105mm F2.8 DG DN MACRO | Art 5
APO-LANTHAR 50mm F2 Aspheical 22
AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED 15
Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D 8
Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S 23
35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (F053) 2
SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1 12
SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 9
SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD 1
Pentax M42 Super-Takumar 55mm F1.8 12
Pentax M42 Super-Takumar 35mm F3.5 4
Pentax M42 Super-Takumar 28mm F3.5 5
MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2 33
MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4 14
MINOLTA MC ROKKOR-PF 58mm F1.4 7
MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2 25
MINOLTA MC ROKKOR-PG 50mm F1.4 28
MINOLTA MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 3
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さて今回はX-T2での「XR RIKENON 50mm F2」に登場してもらいます。タイトルのように純正の「XF 35mm F2R WR」との比較がしてみたくて二日間で2本のレンズを使ってみました。APS-Cですからまあ分かっていることなんですが、あのXR RIKENON 50mm F2が開放でも周辺減光が出ないのがやはり「らしくない」ですね(笑)。でも最後に出ますがAPS-Cならではのメリットも見られますから...乞うご期待^^。まずは初日の純正XF 35mm F2R WRでの画像をしばしご覧ください。[サルスベリ](f/5.6, 1/90, ISO200:velvia)ご近所の公園のサルスベリが満開とはいかないまでもきれいな花が増えてきたので撮ってみました。どの花もきれいなので少し絞りましたので気持ちよく晴れた空も随分とはっきり出てくれてます。空と緑とくればやはり<Velvia>はいい色合いを見せてくれます。[ショウキズイセン#1](f/2, 1/140, ISO200:Provia)これ彼岸花かと思ったらショウキズイセンと言うんですね、とても素敵な色です。またこれからキバナコスモスがたくさん植えられる花壇にぽつんと一輪だけ咲いていましたのでとても目立ちます、これは開放しか無いですね、素敵な浮き上がり方をしてくれました^^。そして撮影している最中突然強い太陽光が差してきました...[ショウキズイセン#2](f/2.8, 1/140, ISO200:Provia)[フィルムシミュレーション違い](同上:Velvia)晴れてはいるんですが雲が多めで先程までほぼ自然光下というくらい全体に光が回っていたのが、かなり傾き加減の夕日が差してきましたので赤みが強く相対的に花の色が弱くなってしまいました。そして逆に日陰が強く出ますのでその場所の土や草に青味がかかるのも分かります、ですからけっこう現像時のWBで微調整が必要でした。時間帯を見てWBを「オート」にしていたんですが、やはりX-T2も光を読むのに苦労しているんですね(笑)...このへんがカメラ任せにできない大きな「光を読む勘所」と言えそうですね。したがってVelviaが少し彩度が上がりすぎる結果となり、自然な彩度(記憶色)でProviaをチョイスです。そしてこの日は雨上がりのせいか少~しだけ虹が出ていました...(午後5:30ごろ)[Mini Rainbow](f/8, 1/140, ISO200:Provia)この時も夕陽の色味がとても強くProviaくらいがちょうど良かったですね、でも分かりづらい虹ですね^^。画面ほぼ中央雲の下くらいに微かに見えています^^;)。ここまでが「XF 35mm F2R WR」の画像です、さすがに開放からキリッとした画を出してくれます。安心の純正というところでしょうか^^。そしてここから「XR RIKENON 50mm F2」の画像になります。APS-Cなので画角としては75mm相当になってしまいますが、逆に花などは切り取りが楽になる分撮りやすいですね。[ハナミズキ](f/4, 1/80, ISO400:Velvia)時間帯がガラッと変わって翌日の早朝となります。ただし日が昇りだす前から撮ってますので光(色)的には日陰の青味が強く出がちで似たような状況とも言えそうです。