葉で語れる人なのです。実は、私と学年では一緒になるのですが、まさに同世代の女性の理想像ともいえる人だとつくづく思ってしまいました。はずかしながら、「心を伝える人になりたい」と名刺に入れている私。今一度、心を伝える人になれるよう、がんばらねばと思った一日でした。
2008.02.24
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