Jashi's ROOM

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2013.01.01
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テーマ: Windows8(95)
■5年ぶりにデスクトップ機

デスクトップとしては5年ぶりに新しいPCが欲しくなり、年末の2012年12月27日に部品を物色してネット通販で注文した。最近は価格.COMで最低価格や評価を知ることができ、送料無料のところも多いので、店頭に買いに行く必要性がない。

届いた部品は、同時に注文しても個々に発送されたものもあるし、同じ販売店でも個々に注文したものもあり、以下のように多数の段ボール箱の山となった。


■使用した部品

・CPU
PCを組み立てるとき、まずはCPUの選定から始まる。

以前はよく使ったAMDだが、最近は・・イマイチだが、低価格の5000円弱のCPUでも高性能のGPUを内蔵したCPUを発売している。低価格でビデオカードを購入せずに安価なPCを組むにはAMDは最適だろう。

Intelはどうだろう、AMDの低価格CPUとは少し安いIntelのCeleron G550は3500円程度だが、内蔵GPU性能ははるかに及ばないが、低価格PCを組み立てるには最適だと思う。

以前のようにAMDのCPUは消費電力の面やその他個人的なことで買う気がしない。今回は、最上級を狙うつもりもなく、ある程度の処理速度のCPUを狙った。

Ivy BridgeでクアッドコアのCORE i5 3570K BOX。今回のPCの中でダントツに高価な部品だが、内蔵のGPUとしては比較的性能が高いHD4000が実装されており(AMDの低価格のCPU内蔵GPUよりは落ちるが)、クロック倍率がロックされておらずオーバークロックできるのも捨てがたく購入。またボックス品なのでクーラーが付属。19800円。


・マザーボード
CORE i5 3570Kを選択すれば、そのCPUの倍率をチョイスできるのがZ77チップセットを使ったマザーボードに自然と選択される。もしCeleron G550をCPUに選んだ場合なら、B75やH77のチップセットのマザーボードの選択肢もあり、安いと5000円程度。

今回は小さいPCを目指したためmicro-ATXサイズとなる。その中で相当以前から使って信頼性が高いと思われるASUS社、そしてZ77チップセットはPCIスロットをサポートしていないのだた、それもサポートしているものはP88Z77-Mと自然に選択された。9000円弱。


・メモリ
Patriot MemoryのPSD316G1600KH。DDR3 PC3-12800 8GB 2枚組のもので安いものを探したら、そこそこの5000円程度だったので購入。もっと最小限なら2GBx2や4GBx2でも十分動作する。メモリは2枚差しでデュアルチャンネルで動作させる方がいいだろう。


・HDD
選んだのはウエスタンデジタルの2TBのHDDであるWD20EZRXで、高速ではなく省エネタイプのドライブは6980円。2.5TBのHDDも容量あたりの価格が近付いているので、そろそろ選択肢になるかもしれない。


・光学ドライブ
現在はDVDドライブなら2000円を切る価格で買える。

ブルーレイドライブも安くなってきており7000円前後から購入できる。その中からパイオニア BDR-208BK/WS バルクを選んだ。大容量のBD-XLのメディアには対応していないが、信頼性が高そうなパイオニアで、ソフトウェアも付属ということで購入。


・ケース
今回はケースは、大きさはミニタワーサイズ、フロントパネルにUSB 3.0ポートが2つあり、マザーボードの前面パネル用USB 3.0ポートに接続できるものという条件で探すが、電源別売でも比較的高めの5000円少々のKUROBe2というものに絞られてしまった。フロントとリアにクーリングファン付き。


ミドルタワークラスなら3000円台で、電源付きで非常に安いものもある。

・電源
電源は500Wで探すと、玄人志向KRPW-L4-500Wが2800円程度なので購入。他社にも同程度で効率80%以上のものならもっと安いものもある。


電源容量が400wのものでも使える。

■組み立て

マザーボードにメモリーやCPUと取り付ける。

そして付属のCPUクーラーを取り付ける。CPUクーラーには熱伝導シートが貼り付けられている。忘れずにクーラーの電源をマザーボード上にコネクタに差し込む。

ケースに電源を取り付け。ケースに付属のビスを使う。

今回使ったKUROBe2はミニタワーとして特に奥行きが短いわけではないが、ケースの前面にある内部のケーブルを固定するクリップ、背面のファンがマザーボードの奥行きによっては取り付けに干渉する。使ったマザーボードであるP88Z77-Mがmicro-ATXサイズとしては奥行きがフルサイズのため、ケースに収めるときに苦労した。結局は背面ファンを取り外してマザーボードが入った。それもキッチリというかギリギリであった。そしてビス留めする。


マザーボード取付の前には、ケースに付属のスペーサーを取り付けておくのを忘れずに。また、マザーボードの取付穴に合わせてケースに取り付ける必要がある。必要以上にスペーサーを取り付けるとマザーボード裏側でショートして動作しないということが起こる。

このように小型のケースであるKUROBe2だが、クーリング性能は高そうだ。前面の大きなファン、背面にもファンがある。これらも電源を接続。前面の5インチや3.5インチベイのカバーはメッシュ状になっており、フィルターが付いている。ブルーレイドライブを取り付けるため、このカバーを取り外した。


