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『重力ピエロ』伊坂幸太郎重力ピエロ 連続放火事件の現場に残された謎のグラフィティアート。無意味な言葉の羅列に見える落書きは、一体何を意味するのか?キーワードは、放火と落書きと遺伝子のルール。とある兄弟の物語。 以上解説伊坂さん、ファンになりました。やはり面白い。文章もわかりやすいし(今回は専門用語とかたくさんでて複雑だったけれど)言い回しがおかしかったりとにかく私の好きなタイプです。これからも伊坂さんのいろんな作品読んでいきたいです。今回の話は、家族が放火犯を追いかける話。癌に侵されて、病院に入院中の父親と半分しか血のつながりがない主人公と弟の春。この家族がとてもかっこよく、強い絆で結ばれています。その他のキャラ達もとても魅力的。とくに奈津子さんが私は好きだった。前半は謎で怪しかったんだけど後半での行動力に負けました・・・春がこの後、どうなったかが気になる。夏子さんとねw私 的 評 価5 段 階
2010年02月23日
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『チルドレン』伊坂幸太郎チルドレン こういう奇跡もあるんじゃないか?まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第1作!短編集のふりをした長編小説です。帯のどこかに“短編集”とあっても信じないでください。伊坂幸太郎以上解説オムニバスですなー短編集なんだけれど、どの話も同じキャラがちょこちょこ出てきてどこかでつながっている。そう、陣内で繋がっている!(笑)陣内最高です4人から見た陣内。とても魅力のある人物だけど身内にいたらいやだな~w友達だったら面白いけど。とても読みやすく、読んでいるうちに陣内という人物をもっともっと知りたくなる。陣内が主人公でないというところもミソかも。私 的 評 価5 段 階
2010年02月20日
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『スイッチ』さとうさくらスイッチ フリーター、ちょっとおしゃれ、恋愛は苦手、苫子26歳(処女)恋の行方はどうなる。『日本ラブストーリー大賞』審査員絶賛賞受賞。以上解説『日本ラブストーリー大賞』審査員絶賛賞受賞作品ラブストーリーと言えるかな~なかなか主人公が恋愛しないというか人が苦手で、壁を作ってしまう。好意を持ってくれる異性に対してもどこか冷めてて相手のダメなところばかり挙げていいところを探そうとしないネガティブヒロイン。審査員は苫子に共感できると絶賛だったけど私は理解できなかった。キャラとしては面白かったけれどもし自分だったらこんなに卑屈になりたくない。どうにか自分を変えようと思うはず。共感できる人たちが多い世の中になったということでしょうか…それはちょっと残念かも。だけどラストで、恋をして少し前向きになった苫子は好きです。私 的 評 価5 段 階
2010年02月19日
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『カフーを待ちわびて』原田マハ カフーを待ちわびて 沖縄の離島・与那喜島で、雑貨商を営みながら淡々と暮らしている友寄明青(35)のところに、ある日「幸」と名乗る女性から便りがやってきた。明青が旅先の神社に、ほんの遊び心で残した「嫁に来ないか」という言葉を見て、手紙を出してきたのだ。「私をお嫁さんにしてください」幸からの思いがけない手紙に半信半疑の明青の前に現れたのは、明青が見たこともないような美(チュ)らさんだった。幸は神様がつれてきた花嫁なのか?戸惑いながらも、溌剌とした幸に思いをつのらせる明青。折しも島では、リゾート開発計画が持ち上がっていた。反対する少数派だった明青も、幸が一緒なら新しい生活に飛び込んでいけると思い、一大決心をする。しかし幸には、明青に打ち明けていない秘密があった以上解説第1回『日本ラブストーリー大賞』大賞受賞作映画化するにあたって映像化しやすい作品だなーやっぱりラブストーリーってのは基準が難しい。私が思うラブストーリーってのは胸キュンが一番大事だと思うんだけれど私はちっとも胸キュンしなかった。『日本ラブストーリー大賞』、しかも第一回ときたら期待してしまう。ていうか、ちゃんと幸に気持ちを伝えない明青にイラっとしたいくら自分に自信がないと言っても結婚決めたらまずは相手に言うよね。周りにしゃべっちゃうのはどうかと思う。映画化されたのも別に見たいとも思わなかった。私 的 評 価5 段 階
2010年02月16日
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『水に棲む鬼【花咲かす君】』山本瑤水に棲む鬼 葉月は、チカと森林公園内の御蛇が淵に向かっていた。噂によると新月の夜、水の面に近い未来の恋人が映るという。しかし、今日みたいな寒い日に、誰が不気味な森の奥になど行きたがるものか。何度も断ったのだが、押しの強い同性に弱い葉月は、渋々付き合うはめになったのだ。淵に到着し面を見るが、何も映らない。そこで石を投げると、泡が浮かび、やがて黒い影になり襲いかかってきた。以上解説現代モノの、学園ファンタジー桜の樹の神様、桜丸と女子高生の話第3弾。流れ見えてきた。葉月の周りの人が鬼にかかわってしかたなく葉月と夜薙王が巻き込まれるっていうパターンに持っていくのね。また例の一族が出てきて次巻に続く!だったけれどまったく続きが気にならない私 的 評 価5 段 階
2010年02月16日
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『夜叉の恋【花咲かす君】』山本瑤夜叉の恋 山桜の神・陽春妃の事件から数ヵ月、ちまたでは猟奇的な通り魔事件が続発している。神名を読むことができる女子高生・葉月のもとを、彼が再び訪れた。夜薙王―葉月に真の名を預けた、少年の姿をした桜の古木の神。夜薙王の話によると、森に結界が張られ、本体の桜の木に戻れなくなってしまったという。森に出かけた葉月と夜薙王は、少年と、人ならざる気配を放つ美女に出会うが…。 以上解説現代モノの、学園ファンタジー桜の樹の神様、桜丸と女子高生の話第2弾。新キャラ登場。これから葉月たちに対抗する一族なのかな。やっぱりイマイチだわ。ワクワク感がない。そしてなかなかラブが動きそうもない・・・私 的 評 価5 段 階
2010年02月16日
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『Fine days―恋愛小説』本多孝好FINE DAYS 僕は今の君が大好きだよ。たとえ、君自身が、やがて今の君を必要としなくなっても-。表題作のほか「イエスタデイズ」「眠りのための暖かな場所」「シェード」の全4作のラブ・ストーリーを収録。以上解説ラブストーリーだというから読んでみたけど。“ラブもあります”程度じゃない純粋なラブストーリーとは思えない。4編あったけれどこれといって心に残るような話はなかった。私 的 評 価5 段 階
2010年02月15日
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『花咲かす君』山本瑤花咲かす君 「花咲じじいが出るらしいよ」葉月の親友・真帆が、弓道部の安城先輩から聞いた話は、あまりにばかげていた。先輩のクラスの生徒が、花咲じじいにつかまり、魂を抜かれて花びらにされてしまったというのだ。真帆は真剣だが、葉月は当然、まじめにとりあわない―。しかしその後すぐ、真帆が家で倒れ、そのまま昏睡状態に陥ってしまった!桜の古木をめぐる学園ファンタジー。以上解説今度は現代モノの、学園ファンタジー桜の樹の神様、桜丸と女子高生の話。友達が異世界にとらわれたので助けに行く話。ラブがあるわけでもなく桜丸が活躍するわけでもなくとくべつ珍しくもない話。いや、これからこの二人が近づいていくのか?そうなれば面白いけどこのまま身近な人を桜丸の力を借りながら救うだけだったらつまんないなーシリーズモノだから続き読むかどうか迷うけれどもう一冊くらい読んで様子見てみようかなー私 的 評 価5 段 階
