あの、ゆるやかな日々

あの、ゆるやかな日々

2006年01月08日
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カテゴリ: 音楽雑記


「McCartney」は1970年4月17日に発売されたポールのソロアルバム。ビートルズの解散騒動で盛り上がっている時だ。

そもそもビートルズの解散とはいつのことなのだろう。最後に発表されたアルバム「Let it be」は1970年5月8日発売。ビートルズとしての最後の記者会見は1970年の4月10日。そして、ポールのソロアルバムが発売されたのが4月17日だ。これらのうちのどれかが解散した日、ということになるのだろうが、ビートルズの4人はアップルを設立した1967年に10年契約を結んでいる。契約上はまだまだ続いていたわけだ。これを解消しようとしてポールが裁判を起こしたが、すべてが解決したのは1977年1月だった。

そして、さらに調べてみると、実は1969年9月20日に解散は決定的なものになっていた。レコード会社との契約で4人が集まった時にジョンがバンドを脱退する、ということを他の3人に初めて話したのがこの時だった。

と、まあゴタゴタ続きの中で発売されたのが、このソロアルバムだ。

評論家などからは、ポールがいい加減に作った遊び半分のアルバムのように言われていたが、売れ行きはよかった。アメリカでは3週連続1位となり、3週間で100万枚を売ったというからすごい。

私が一番気に入っているのはポールの息遣いが聞こえてくる、という点だ。すべての楽器を一人でやっているが、まるでライブバンドのように息が合っている。多重録音でこうしたノリを出すのは結構むずかしい。のちに発表された「アナザー・デイ」などはどうしてもドラムのリズムが合わなかったけど、そのまま発売してしまった、という感じの出来だ。しかし、このアルバムは違う。ポール自身も語っているが、このときの作業はだれにも邪魔されず、楽しんでやっていたようだ。それがファンにはたまらない。ジャズのジャムセッションのように、それぞれのプレイをぶつかり合わせて音楽を作り上げる、といった臨場感がある。一人でやっているにもかかわらずに。

巷では「Every Night」「Maybe I'm Amazed」「Junk」といった曲が評価が高いのだが、私はすべて好きだ。45秒しかない「The Lovely Linda」、ドラムのソロが延々続く「Kreen-Akrore」なども、普通に聴けば中途半端な曲なのだが、ポールファンの私にはそれもまたよし、だ。

【Rock/Pops:ホ】ポール・マッカートニーPaul McCartney / McCartney(CD) (Aポイント付)





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最終更新日  2006年01月09日 01時28分00秒
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