このハナミズキも少し太陽の光線が当たりだしていますので、奥のベンチの椅子やフェンスの白が青みがかってきます。でもそれを調整すると主役の葉たちが微妙に不自然になってしまいます...難しい時間帯と言えますね^^;)。[芙蓉の花](f/2.8, 1/250, ISO400)あいかわらずきれいな花を披露している池の周り、朝イチですからどの花も元気です^^。日陰の花ですから色かぶりまで調整していますが、描写自体はとても良いですね、背景の距離も絶妙で純正に負けない素敵なボケになってます。[芙蓉-Dreaming](f/2, 1/550, ISO400)そしてこれは陽が強く差し始めて撮った1枚ですが、面白いですねえ。芙蓉の花が玉ボケ製造機のように写ります(笑)。花の中に見える小さな黒い点はアリンコです、撮影前にどかせば良いのですが、朝早くから働くたくさんのアリさんをいつもここで見てますからねえ...私にはできません^^。見ておわかりいただけると思いますが、このレンズフルサイズで使うとこういうケースでは中央を外れるとすぐにレモン型になる玉ボケが、レンズの美味しい中央部分を使うAPS-Cではけっこう広いスペースまできれいな形をキープしてくれるんです。これがマイクロフォーサーズだったらもっときれいになるんでしょうねえ...でもそれは求めていません...このレンズの美味しいところとトレードオフになってしまいます(笑)。[サルスベリ](f/5.6, 1/1000, ISO400:Velvia)これもちょっと絞ってみました、文化の杜公園のサルスベリ(ピンク)が頑張ってますから。このレンズらしい精細感も出てますね、奥の建物までけっこう距離あるんですが「APS-C」のセンサーサイズのせいかほぼパンフォーカス気味で被写界深度が深いのが分かりますね。[アベリア#1](f/2, 1/6000, ISO400:Velvia)最後は大好きなアベリアで締めましょうかね^^。もうだいぶ日が上がってきたんですが、ISO400くらいだったんでそのまま撮ってます、いけませんね^^;)。被写界深度が深いせいもあり開放でもピント域の花の数が多くてこういう時は助かります。加えて先程の例でもありますが、極端なレモン型が少ないので開放の玉ボケも楽しめます。[アベリア#2](f/4, 1/1800, ISO400:Velvia)そしてこちらは少し絞ってのf/4です、やはり画としてはこのくらいの方がこのレンズらしいですね(笑)。花だけでなく葉もキリッとした写りとなり、とても精細感が増します。そこに真っ白な正六角形がびっしり浮かんでくるのがとても印象的です...これぞオールドの極み!...(笑)。いかがでしたでしょうか...「XR RIKENON 50mm F2」も精細感もボケも純正に全然負けてませんよねえ。美味しいレンズ中央を使っているので「味」としてはいまひとつなんですが、純正同様なフィルムシミュレーションの楽しみ方ができそうです...らしい描写もしっかり出てますしね^^。今後も開放含めX-T2でのこのレンズのスイートスポットをどんどん探って行きたくなるというお話でした...楽しみですね^^。2020年9月 江川周辺・文化の杜公園にて(X-T2 + XF 35mm F2R WR & XR RIKENON 50mm F2)
2020.09.13
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少し前からX-T2でRAW撮りをはじめてますが、これがjpegでのフィルムシミュレーションほどのメリハリは少ないかもですがいままでのワークフローでそれなりに使えそうなんですよね。依然として純正レンズ「XF 35mm F2R WR」1本なのでなんとも言えないですが、フィルムシミュレーションで楽しむjpeg画像と比べRAWではゆとりのある画像と見えてくるから不思議です。繊細なというには多少無理があるかもしれませんが、やはりRAWの優位性を感じられXF 35mm F2R WRの新たな表情を見つけられる可能性が見えてきました。過去にjpegでもそれなりに繊細な描写も見られたんですが...[河原のニャンコ](f/2.8, 1/34, ISO200)[いつもの庭の薔薇](f/2, 1/1800, ISO200)[コスモス](f/2.8, 1/2500, ISO200)ニャンコなどは振り向いた顔にピントを置いてますが、しっかり浮き立つだけでなく沈みゆく夕陽に色付けされて優しい繊細なイメージを与えてくれます。バラもコスモスもともにしぼり開け気味ですが、花びらの質感をうまく描写してくれて柔らかさを感じさせてくれますよね。(※3枚ともProviaでの撮影です)初めてX-T2でのRAW現像をした時はその調整の余裕の大きさに(ボケ具合は別にして)APS-Cを忘れそうな感を受けたものでした...[Cobby:Provia](f/2, 1/3200, ISO200)[同:RAWより]どうでしょうか...Proviaでの画像が少しかたいかなと思いRAW現像でイメージ的により柔らかにできないかと試したものです。Cobbyだけでなく全体的に<ASTIA/SOFT>が前面に出ていますね...とても柔らかくなっている割にCobbyの「臨場感」は素敵に増しています。そんなことを思い出しながらここ二日間ほどのRAW現像で見られた気になる画像を見ていただきましょうか...