2010年02月11日
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『伯爵と妖精【誓いのキスを夜明けまでに】』谷瑞恵伯爵と妖精(誓いのキスを夜明けまでに) リディアがオーロラの妖精の刃の魔力によって受けた傷を治すためには、エドガーから離れ、マッキール家の島に3年間暮らさなければならない…。傷を治す秘薬を手に入れようと、エドガーは危険を承知であるじの眠る島に近づく。離ればなれになった二人は互いを求め合い、夢の世界へと導かれるのだが。こんなにあなたのことが好きだったなんて…!高まる気持ちと残酷な現実の狭間で二人は。以上解説シリーズ16冊目です。久しぶりに、こっちの作品。エドガーと離れ離れになったリディア。傷が癒えるまでおとなしくマッキール家で療養しなければならない。しかも3年。エドガーが待てるわけないじゃんねーストーリー的にもいきなり3年後・・・ってわけにはいかないし。そこはちゃんと、抜け穴があります。相変わらず、私がいたらエドガーが・・・一緒にいたらリディアを不幸せに・・・と二人がお互いモンモンと悩んでます。それでも一緒にいると誓い合ったんではなかったでしたっけー?今回の出来事でますます絆が強くなる二人。どうもハマれないなー面白くないことは無いんだけどね。それはたぶん、くっついたり離れたりの繰り返しだからだと思う・・・私 的 評 価5 段 階
2010年02月09日
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『封印のエスメラルダ【赤薔薇の女王】』山本瑤封印のエスメラルダ(赤薔薇の女王) 伝説の緑の瞳を持つ少女クラウディアは、レオンハルトのベルゲングリューン帝国皇帝への即位にあわせ帝都に赴く。皇妃で姉のエルフリーデと再会した彼女だが、初めて見せるその恐るべき本性に衝撃を受けることに…。そのうえクラウディアに執着する若き皇帝により、いまや盟友をこえた存在であるアドリアンと引き離されてしまい―。愛と冒険の壮大なるロマンファンタジー、感動の完結。以上解説封印のエスメラルダシリーズの5冊目です。完結。えーーーーーっっなんだこの展開の早さ駆け足でラストだしあとがきでも書いてたけどもうちょっと長くなる予定だったらしい。なのにここで終わるとは打ち切りかそれしかないねー人気なかったの?私は好きなのに。あーーーー残念すぎる。だってこっからが面白くなるんじゃん!うまくまとまってたとは思うけどキャラ達の補足が全然足りないよー海賊「赤い蛇」のヘルムークがクラウディアに忠誠を誓うのもいつのまにか決まってたし姉のエルフリーデとのバトルも意外とあっさり、そして淡々と終わってしまったしソラナの一族もその後どうなったかわかんないし思い出したようにマリアが出てたしレオンハルト意外とすんなり返してくれたしetc…でも一番残念だったのはラストでクラウディアがフロラシオン王国に戻りアドリアンとの再会のシーン。なんかあっさり抱擁してキスしてますけどーーー( ̄Д ̄;)お互い、気持が通じ合って幸せそうですがー( ̄Д ̄;)あんなにラブな雰囲気なかったのにいきなりそれですかー編集者を恨みます~私 的 評 価5 段 階
2010年02月06日
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『封印のエスメラルダ【約束の海紺碧の絆】』山本瑤封印のエスメラルダ(約束の海紺碧の絆) 伝説の緑の瞳を持つ少女クラウディア。魔女とされ故郷を追われた彼女は、国盗りの野望を果たすための盟友アドリアンの領地に潜んでいた―。アドリアンの身の危険を察知したクラウディアは、王都フロンテラへと駆けつける。国王の庶子だったアドリアンが、なんとフロラシオン王国の正式な王子になっていた!海に近づくなというクラウディアの忠告を、アドリアンはまったくきこうとしなくて…。 以上解説封印のエスメラルダシリーズの4冊目です。森に隠されるように育てられた公女クラウディア。実は「伝説のエスメラルダ」かもしれないと周りの男が利用しようと動きだす。相変わらずの二人・・・クラウディアはやっとアドリアンの気持ちに気が付き自分の気持ちに素直になりたいのに。気持ちの温度差がありすぎ。以前に比べて、抱き寄せたりキスしてみたりとちょっとはアドリアンもクラウディアに対する態度の変化も見られるけどでもまだまだだねークラウディアが海に行くなというのに無視して航海に出たり王子になったの知らせてなかったり相変わらずツンツンしてるしなー次は、王太子とのバトルかなーいや、その前に姉とバトルか面白くなってきたよ。私 的 評 価5 段 階
2010年02月06日
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『封印のエスメラルダ【黒伯爵と野いばらの森】』山本瑤封印のエスメラルダ(黒伯爵と野いばらの森) 故郷を追われ、アドリアンの領地に身を隠す、ベルゲングリューン帝国の貴族の娘クラウディア。帝都で、次期皇帝レオンハルトと、クラウディアの姉のエルフリーデの結婚式が執り行われた!レオンハルトに恋をしていたクラウディアは、泣いて暮らすが、バルカルセ公爵のもとへ行く決意をする。アドリアンとの国盗りの約束を果たすためだったが…!大河ロマンファンタジー第三弾。以上解説封印のエスメラルダシリーズの3冊目です。森に隠されるように育てられた公女クラウディア。実は「伝説のエスメラルダ」かもしれないと周りの男が利用しようと動きだす。バルカルセ公爵を攻略する話。いろんな人に感化されいろんなことを学び少しずつ成長していくクラウディア。結局ボロボロになりながらもなんとか手ごたえを得て帰ってみるとアドリアンいないし!Σ(゚Д゚|||)相変わらず、どこまでも冷たい男つ・・・次こそは・・・・ラブ展開、お願いします(つД`;)私 的 評 価5 段 階
2010年02月05日
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『封印のエスメラルダ【夜明けを告ぐ魔女】』山本瑤封印のエスメラルダ(夜明けを告ぐ魔女) 魔女として故郷を追われたクラウディアは、フロラシオン王国で、王の庶子アドリアンに匿われる。封印を解かれ、不思議な力に目覚めた彼女はアドリアンをフロラシオン王にすると誓う。そんな折、彼を狙った暗殺未遂事件が起きた。自分の侍女のファビオラに刺客の嫌疑がかけられ、クラウディアはアドリアンと対立してまで彼女を庇うが―。伝説をめぐる壮大なロマンファンタジー第二弾。以上解説封印のエスメラルダシリーズの2冊目です。森に隠されるように育てられた公女クラウディア。実は「伝説のエスメラルダ」かもしれないと周りの男が利用しようと動きだす。今度のジャケはアドリアンとツーショットだね。やっぱりクラウディアの本命はアドリアンだよねーアドリアンであってほしい。他のキャラたと、どうもパンチがないしあて馬キャラ丸出しです。でも・・・アドリアンが冷たすぎるほんとに冷たい・・・こんなヒーロー見たことない。時々イラっとするくらい冷たい中にも、時々見せる優しさだったり温かさが私的には大好きなんだけどこのアドリアンはただ冷たいだけ今まだ、クラウディアへの気持ちに気付いてないから(くっつくと仮定してだけどw)死んだときはそれが運命、とかサラッと言えるんだろうけど。義兄の方が、マシっぽいわ。その変わりクラウディアの中ではちょっとずつ変化が垣間見えてきた。でも、こんな冷たい男好きになれるかもうちょっと優しくしてあげてーラブ展開、お願いします。私 的 評 価5 段 階
2010年02月04日
