大学時代の先輩が入院されて日帰りで主人と大阪に行ってきました。
十二指腸にできた癌で、秋に大手術をされ年末には家に戻られて
リハビリに励んでおられたんですが、3月下旬に再発。
今はモルヒネをうちながら痛みと闘っています。
同じ癌友だから、お互いに「どないしてる?」ってメールしながらの
数ヶ月。ここ10年くらいは年賀状だけのやりとりでしたが、
ここにきて、10年すっとばして又あの頃と全く同じ近さ。
20年前の演奏会のビデオをCDにおとして、お見舞いに持っていく。
映像を見ながら「あの頃はよかった。」なんて思っちゃう。
何がよかったのか?
大事な人が皆元気だった。私に関して言えば両親がまだ元気だった。
先輩も元気だったし、私自身、病気になるなんて考えもしてなかった。
底抜けの明るさがそこにありました。
恋愛がうまくいかなくて、先輩も私も鬱々としてた日々もあったけど、
それでも太陽は燦燦と降り注いでた。
若いときは自分がどれだけ幸せかって自分じゃわからないって言われたものですが
こういうことだったんだよね、って思う。
でも。 病気になっても、人って明日のことをやっぱり語れるのね。
それは生き様というもので。
お見舞いに行ってこちらが元気をもらいました。
きっと回復してお家に帰れますように。
そうしたら願いを一個ずつ叶えましょう。
まずはみんなで音楽をしましょう。
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