3. フューエルバンドSE(ナイキ NKE +67%) ナイキが11月に発売。スマートフォンの普及と健康志向の高まりを受けて、リストバンド型の活動量計がヒット商品になりそうです。スマートフォンと連携し、万歩計や日々の運動カロリー消費量を表示させる機能を有しています。価格は100-150ドルと手頃で、アプリの機能も拡充してきていることから、現状においてはこのリストバンド型が優勢と言えます。スマートウォッチ型も発売されつつありますが、現状においてはスマホ機能付き時計の域を出ず、端末価格の高さや対応アプリの少なさから需要は限られると見られます。
最後に私個人のイチオシ商品、それは先日発売された「iPad mini Retinaディスプレイ」です。私は日頃読み物が多い事もあり、アマゾンのキンドル発売以降、これまでキンドル3台、iPad4台を買い替えてきましたが、今回が最も満足度の高いアップグレードでした。iPadの高機能を備えつつ、より持ち運びが便利なサイズにもかかわらず、画面が非常にクリアで読みやすいという、携帯端末の集大成と言えるのではないでしょうか。アップルの株価は今年ほぼ横這いですが、商品に対する満足度が高く、財務体質が強固でバリュエーションが低い中、見直される日もそれほど遠くないと見ています。