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『彩雲国物語【暗き黄昏の宮】』雪乃紗衣彩雲国物語(暗き黄昏の宮) 監察御史・紅秀麗が、任務半ばで姿を消した!その報は瞬く間に朝廷を駆け巡り、国王の紫劉輝は心を痛める。秀麗の安否は気になるが、一官吏の彼女を特別扱いできない。そんな王の心を汲み、側近の藍楸瑛は、密かに秀麗を捜すことを決意する。一方、秀麗と同行していた榛蘇芳が帰還。彼が語った驚きの事実に劉輝は絶句する。秀麗の身に危険が、劉輝の治世には暗雲が立ち込める!?人気シリーズ第15弾、怒涛の最終章開始。以上解説やっと新刊出たー最終章の始まりらしいです。今までは女官吏ストーリーだったのに今回は思いっきりファンタジーだったねw秀麗失踪の謎が明らかに。今回は、頭を整理しながら一語一句考えて読まないと理解するのが難しい。だれが敵で誰が味方なのか・・・キャラが多すぎなので大変です。なので集中力がいったーそれにしても男どもの無能ぶりったら…まず、楸瑛。彼ってあんなに情けない男だったもっとしっかりしてて余裕のある男性だと思ってたのに。静蘭の部下の下っ端武官にまで格下げされて人が変わったかのようだわ。そして静蘭。もっと賢いかと思ってた。悠舜のたくらみをもっと早くに察知して行動を起こしそうな感じだったのに。絳攸も今回は活躍なし。いたの?って感じ。3バカトリオになってますよ(-_-#有能って言ってなかったっけその3バカの筆頭、劉輝。なさけないわーもう落ちるところまで落ちてます。ここから這いあがれるの最初の方で、劉輝は後に“最上治”とか言われてたよね?!そしてその傍には秀麗王妃とかって・・・劉輝は歴史に名の残る、素晴らしい王になったと語ってたではないかきっと巻き返しがあるんだろう!劉輝の見せ場をお願いします!!↓┌(_ _)┐↓そういえば清雅が出てこなかったな。次で活躍するのでしょうか。とにかく早く続きが読みたい。早めの新刊、お願いします私は全力を持って、劉輝を応援致しマス私 的 評 価5 段 階
2010年02月03日
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『封印のエスメラルダ』山本瑤封印のエスメラルダ ギーレン公国の公女ながら、ある事情によりリンデンの森で暮らす少女クラウディア。森の奥の古城で出会った金髪の貴公子に恋をしたことで彼女の運命は大きく変わっていく。その貴公子レオンハルトの正体は、ベルゲングリューン帝国次期皇帝だった。レオンハルトは、緑の瞳を持つクラウディアを「伝説のエスメラルダ」かもしれないというが…?伝説をめぐる壮大なロマンファンタジー。以上解説面白い小説を探し中。この作品は、5冊出てて完結してます。読んでみたら、面白くなりそうな予感森に隠されるように育てられた公女クラウディア。実は「伝説のエスメラルダ」かもしれないと周りの男が利用しようと騒ぎだす。ジャケは次期皇帝のレオンハルトとツーショットなんだけれど中身を読むと、どうやらアドリアンとどうにかなりそうなんだけどなー愛情はやれないけれどそれ以外の物なら何でも与えるというアドリアン。まだ愛情に気付いてないけれどちょっとずつ、好きになっていくんだろうね。つめたいところが私的にはツボwwwそして姉との戦いもあるんだろうね。そこも見所かも。最終的にはレオンハルトvsアドリアンでしょうか私 的 評 価5 段 階
2010年02月03日
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『ちょー美女と野獣』野梨原花南 『絶望の森』と呼ばれる深い森の奥、美女と野獣が愛し合い、暮らしていた。美女の名はダイヤモンド。ジェムナスティ国の王女だった。そして獣の正体は、トードリア国王子ジオラルド。陰謀に巻き込まれた彼は、魔法によって姿を変えられてしまったのだった。魔法を解く方法はただ一つ。誰かと愛の誓いを立てること。二人は愛の口づけを交わすが…。恋と冒険がいっぱいの痛快ファンタジー。以上解説“美女と野獣”をモチーフにした話。なので王子様とお姫様が出てくるんだけどこのお姫様が・・・下品なんだよねー言葉使いとか、態度とか・・・現代の女の子っぽいんだけどどうもお姫様に見えない。一方、王子もなんか気が弱くて頼りない。影が薄いし。“ちょー”シリーズはたくさん出てるけどこの作品は私に合わないや私 的 評 価5 段 階
2010年02月02日
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『銀朱の花-夢が訪れる-』金蓮花銀朱の花(夢が訪れる) 黒獅子王カウルに嫁ぎ、王妃となった「聖痕の乙女」エンジュ。彼女は、カウルの愛を信じきれず、その想いが真実だと知るまでの三年を離れて過ごした。愛を信じ王宮へ戻ったエンジュは、新たな生命をその身に宿すことになる。だが彼女は事故に遭い、人知れずその生命は喪われてしまった。―数々の試練を乗り越え、エンジュは再び懐妊し、カウルとともに至福の時を過ごすはずだったが…。 以上解説銀朱の花シリーズの13冊目です。『銀朱の花-深い森の城-』の次に書かれた話。図書館で予約待ちしてたのがやっと廻ってきました。これで銀朱の花シリーズはコンプリートしました。この作品は、一番最初に出てきた黒獅子王カウルとエンジュの続編です。出産をするまでが書かれてます。相変わらず、会話を盗み聞きし勘違いしてこじれるパターン(笑)この二人が一番出番多いな。他の話でもよく出てきた名前だし。このシリーズは面白かった。「砂漠の花」よりこっちが好きだわ。エンジュ・アルディ・レティシア・クラウディア・タージュ・橘姫・「砂漠の花」のセイランダ。“聖痕の乙女”ヒロインは7人いたけれどどの話もそれぞれよかった。甲乙つけがたい・・・もう新作書かないのかなー???この辺で小説はちょっと休憩。マンガが溜まっているので当分はマンガに集中します。私 的 評 価5 段 階
2010年01月26日
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『砂漠の花〈5〉砂塵乱舞 』金蓮花砂漠の花(5) 「砂漠の罠」と呼ばれる流砂。自分を救おうとし、レンソールが罠に呑まれる姿を目の当たりにしたカリュンは、自失し昏倒していた。その眠りは深く、彼女を目覚めさせるには夢見の神官が必要だという。だが、神殿にカリュンの昏倒状態を知られるわけにはいかなかった。そんな折、カヤの町にいたセイランダは不安な夢を見る。それは、カリュンの思いが夢となって彼女のもとへ飛んだもので…。 以上解説砂漠の花シリーズの5冊目。これでこのシリーズは完結です。流砂に飲み込まれてしまったレンソール。ま、生きてるとは思ってたけど。レンソールがいなくなってから彼に対しての想いが愛だと気付くカリュン。ラストもハッピーエンドでよかったよかった。その他もなんとかまとまったし。もっとこの二人のラブラブを読みたかった…あとがきで、そんな事を書きたいと金蓮花さんは書いてたけど未だ書いてないということはもう無理だな・・・・『銀朱の花』シリーズでどうして“聖痕の乙女”の元となったシリス王子とセイランダの話を書かないのかと思っていたけれどこっちでもう書いてたんだね。私 的 評 価5 段 階
2010年01月25日
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『砂漠の花〈4〉流砂放浪 』金蓮花砂漠の花(4) 宰相クノーヴァレアによって、シルヴァスの公子が生きていることが漏らされる。それによりカリュンは、一度は解放したシリスを再びカナルサリに迎えねばならなくなった。女王カリュンフェイの名のもとに捜索は開始され、オアシスに検問所が設けられる。だが、捜索対象は二色の瞳を持つ者―シリスとともに旅立ったセイランダだった。その意味を正しく理解したシリスは、自ら名乗り出るが。以上解説砂漠の花シリーズの4冊目です。涙を流しながらシリス王子を見送ったのにまたカナルサリに連れ戻さなければいけない。カリュンがかわいそすぎる。しかも国益のためだもんね。女王だから常に国の事を第一に考えないといけない。私情なんて言ってられない。しかもラストでレンソールがこの二人には幸せになってほしいのに。次で最終巻みたいです。私 的 評 価5 段 階
