前回、「AndroidとWindows、どちらも起動可能なTeclast X98 Air 3G購入」という記事で、夢のようなAndroidとWindows 8.1とのデュアルブートできる台湾Teclast社の「X98 Air 3G(デュアルブート版)」タブレットを購入して間もない概要を書いた。なお、「X98 Air 3G」にはAndroid版、Windows版、そしてデュアルブート版があるので要注意。
今回はこのタブレットのAndroidとWindows 8.1について書いてみる。これは後にAKIBA PC Hotline!で紹介された。
起動するとAndroidとWindowsのマークが出て、起動するOSを選ぶことができる。
■Windows 8.1を起動
(1)格安タブレットのWindows 8.1はタダのOS
このWindowsは正確には「Windows 8.1 with Bing」というもので、格安のタブレット向けに0円Windowsとして供給されている。ieの検索がマイクロソフトのBingを使うようになっているだけで(他の検索エンジンに変更可能)、2014年春に提供されたWindows 8.1 Updateそのものである。このタダのWindows 8.1によって中華タブレットではIntelのCPUを搭載したものが日本でも1万円少々から買えるようになってきた。
なお、Wi-Fiで接続してインターネットで使えるようにした。
(2)中国版Windowsを日本語化
Windows 8.1を起動。搭載されている「Windows 8.1 with Bing」は32ビット版であった。そして中国版。
1万円台の0円Windowsを搭載した中華タブレットにはOfficeが付属しているものが多い。そのOfficeとは「Office365」というもので1年間のライセンスが付いたものだ。今回購入した「X98 Air 3G(デュアルブート版)」にも付いていた。メニューの中に「Office」という文字が見えるのでクリックすると、中国版の文字・・・・。でもそれをさらに進めるとブラウザが開いて「Office Online」と思われるページに導かれる。