KUROBe2では5インチベイへドライブを取り付けるとき、ネジ止めではなくパチンとはめ込むだけで可能になっている。

マザーボードへの電源だが、24ピンおよび8ピンがある。その8ピンの12V側のコネクタは、以前は4ピンだったのがマザーボードへの電源供給強化のために変化してピン数が増えたものだ。5年ぶりのPC組み立てで時代の流れを感じる。実際には今回使った電源では4ピンのコネクタが2つあり、それをまとめて差し込めばいい。(もし内蔵電源には4ピンしかない場合、4ピンのみ)

KUROBe2から出ているリセットスイッチ、電源スイッチ、HDD LED、電源LED、フロントオーディオ端子、そしてフロントUSB、これらをマザーボードに接続。特にKUROBe2のフロントUSB 3.0のケーブルは、マザーボード背面のUSB 3.0ポートに接続するものなのだが、太くて長いのだ。それにマザーボード上のUSB 3.0ポートに接続するため変換ケーブルが付属しているため、ケース内でかさばってゴチャゴチャする。

そして、HDDをマウンターにネジ止め。ブルーレイドライブも含めて、SATAのケーブルをマザーボードと接続。以上で組み立て完了。


■OSとドライバー類のインストール

組み立て後、電源を入れてみると問題なくBIOSが起動した。

OSとしてWindows 8 Proをインストール。1月31日まで無料で取得できるWindows 8 Media Center Packのプロダクトキーも入れて機能の追加。

マザーボードの付属のCD-ROMからドライバー類をインストール。さらにブルーレイドライブ付属のメディアからソフト類もインストール。

以上、まったく問題なく完了。

■新しいPCのWindows エクスペリア インデックス

今回の新PCは右側のもの。左側は最近もらった5年前のGateway GT5228JというPCで整備しなおしたもの。この2つをWindows エクスペリア インデックスにより比較してみよう。


ちなみに、インデックスの数値の上限は、Windowsにより異なり、Windows Vistaが「5.9」、Windows 7が「7.9」、Windows 8では「9.9」である。VistaのPCではいくら高速のデバイスがあっても「5.9」なのだが、7、もしくは8なら適切に評価されるということである。また、エクスペリア インデックスは、Windowsのバージョンにより若干異なることもあったり、評価が適切でないという声もあるが、標準に備わっている機能で誰でも使える。それを前提で調べてみる。

新PCのスペックをあげると、CORE i5 3570K(3.4GHz最大3.8GHz)クアッドコア、メモリ16GB、HDD2TB、GPUはCPU内蔵のHD4000。OSはWindows 8 64bit。CPU内蔵のGPUであるHD4000は思った以上によい。HDDのスコアが足を引っ張っているくらいだ。


GT5228Jのスペックは、Core 2 Quad Q6600(2.40GHz)クアッドコア、メモリ4GB(増設)、HDD2TB(増設)、ビデオカードGeForce8500GT、OSはWindows VistaからWindows 7(32bit)に変更。明らかにCPUやグラフィックスは劣るが、5年前はスペックは高かっただけに意外と健闘。HDDは新PCと同じのため変わらず。


それなら今までメインPCとして使ってきたノートPCであるAS5750(2011年春モデル)ではどうだろう。これはSandy bridgeのCORE i5 2410(2.3GHz最大2.9GHz)デュアルコアで4スレッド、CPU内蔵GPUはHD3000、メモリ4GB、HDD640GBである。HD3000のグラフィックスは意外と健闘。プロセッサについてもそこそこだ。


さらに5年前に組み立てたathlon 64x2 5000+ 2.6GHz デュアルコアに、ローエンドビデオカードATI Radeon HD 5450を装着したものではどうだろう。メモリは4GB、HDDは2TB。先のGatewayと同時期のものだが、CPUの性能は明らかに見劣りする。グラフィックスも最新ではないが、GatewayのPCに装着されているビデオカードよりはずっとマシだ。


操作した感じは、新PC>AS5750>athelon pc=Gatewayとなる.

■新PCの活用

我が家では、PCにPT2やPT3などを接続して地上波や衛星波の録画をしている。録画や再生にはそれほどのCPU性能は要求されないのだが、編集やTSファイル以外に編集するときには時間がかかるのが、このPCにより高速に処理できる。他にもインターネット用サーバーとして使っているPC、ファイあるサーバーとして使っているPCもある。これらは今回のWindows エクスペリア インデックスでの比較で出てこなかった低性能のPCが担っているいるものもある。

今回の新PCにより、我が家のPCによる仕事分担をぼちぼち変えていく。

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Last updated  2013.01.02 22:44:26
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arch@ Re:■EasyCAP DC60のまとめ。64ビット版Windows対応と映像形式(09/04) 超久しぶりに使ってみました。Win10 64bit…
楽天泰子 @ おめでとうございます。 おめでとうございます。 参考になればと…
jashi @ Re[1]:ACテーブルタップとUSBチャージャーが合体!(06/23) 新米3109さんへ 返事が遅れて申し訳ありま…
新米3109 @ Re:ACテーブルタップとUSBチャージャーが合体!(06/23) 最近パソコンも使うことが多いのでこれい…

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