2010年01月24日
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『砂漠の花〈3〉夢幻泡影 』金蓮花砂漠の花(3) シルヴァスの公王の訃報が、カナルサリの女王カリュンフェイのもとに届く。それは弑逆であり、カナルサリに時間的猶予を与えるものとなった。カリュンフェイはその時間を使い、開戦後の戦況を有利な方向へと導くため動き出す。しかし、そんなカリュンフェイの身に、再び暗殺の魔の手が忍び寄ろうとしていた。それは、かつてカナルサリに故郷を滅ぼされ、復讐を誓い生き抜いてきた男で…。 以上解説砂漠の花シリーズの3冊目です。今回はルシウムの復讐。色々勘違いしちゃってますが。シリス王子のことも少し落ち着いてなんだかレンソールとの間に変化が・・・否定していたけれどこの感じで行くと、まさかということになるやも。レンソールの一途さに、ますます惚れちまったぜぃ私 的 評 価5 段 階
2010年01月23日
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『砂漠の花〈2〉青海流砂』金蓮花砂漠の花(2) 父亡き後、カリュンフェイが女王になってから半年が過ぎた。謀叛を企てた反逆者は裁かれ、刺客を放ったシルヴァス公国とは謝罪交渉が行われていた。そして、カリュンフェイは新たな計画のため、王宮に海軍の精鋭である四提督を招く。謝罪の証として、マーバンの地の完全譲渡を受け入れたシルヴァスの公子との会見の場へ向う際、護衛を頼むためだ。だが、それは女王としての護衛ではなくて。以上解説砂漠の花シリーズの2冊目です。表紙はレンソールだよね素敵すぎます!シルヴァスのシリス王子が亡くなったと思ったら生きていた。意識がなかなか戻らなかったけれど戻ったからと言ってカリュンとはハッピーエンドといかなくて。シリス王子の言い訳もわかる。カリュンも嘘をつきたくてついたわけでもない。悲しすぎるね。でも私はレンソールが好きなので二人が別れてちょっと安心。レンソールの気持ちを思うともっと胸が痛くなる。なにもレンソールも意地悪でやったことじゃないし。二人はそういう運命だったんだね。かといってレンソールとの溝も埋められそうもない。がんばれーレンソールそしてセイランダ出てきたねーそしてシリス王子・・・この二人は「銀朱の花」でも出てきた。初代じゃなかったかな。二人の話は詳しくは書かれていなかったけれど伝説的な例えで出てきてた。やはり二人一緒に行ったんだね。カリュンはこれからどうするのか。レンソールとは結ばれないのか私 的 評 価5 段 階
2010年01月22日
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『砂漠の花』金蓮花砂漠の花 王国カナルサリの人々は、生涯にただ一度神託を授かり、それを護符として生きる。しかし、国を担う王だけは人生で二度、神託を授けられた。―女王となったカリュンは、戴冠式の日ふたつの神託を授かる。それは、“和を持って統治する”と、“血によって支配する”というものであり、彼女に二通りの未来を示した。そして、カリュンの運命の車輪は、ある青年との出逢いによって廻り始める…。 以上解説銀朱の花シリーズはまだ読んでないのがあるけれど図書館で順番がまだ廻ってこないので次のシリーズに手を出してしまいました。同じ著者のシリーズ。『銀朱の花』と繋がる部分が多いです。でもこちらの作品の方が古い。今度のヒロインは女王です。父王に愛されなかった孤独な女王。孤独だと言いながら周りには女王カリュンを慕う人はいるんだけどね。ただ家族愛に飢えてるだけ。そして何故か涙が出ないらしい。いくら悲しくても。そんなカリュンが他国の人質王子と恋をする話。あれれ。この隣国のシルヴァス公国って・・・シリス王子って・・・私はレンソールが好きです。それにしても挿絵が美しい私 的 評 価5 段 階
2010年01月21日
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『銀朱の花-月の庭2-』金蓮花銀朱の花(月の庭 2) マコードの将来を思い、自ら身をひく決心で忽然と姿を消した巫女姫タチアナ。必死にタチアナの行方を探すマコードのもとに、頼もしい味方が現れる。マコードの甥、シルヴィアナ王太子カリウムだ。カリウムの助けでようやくタチアナの居所を突き止めたものの、タチアナはその聖痕ゆえに攫われ、囚われの身となっていた…。“聖痕の乙女”の宿命によって引き裂かれた恋の行方は。以上解説銀朱の花シリーズの13冊目です。『銀朱の花-月の庭-』のシルヴィアナの王弟マコードとセラウィン帝国の橘姫の続編です。前回は少ないページで、しかもいいところで終わってたので気になってたけれど思ってた通りの展開・・・しかも最後がなんかあっけないし。もう一話最後に載ってたけれどこれは『銀朱の花』シリーズに全然関係ない現代モノ。なんでこんなところに入ってるんだそんなことするんなら前回の「月の庭1」のマコードたちの話を今回分と一緒にまとめて「月の庭」で1冊でまとめればよかったものを・・・これでマコードと橘姫の話は終わったけどこれ以降、このシリーズの作品は出てない。2年以上経ってる。もう書かないのかな~私は好きなんだけどね。やっぱパターン化してるしな。私 的 評 価5 段 階
2010年01月19日
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『銀朱の花-月の庭-』金蓮花銀朱の花(月の庭) シルヴィアナ王国の王弟であるマコードは、橘姫とともにブノス王国を目指していた。だが、聖痕の乙女の証である額の痣と二色の瞳を持つ意味に気づいた橘は、深い後悔に沈む。マコードが、彼女のために地位や財産だけでなく、家族との絆までも断ち切る覚悟をしたと知ったためだ。そのことで思い悩んだ橘は、船旅で知り合った男爵夫人・アデレーゼの手を借り、マコードのもとから姿を消すが…。 以上解説銀朱の花シリーズの12冊目です。『銀朱の花-螢の庭-』のシルヴィアナの王弟マコードとセラウィン帝国の橘姫の続編です。駆け落ちしたけれどやっぱり私といたら不幸になると好きなのに彼の元を離れるというパターン。何回目ですかね。いや、好きですけどね。しかしこの二人の話は最初に少しだけ。また、次の本に続くみたい。私が好きだったのはセラウィン帝国に残った橘姫の付き人雛菊と皇帝・焔王の話。貴族の結婚は、身分がどうとか言ってた気がするけと…雛菊は付き人だからね。しかも奴隷として売られてきた。でもこの二人が一緒になったのでちょっと安心。いつか橘姫も許してあげて3人でまた再会できたらいいね。最後は『銀朱の花-夢の誓い-』で出てきたロッカを好きになる少女の話。この話はいらないわ~最初は挿絵が気に入らなかったけれど巻を追うごとに上手くなってきたね。私 的 評 価5 段 階
2010年01月18日
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『とこしえの薔薇―銀朱の花 ブノス異聞-』金蓮花とこしえの薔薇 ブノス王国の騎士エルリックに嫁ぐことになった聖痕の乙女タージュは、兄嫁アリアンの評判に引け目を感じ、結婚を躊躇う。けれど、女伯爵エイミリアは彼女に驚きの真実を語る。アリアンは、かつて他の男と駆け落ちをした身持ちの悪い娘で…(とこしえの薔薇)。タージュを自分の花嫁だと勘違いした王太子アランゾ。だが、彼はエルリックの従妹エヴァンジェリンに恋をしてしまい(訪問者)。 以上解説銀朱の花シリーズの11冊目です。実はこの作品は『銀朱の花-夢の誓い-』の次に書かれた作品です。タイトルがいつもとちょっとちがうのはどういう意味なんだろ。番外編っていうか外伝て言うか。エルリックとタージュのその後を書いてます。また私にはあわないとかってヒロインが結婚を躊躇。このパターン多いね。でも兄と兄嫁のなれそめはよかった。そして、もう一つはエルリックが紹介しようと手紙を出した王太子のお話。こっちもうまくまとまってよかった。みんなうまくまとまりすぎw私 的 評 価5 段 階
