Jashi's ROOM

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2014.05.04
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「東芝のノートPCがあるが、使えるようにしてもらえないか」と依頼があった。とりあえず持ってきてもらったところ、東芝が販売していた2008年秋冬モデルのNB100(PANB100NL)であった。これはもう死語になりつつある「ネットブック」であった。

ただし電源が入らなかったので確認したところ、ACアダプターが壊れていた。付属のACアダプターは電圧が20Vだが、確認時に目の前にあったプラグの大きさが同じで19VのACアダプターを接続したところ、本体はまったく問題なくWindows XP SP3が起動した。家のジャンク箱をのぞいたところ19.5Vの大型のACアダプターがあったので、付属のACアダプターからプラグを切り取って付け替えて対応した。

本体にUSB接続の外付けDVDマルチのドライブを接続してWindows 7をインストールすることにした。インストールさえすればドライバー類は何とかなるだろう。



起動時、[F2]キーを押してBIOS設定画面に行き、起動デバイスを外付けDVDマルチドライブが内蔵HDDよりも先になるように設定。これでWindows 7インストールメディアを入れてインストール出来るようになる。



Windows 7のインストールにはそれほど時間が掛からなかった。時間が掛かるのはSP1やWindows Updateにより更新プログラムを適用するときである。さすがに最初から搭載されている1GBメモリーでは時間が相当掛かってしまう。

Windows 7のWindows Updateによりグラフィックス、有線LAN、無線LANなどのドライバーがインストールできるが、東芝のサポートページに 「NB100/HF、NB100/HFW用 Windows 7 アップグレードモジュール」 としてBIOSや各種ドライバーがあるのでバージョンを確認しながらインストールしていった。

Bluetoothに関しては、東芝のドライバーを入れないと使えなかった。

元のBIOSはv1.9で、東芝のサポートページにあるv2.1のものを適用した。本来ならWindowsを入れ替える前に適用しておき、Windows 7をインストールしていくべきなのだが、Windows 7に入れ替えてからでもBIOSのアップデートは可能だった。

先に書いたように1GBのメモリーでは苦しいので、2GBのメモリー(SO-DIMM 2GB 200pin PC2-5300)を送料込み3000円弱で購入した。メモリーの交換は底面にあるビスで固定されているカバーを取り外し(写真の右下)、左右のツメを緩めてメモリー取り外して(写真の左上)、2GBのメモリーを取り付ける。



2GBのメモリーになると相当快適に動作するようになった。

Windowsエクスペリエンスインデックスは以下のもの。一般的なネットブックと同じパーツが使われているため、同様な値が出ている。HDDが若干パフォーマンスが低いのは120GBで速度が遅めのためであろう。


AX





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Last updated  2014.06.06 19:32:23
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arch@ Re:■EasyCAP DC60のまとめ。64ビット版Windows対応と映像形式(09/04) 超久しぶりに使ってみました。Win10 64bit…
楽天泰子 @ おめでとうございます。 おめでとうございます。 参考になればと…
jashi @ Re[1]:ACテーブルタップとUSBチャージャーが合体!(06/23) 新米3109さんへ 返事が遅れて申し訳ありま…
新米3109 @ Re:ACテーブルタップとUSBチャージャーが合体!(06/23) 最近パソコンも使うことが多いのでこれい…

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