2010年01月18日
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『銀朱の花-螢の庭-』金蓮花銀朱の花(螢の庭) シルヴィアナの王弟マコードは学術研究のため、遙か東方の国セラウィン帝国へと向かったが、なぜか皇帝・焔王への謁見はかなわない。そんな折、螢の導きで橘姫という少女と出逢い、聡明な姫に心惹かれていく。彼女の言葉の端々に焔王との親密さを感じたマコードは、橘姫が特別な存在であることを知る。螢の庭で二人の想いはひそやかに育まれてゆくが…。異国で紡がれる聖痕の乙女の物語。以上解説銀朱の花シリーズの10冊目です。今回は、いつものシルヴィアナ王国付近ではなくかなり距離をあいて東方の国セラウィン帝国が舞台です。このセラウィン帝国というのは、どうやら日本をモデルにてるみたいです。着ているものとか、風習とか色々日本に似ている。ヒロインは、そのセラウィン帝国で巫女として暮らす皇帝・焔王のいとこの橘姫。もちろん両目の色は違うし額には痣のようなものがある。シルヴィアナ王国で言うところの“聖なる乙女”この国の紹介や、文化の違いの説明で大半のページを使ってるので本人たちの出会いは少ない。“螢の庭で出会った巫女姫との禁断の恋。”と説明にあったのでこれはガチバトルかと皇帝・焔王との3角関係を願ってたのに意外とあっさり決着がついてしまった。巫女だから結婚もだめなのかと思いきや焔王も橘姫の婿を探してたし。禁断っていうのは、シルヴィアナ王国へ連れて帰った時の場合の意味だったのね。兄弟ゲンカ(戦争)の火種になるから。相変わらず、ラストは駆け足です。私 的 評 価5 段 階
2010年01月17日
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『銀朱の花-夢の誓い-』金蓮花銀朱の花(夢の誓い) 毒を盛られ、生死の境を彷徨うことになったエルリックは、激しい苦痛と混乱の中で光を見た。それは彼を励ます若い女性の声と、額を優しく撫でる白い手。エルリックはおぼろげな意識の中で、その手の持ち主を見つけだし、幸せにすると誓う。だが、彼が目を覚ましたとき、そこにはロッカと名乗る少年と、タージュというまじない師がいただけで…!?運命の出会いが紡ぐ、新たな聖痕の乙女の物語。以上解説銀朱の花シリーズの9冊目です。今度のヒロインは人目を避けて山の中でまじない師としてひっそりと暮らす“聖女”のタージュ。ブノスの国が舞台です。死にそうな騎士を拾ってきたためタージュたちの運命が変わっていく。孤児でつらい思いをしてきただけに何もかも否定的で冷たく感じるけれど実は心の優しい女の子。二人が自分の元から離れるときはタージュの冷たい言葉なんだけど相手を思いやる心にちょっとグッときちゃったな。そしてラストでお決まりのすれ違いwやっぱ好きだなwwwラストもいい終わり方。私 的 評 価5 段 階
2010年01月16日
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『銀朱の花-丘の上の城-』金蓮花銀朱の花(丘の上の城) 自らの意思で王太子であるオーリのもとに嫁いだクラウディア。だが間もなく戦争が始まり、オーリは戦場へ旅立ってしまう。クラウディアは国王の名代として城を預かることになる。が、それが義姉タチアナを蔑ろにしていると周囲に誤解を生んでいた。彼女は療養に出たというタチアナの事情を知るため、もうひとりの義姉フィアナのもとを訪ねるが、そこでオーリの初恋の相手を知ってしまい―。以上解説銀朱の花シリーズの8冊目です。引き続きヒロインは“聖女”のクラウディア。前回で、S王子と結婚しましたwあんなに苛められても罵られても好きだと言うんだから。あとがきで作者も言ってたけどオーリーは人気がないらしい。そりゃ暴力振るう男を読者が好きになるわけない。私は好きだけどね、オーリー。暴力は別だけどクラウディアを罵るオーリーは好きでした。ストーリーが盛り上がる(笑)もっと苛めてほしかったwwwしかし初恋の人が姉だからって戦場まで追っかけて行くこともないでしょうに・・・恐るべし嫉妬、クラウディアけどそのおかげでラストはラブラブでしたね私 的 評 価5 段 階
2010年01月15日
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『銀朱の花-深い森の城-』金蓮花銀朱の花(深い森の城) 二色の瞳と額に赤い痣を持つ少女・クラウディア。彼女はその容姿から王太子の婚約者にと望まれ、聖王女の称号を与えられた。だが、聖王女ゆえに咎められることを知らないクラウディアは、家庭教師・ベアトリスと出会うまで我侭に育っていく。そして、貴婦人としての教育を受けはじめて数年後。姉・セイラとともに向かった森で、クラウディアは二人の騎士と最悪の出会いを果たして…。 以上解説銀朱の花シリーズの7冊目です。どんどんこのシリーズにハマってます。楽しい・・・パターンは一緒で設定も同じなんだけどヒロインのキャラが毎回変わっていい。この間にもう一冊あるんだけど貸出中だったので飛ばしてこの作品から。新しいヒロインです。今度のヒロインはいままでの歴代“聖女”でいうと一番初期のヒロインです。今までもチラっと名前は出てたね。生まれたときから特別扱いでワガママ・自分勝手に育ってしまったクラウディア。ある日、許嫁の王子と出会ってしまい・・・とここから彼女の運命がまた変わっていく。今回の作品の“聖女”と王子はすごい。クラウディアは成長して教養を身につけ立派な大人になったからよかったけど王子は口が悪すぎる。カッとなったら相手が傷つくこともお構いなしにズカズカ言ってしまう。まぁね、王子ですから。塔に幽閉されてまでいい思い出がない王子を好きになるクラウディアもすごいね。お似合いですが…ツンデレっていうより、ツンツンです。クラウディアは罵られたり怒鳴られたりしたけれどストーリー的には盛り上がってよかった。w私は好きです。次もこの二人だそうです。私 的 評 価5 段 階
2010年01月14日
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『銀朱の花-祝福の歌-』金蓮花銀朱の花(祝福の歌) 聖なる乙女の波乱の運命。修道院で育った奇跡の歌声を持つ少女、レティシアは伝説の聖痕の乙女でもあった。女騎士アニスと若侯爵キリアンに攫われ旅に出た彼女だが、旅の途中でキリアンはレティシアに思いを寄せ始めて…。以上解説銀朱の花シリーズの6冊目です。引き続きヒロインは修道院で育ったレティシア。癒す相手は変わりました。それぞれの陰謀やキャラたちは面白いんだけどどうもいらない話が多すぎる気が・・・そしてまたラストが駆け足で終わってる。真中は省いていいからラストはしっかり書いてほしい私としてはちょっと物足りないな。今のところ「聖なる印」の話は時代からいうとレティシアが一番初め。ここからエンジュアルディへと続いていくみたいです。次はどんなヒロインでしょうか。私 的 評 価5 段 階
2010年01月13日
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『銀朱の花-楽園の歌-』金蓮花銀朱の花(楽園の歌) 額には花形の痣、聖痕の乙女が起こす奇跡と恋!美しい歌声で病を癒す力を持った娘・レティシア。両親に捨てられ修道院で育った彼女は、ある日女剣士に誘拐されてしまう。レティシアは、奇跡を起こし国を救うという「聖痕の乙女」でもあったのだ!以上解説銀朱の花シリーズの5冊目です。新しいヒロインです。今度のヒロインは純粋純潔真っ白な修道院で育ったレティシア。あまりにも純粋すぎてイタイくらいw修道院から連れ去られて運命に翻弄されていきます。レティシアとくっつくのはやっぱあの人なのかな~今回は最初からハッキリしてないな。続きます。私 的 評 価5 段 階
2010年01月13日
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『銀朱の花-暁の約束-』金蓮花銀朱の花(暁の約束) イリスはすべてを捨て、アルディとともに生きることを選んだ。だが、彼女の父はふたりの婚約を認めようとはしない。何も持たない今のイリスに、娘を幸せにする力がないと判断したからだ。それに気づいたイリスは、奉公人として仕えることを申し出、アルディの母と弟を迎えに旅立つことになる。そんな彼を心配しつつもきちんと見送ったアルディだったが、侍女とともに姿を消してしまい…。以上解説銀朱の花シリーズの4冊目です。引き続きアルディの話。イリスは王という立場を捨てアルディとともに生きると誓う。けれどアルディパパがこれからのことを指摘しイリスはアルディパパの奉公人に。それだけでも屈辱なのにアルディがさらわれるという事件が起こってしまう。しかも他国の王子様ラストは駆け足で終わらせてあってちょっとびっくりした。もっと削れるとこ削っていかないと。いちを一段落したけれど砂漠の王エルがなんだかよかったのでまた続編が読みたい。事件は解決したけれど二人の問題はまだ解決してないしね。私 的 評 価5 段 階
2010年01月12日
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『銀朱の花-秘密の約束-』金蓮花銀朱の花(秘密の約束) 「聖なる印」を持ち、男として育てられたアルディと、シルヴィアナの第二王子イリスは出会い親友となった。だが、性別を偽ることが難しくなりはじめたアルディに、両親は国を出ると決めてしまう。そのことを知ったイリスは王宮を飛び出し、アルディのもとへと急いだ。離れたくないという気持ちが恋だと気づいたのだ。な想いを打ち明けられたアルディは、イリスと将来を誓い合うが…。以上解説銀朱の花シリーズの3冊目です。主人公は変わります。エンジュたちの時代より後の話。彼女たちの話が伝説ではなく逸話として出てきます。今度の主人公は男勝りな女の子。「聖なる印」を持って生まれたため幼いころから男として育てられたアルディ。アルディの街に、王子が休養のために訪れ仲良くなった二人は幼いながらも結婚の約束を・・・そんなところから始まるんだけどアルディたちの家族の事やイリス王子の家庭の事情などがいろいろ絡んできます。今回もなかなかおもしろかったです。離れた4年の間もずっとお互いを思い合っているというのがいいね。続編は読みたいかもw私 的 評 価5 段 階
2010年01月10日
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『銀朱の花〈2〉空の青 森の緑』金蓮花空の青森の緑 黒の獅子王カウルが、二十七歳の誕生日を迎える月。彼の妻であり「聖なる乙女」のエンジュは、王宮へ戻ることを約束した。そして、カウルの用意した馬車に揺られ、彼女は王宮への道を急ぐ。その途中でエンジュは、馬車の貸し出しを望まれ、遅れるのを承知で自分の馬車を明け渡してしまった。しかし、セネドラ王国からの一団であったその中には、カウルの妻となるために贈られる姫がいて…。 以上解説『銀朱の花』の続編です。黒の獅子王カウルと離れて3年。いろいろ成長したエンジュがやっと城に戻ることになるところから始まる。その連れ戻す話がいいね~カウルのストレートな告白。なんだかニヤニヤしちゃったよ(´∀`)途中、ライバルや事件はあったけれど最初から最後までラブラブでしたな。これでエンジュとカウルの話は完結しました。でも同じタイトルの作品が何作か出てるからヒロインが違ったりするのかな~私 的 評 価5 段 階
2010年01月09日
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『銀朱の花』金蓮花銀朱の花 両親を喪い、叔父夫婦に引き取られたエンジュを待っていたのは、朝からの重労働に加え、ときに食事を抜かれるという過酷な生活だった。それでも、村の人々から疎まれる存在であったがため、エンジュは健気に堪え忍んできた。だが、エンジュが十四の年、そんな生活を一変する出来事が起きる。エンジュを「聖なる乙女」と呼ぶ僧侶と騎士が彼女を訪ね、国王の命で迎えに来たと言うのだ。 以上解説王道といっちゃ、王道なんだけどなんか惹かれるものがある・・・両眼の色が違い、額に痣があるエンジュは両親を亡くしていじわるな伯父夫婦にひきとられいじめられながら生活している。村人はエンジュを気味悪がりハブにされてひとりぼっち。そんなところにエンジュを「聖なる乙女」と呼び国王の命で都から訪ねてきた僧侶と騎士によってエンジュの人生が変わっていく話。シンデレラストーリーですね。この手の話、コバルト文庫に多いな。最後に3年後になってエンジュも成長したみたいで黒獅子の王とこの先どうなるか楽しみ。白泉社で漫画化できそうです。私 的 評 価5 段 階
2010年01月07日
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『そのときは彼によろしく』市川拓司そのときは彼によろしく 人気急上昇中の市川拓司、待望の新作!小さなアクアショップを営む「ぼく」のもとに、一人の美しい女性がアルバイトにやってくる。やがて二人の間にあった不思議な縁が、ぼくの人生を動かし始める。市川拓司テイストたっぷりのファンタジックな青春小説。以上解説2005年本屋大賞ノミネート作品市川さんの作品は、私の肌に合わないのかな。『いま、会いにゆきます』でも思ったけど面白くないことはないけれど読んだ後は、“ふーん、よかったね”てな感じ。とても読みやすく、一人の女性を思い続けるけなげさや友情や、親子愛がたくさんかかれているんだけれど私にはピンとこなかったな。映画にもなったみたいだけどやさしいお話ですね。私 的 評 価5 段 階
2010年01月06日
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『伯爵と妖精【運命の赤い糸を信じますか?】』谷瑞恵伯爵と妖精(運命の赤い糸を信じますか?) お人好しで気の強い妖精博士のリディアと、口説き魔で妖精国伯爵のエドガーは、多くの苦難を乗り越えて婚約をしたばかり。でも二人の間では妖精がらみの不思議な事件が次々起こって。妖精の魔法で「運命の赤い糸」が見えてしまうようになったリディアたちだが、エドガーの小指からは複数の赤い糸が出ていて!?表題作「運命の赤い糸を信じますか?」ほか2編を収録した愛でいっぱいの短編集。以上解説シリーズ15冊目です。ここにきて短編集か・・・離れ離れになったリディアとエドガーが気になるけど。短編集は、時系列通りじゃない。婚約した頃の話らしいが。3編あって、最初はレイヴンの話。これが一番好きかも。妖精から婚約のお祝いを贈られたエドガー。“使用禁止”と書かれているのについつい使ってしまうエドガーがいいね。あとの二編は、いつものライバル現れる話。私 的 評 価5 段 階
2010年01月05日
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『伯爵と妖精【誰がために聖地は夢みる】』谷瑞恵伯爵と妖精(誰がために聖地は夢みる) エドガーとの婚約を母の墓前に報告するため、スコットランドに里帰りしたリディアのもとに、兄と称する青年ブライアンが訪れる。ブライアンは妖精族フィル・チリースの一人で、残り少ない地上の日々を妹のリディアとともに過ごしたいと言うのだが…?その一方でマッキール家は、予言者を復活させるため、リディアを利用しようと画策していた。エドガーは彼女の危機に、ある決意を固めて…。以上解説シリーズ14冊目です。リディアが里帰りしてエドガーとの婚約を母の墓前に報告するというとこから。すんなり事は運ばないよね~プリンスのこともリディアにバレちやったしリディアとエドガー離れ離れになっちゃうし。ほんとに離れちゃうのかな~今と違ってこの時代は車なんてないから旅も何日とかかっちゃうしね。きっと離れたら離れたでまた問題が起きちゃうんだろうけど。私 的 評 価5 段 階
2010年01月05日
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『守護天使』上村佑守護天使 チビ、デブ、ハゲ…世の不幸を全て背負ったような中年オヤジ・須賀啓一(いつもティアドロップのグラサン)は、齢50にして初恋をした。相手は、通勤電車でみかけた美しい女子高生。ブログへの悪質な書き込みから、女子高生が拉致される。美少女を陰ながら見守る『守護天使』になることを誓った啓一は、チンピラオヤジ、美少年ヒッキーとチームを組み美少女の救出に向かう。選考委員を圧倒させたノンストップ爆笑ラブストーリー。以上解説第2回日本ラブストーリー大賞大賞受賞作この作品、ラブコメです。ラブストーリー大賞っての似合わない気もするけど主人公は純粋に想ってるからアリなのかな。王道なラブストーリーではないです。さえない50歳須賀が通勤電車で会う女子高生に恋をする話。しかも初恋。その女の子が事件に巻き込まれて須賀が仲間とともに救出するはなし。展開は早くて、スラスラ読め内容もドキドキしたりと楽しいです。自分で、彼女の“守護天使”って言っちゃうところがなんか憎めないんだよね~最後まで彼女に会わないという須賀がかっこよかったです。私 的 評 価5 段 階
2009年12月29日
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『キノの旅〈5〉the Beautiful World 』時雨沢恵一キノの旅(5) 美しいと思うから 美しいと思う―Have I Ever Seen the Beautiful World?―以上解説主人公キノが、相棒エルメス(今でいうバイク)といろんな国を旅するという話。5冊目です。今回は、どの国もイマイチ。ほとんど印象に残らなかった。「英雄達の国」で、後半の方を読んで“なるほどね~”と感じたくらい。ちょっとネタ切れ気味私 的 評 価5 段 階
2009年12月26日
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『キノの旅〈4〉the Beautiful World 』時雨沢恵一キノの旅(4) “この場所を知らず 夢の地を目指し 夢の地に着いて この場所を知らず”―Wherever I go, there I am.―以上解説主人公キノが、相棒エルメス(今でいうバイク)といろんな国を旅するという話。4冊目です。相変わらず、どの国も住みたくないな。今回一番印象に残ったのは「ぶどう」とっても短いんだけれどなるほど、だからあんなこと言ってたのねとなんだかかわいそうになった(笑)あとがきもぶっ飛んでるねw私 的 評 価5 段 階
2009年12月22日
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『伯爵と妖精【紅の騎士に願うならば】』谷瑞恵伯爵と妖精(紅の騎士に願うならば) 婚約発表をすませ、一見順調な伯爵エドガーとリディア。だがエドガーの周りにはプリンスの記憶を引き継いだ影響が出はじめていた。リディアを手放したくない一心で、それを隠すエドガー。真実を話さない彼にもどかしさを感じるリディアだが、トラブルにまき込まれ巨人族の妖精に囚われてしまう。人間界に戻るため、リディアは取り換え子の魔法で別の少女の姿を借りエドガーの前に現れるが…。以上解説シリーズ13冊目です。今度はトローにさらわれたリディア。取り換え子の魔法で別の少女に変わった姿でエドガーの傍に行って拒否られて落ち込むリディア。エドガーに罪はないよね。触れただけでわかってほしいという気持ちもわかるけど実際無理でしょwけど好きなシチュエーションではある。なので楽しめた。そろそろプリンスの力が表立って出てくるのかな挿絵は表情がいつも乏しい。エドガーなんていつも上半身で同じ表情。もうちょっと動きのある絵が見たい。私 的 評 価5 段 階
2009年12月16日
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『伯爵と妖精【紳士の射止めかた教えます】』谷瑞恵伯爵と妖精(紳士の射止めかた教えます) 伯爵邸に、リディアの将来の子供を名乗る赤ん坊が現れて…!?(「コウノトリのお気に召すまま」)リディアは、わけありの妖精ナイチンゲールの強引な恋愛指南にふりまわされるが…!?(「紳士の射止めかた教えます」)正式に婚約する前のリディアとエドガーのスリリング(?)な日々を描いた物語に加え、リディアの両親の結婚の秘密が明かされる書き下ろしを収録したロマンティック短編集。 以上解説シリーズ12冊目です。今回は短編集。3話あります。始めの二つは、二人がまだ婚約をする前の話。読んでて???だったけど時間軸が違うのね。それならもっと早くに出せばいいものを…相変わらずエドガーを否定するも振りきれないリディア。婚約前ですから。まぁ今も似たようなもんだけどね。ラストは両親の話。描き下ろしみたいです。二人の出会いはずっと謎だったけれどここでようやく明かされる。リディアパパがリディアママを好きだと気付く辺がちょっと違和感あったけれどリディアに隠さないといけないというのもなんだか納得。次回は普通に戻ってほしい。私 的 評 価5 段 階
2009年12月13日
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『キノの旅〈3〉the Beautiful World 』時雨沢恵一キノの旅(3) 知っているのか知らないのか知っているのか――Where is the terminal?――以上解説主人公キノが、相棒エルメス(今でいうバイク)といろんな国を旅するという話。3冊目です。このしりーず薄いな。早く読めてしまう。相変わらず不思議な話。まともな国はないんでは「差別を許さない国」がよかった。差別用語を言うなと怒りながら自分たちはボロクソに人を見下して馬鹿にしている。なんて醜いんでしょ。そんな人たちを塀の外から嘲笑ってるのもいいね。私 的 評 価5 段 階
2009年12月10日
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『伯爵と妖精【花嫁修業は薔薇迷宮で】』谷瑞恵伯爵と妖精(花嫁修業は薔薇迷宮で) ついに結婚が決まった伯爵エドガーと妖精博士のリディア。結婚の準備を急ぐエドガーに対し、リディアは貴族に嫁ぐ大変さを実感し戸惑っていた。そんな不安を払って堂々と社交界デビューできるよう、貴婦人の鑑と名高い夫人の教育を受けることになったリディアだったが、花嫁修業に訪れた屋敷で、なぜかメイドとして働くことに。いっぽうエドガーの元には、婚約者を名乗る令嬢が現れ…。 以上解説シリーズ11冊目です。久しぶりに手にしてみました。今回は、なかなかおもしろかった。ライバルというか、リディアがいじめられてそこそこせつなかったし。まぁでもラブラブですから。今回からやっとまともになってきた二人。障害なんてなんのその。反対する人いないし、エドガーはリディアにゾッコン(死語w)だしリディアが素直になればいいだけのこと。プリンスも今のとこ何事もないみたいだし。当分はラブラブぶりが続くのかな私 的 評 価5 段 階
2009年12月06日
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『サウスバウンド』奥田英朗サウスバウンド(下) 元過激派の父は、どうやら国が嫌いらしい。税金など払わない、無理して学校に行く必要なんかないとかよく言っている。そんな父の考えなのか、僕たち家族は東京の家を捨てて、南の島に移住することになってしまった。行き着いた先は沖縄の西表島。案の定、父はここでも大騒動をひき起こして…。―型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、新時代の大傑作ビルドゥングスロマン、完結編。以上解説“2006年本屋大賞”第2位作品です。文庫なので上下巻に分かれていて下巻は家族が沖縄に行ってからの話。元過激派の父を持つ小学6年生の二郎。そんな父親に振り回される人生。二郎の視点で書かれています。相変わらずの二郎のツッコミがおかしかった。困った親を持つ子供はこんなふうに育つのでしょうかw西表島で暮らすようになり、自給自足の生活を始めるとだんだん家族の絆が深くなる。元過激派のお父さんもとても愛らしく感じました。最後の防衛戦も、夫婦がいい味出してたし。ラストはどうなるかと思ったけれど気持ちよく終わったのでとても満足。きっとそのうち二郎たちも連絡あって家族で幸せに暮らすんだと思う。両親の昔話がチラッと出てきたけれどとっても興味ある。有川浩さんあたりが詳しく書いてくれるとニヤニヤものだと思う。まぁ書かないけどwやっぱ、両親が仲がいいのが一番だね。映画化されたみたいだけど観てみようかな~ 【中古】邦画DVD サウスバウンド スペシャルエディション【10P02Dec09】私 的 評 価5 段 階
2009年12月04日
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『植物図鑑』有川浩植物図鑑ある日、道ばたに落ちていた彼。「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です」「―あらやだ。けっこういい男」楽しくて美味しい道草が、やがて二人の恋になる―。書き下ろし番外編に加え、イツキ特製“道草料理レシピ”も掲載。以上解説やっと図書館で順番が廻ってきました。かわいいジャケ。「図書館戦争」と似ているから同じ人がデザインしたのかと思ったら全然違う人でした。今回の恋愛小説は、道端に落ちていた彼を拾うところから始まる。なかなかのいい男で、家事ができる。あれー“きみペ”に似てるな~と思いながら読んでました。かなり似てますwけれどこの作品は、ストーリーに雑草を絡ませて書いてある。写真付き、レシピ付き。正直、雑草の話はどうでもよかったんだけど読んでるうちに食べたくなってきた。摘んできて料理する勇気はないけど。文章も相変わらずの有川節で小説なのに少女漫画っぽい。イツキみたいな男の子一家に一人欲しいです。私 的 評 価5 段 階
2009年12月02日
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『サウスバウンド』奥田英朗サウスバウンド(上) 小学校6年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても変わってるという。父が会社員だったことはない。物心ついた頃からたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、よその家はそうではないことを知った。父は昔、過激派とかいうのだったらしく、今でも騒動ばかり起こして、僕たち家族を困らせるのだが…。―以上解説“2006年本屋大賞”第2位作品です。文庫なので上下巻に分かれていて上巻は家族が沖縄に行くことを決めるまで。元過激派の父を持つ小学6年生の二郎。そんな父親に振り回される人生。二郎の視点で書かれています。前半は、父親に腹が立っていたけれど読んでいくうちに父親の個性が楽しくなりなんだかちょっとかっこよくも思えてきた。実際、こんな父親だったら困るけどwストーリーも中盤から盛り上がってくる。上流家庭の祖父たちのもとで従兄弟たちとお行儀よく暮らすか、あの父親と沖縄の西表島で自給自足の生活するか二郎にとっては究極の選択かと思いきや意外とあっさり家族についていったな。やはり家族は大切だもんね。西表島で、この家族がどんな生活をするか楽しみ。二郎のつっこみが好きです。私 的 評 価5 段 階
2009年11月26日
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『少年陰陽師【異邦の影を探しだせ】』結城光流少年陰陽師(異邦の影を探しだせ) 晴明の孫はおちこぼれ!?13才の昌浩は希代の陰陽師・安倍晴明の末の孫。素質は素晴らしいがまだまだ半人前の昌浩は相棒の物の怪"もっくん"と共に修行に励んでいる。そんな中、なんと内裏が炎上するという騒ぎがおこり……以上解説目新しい面白シリーズ探しているんだけどなかなか当たらないな~このシリーズもそこそこ有名だと思うけど続きが気になる、とまでいかないな。まだ1冊目だからかな~舞台は魑魅魍魎がはびこる平安時代。阿部晴明の孫、昌浩が主人公。物の怪の“もっくん”と祖父を超えるべく修業と仕事にあけくれています。この分野、嫌いじゃないんだけどワクワク感があんまりないかな。でも、面白要素はこれからもたくさんありそうなのでもうちょっと読んでみようと思う。アニメ化もしてるみたいだしね。私 的 評 価5 段 階
2009年11月19日
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『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎ゴールデンスランバー 仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。以上解説“2008年本屋大賞”大賞作品です。多数が映像化されているけれど伊坂さんの作品を読むのは初めて。主人公青柳が、首相殺しの犯人にされて逃亡する話です。なんとタイムリー★読み始めて少しして、テレビでも市橋容疑者の全国指名手配でかなり盛り上がってた。なのでこの作品といろいろカブる。実は市橋は犯人ではないのでは?と疑ってみたりもした←すぐ影響されるwまぁそんなわけないんだけれど市橋容疑者の逃亡生活が気になる。この作品は、詳しく書かれています。主人公の青柳は首相なんて殺してないのに全く関係ないのになぜか犯人にしたてあげられる。バックは政治がからんでいるみたい。たった3日間のことなのにとても長く感じられた。仙台市内から出てないし警察にも何度も捕まっては逃げてるし。ハラハラドキドキして読みだしたら止まらない。続きが気になる。3章までは、青柳に関わる人たちの事件前後の話。元カノだったり大学時代の後輩だったり病院で偶然知り合った人だったり・・・20年後も最初に書いちゃうところが面白い。読んでる時は何が何だかわからなかったけれど全部読み終えた後、また始めの章を読んでいけばいろいろリンクするところがあってもっと楽しめました。第4章からは青柳が事件に巻き込まれていく話。青柳が中心です。時間も“24”みたいに刻々と流れるのではなく時々過去に戻ったりもしている。政治家が絡んでるからってここまで警察を動かせるのか、もっと簡単に・穏便にすまされたのでは、違法までしてでっち上げなんでできるのか、とちょっとひっかかったけれどまぁフィクションですから(´д`;)でもそこだけが納得いかなかったな。無理があったというか・・・青柳を取り巻く、青柳を信じている人たちがとてもよかった。マスコミ、警察に踊らされることなく青柳という人を知っていて自分の勘を信じる。なかなかできることではない。そして両親、父親の言葉。胸が熱くなりました。けど実際、指名手配犯と断定されてるのにあんなこと犯人の親が言ったら世間にかなり顰蹙買うよな~読み手は真実を知ってるからねそして最後の、エレベーター・判子の伏線がここにつながるのか・・・と感心しましたいや~面白かった。私 的 評 価5 段 階
2009年11月12日
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