(タイトルの横はLightroomでのプロファイルです)[朝6時の空気:Velvia](f/8, 1/105, ISO200)[アベリア:ASTIA](f/2, 1/2700, ISO200)[モミの木のような木に咲いた小さな花?:Vivid](f/2, 1/500, ISO200)[マルバルコウソウ:Velvia](f/2.8, 1/1700, ISO200)みな早朝からの「朝の光」での画像になります。それぞれ見ていくと「X-T2 & XF 35mm F2R WR」で撮ったと断定できなくなりそうな画像なので変な感じです(笑)。これはLightroomにてADOBEが用意したプロファイルを当てていることが大きいのかなと思いますが、「朝の空気」はVelviaらしい緑がFUJIらしさを残しながら早くも暑くなりだした空気感を描いてくれているし、モミの木みたいな低木の描写などFUJIではなく「ADOBE Vivid」を当てただけで何も手を入れてませんがなんとも落ち着いた大人の描写とでも言えるような描写です^^;)。そして半逆光で望んだ朝の光を受けたアベリアはインフォーカスのアベリアの一房が醸す「臨場感」が魅力ですね^^。最後の「マルバルコウソウ」は光り輝くオレンジ色の花びらが「ADOBE版Velvia」の優しげな緑を背景にひと際見る人の目を奪ってくれます...バランス良いですよね。そして午後の画像です...[ダリア:Velvia](f/2.8, 1/320, ISO200)[Cobbyと夕日:Velvia](f/2.8, 1/1400, ISO200,-2.33EV)こちらの2枚はほぼ撮って出しと手を入れたものの両極端です。(スイレン咲きの)ダリアはプロファイルを当てただけ、露出がバッチリだったせいか手を入れる必要を感じませんでした...でも背景の夕日の色を帯びたきれいな玉ボケがとても印象深いのですが、Velviaと言うには緑が普通です...FUJIらしさを見いだせない感じですね。それに比べると2枚目のCobbyはRAWでの撮影時夕陽に露出を合わせていますので前景がとても暗くなりますから調整項目はけっこう多いですがFUJIのVelviaの雰囲気(高いTonality & Saturation)は出ているかなと思います...Cobbyをマスクして明度を上げたりしていませんがしっかり立体感がキープされています。こうして見るとRAWではフィルムシミュレーションを愉しむことよりはいかに自分のイメージに近づけられるかという当たり前のような前提が大きいのかなと思います...まあ当然といえば当然ですよね。言い換えればjpegにてフィルムシミュレーションを愉しむのは出力までFUJIに身を委ねるようなものだということではないでしょうかね^^。手段が違えば結果も違って当たり前という感じですかね...それぞれ撮影と現像(出力)での力点が正反対ですからね。ただこうしたRAW現像での可能性・利点が頑然としてあるということも分かってくればX-T2の楽しみ方が広がるということで、場数を踏むことによって<jpeg時々RAW>の勘所もつかめてくる気がしてきますね。ただしX-T2でのRAW撮影・現像で少し気になったこともあります。先日の「非圧縮」がファイルが大きいので「ロスレス圧縮」にしての撮影だったのですが、ファイルが半分ほどになったのにNikon・Sonyと比べLightroomにての取り込み動作が若干『重たさ』を感じるのはなぜなんですかねえ...不明です。以上のようなRAW撮りの感想から仕入れたSD「SF-M32/T」は第2スロットに入れて「jpeg+RAW」の設定でそれぞれを分けて記録するように変更しないとですね^^。X-T2では「レンズの違いがあまりはっきりとは掴みづらい」と思っていましたが、jpegだけでなく画像編集耐性の大きなRAWでその弱点をカバーできるのかどうか試して見る楽しみが増えたかな...という話題でした。2020年8月 江川周辺にて(X-T2 + XF 35mm F2R WR)
2020.08.10
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さて帰ってきたX-T2ではこれからjpegだけでなく積極的にRAW撮りも加えクリエイティブな画像編集もしていきたいと思っています。そのRAWファイルは2,430万画素ですから非圧縮で約50MBほどになりそうです、ロスレス圧縮(約半分)でも気にならないとは思うのですが、どちらでも行けるとなれば安心ですからね。そのためにX-T2がせっかくのダブルスロットそれぞれがUHS-IIに対応しているので...連射はしないので書き込みに速度はそれほど求めないが、PCへ取り込む際の読み込み速度は早いにコシたことはありませんので前回同様にこのSDを用意しました...SONY「SF-M32/T」...</T>って何ですかね、これ保証の利かない「並行輸入品」なのでその意味でしょうかね。とにかく国内正規品と比べとても安いです。Amazonで正規品の最安が¥4,670(\5,220:送料込み)のところこの並行輸入品は\3,555(送料無料)でした。楽天で入手したのですが、最後の一枚ということで、先程見たら品切れになってました^^;)。以前にやはりX-T2用に購入して今α7IIに入っている同じSDは確か並行輸入品で\3,425でしたから今回はちょっとだけ高かったですね^^。そのα7IIに入れてるSDは安くてもちゃんと動作していますので問題はないのですが、このSDも大丈夫かというのは何の保証もありませんので一応X-T2でフォーマットした後に調べてみました。例の「CrystalDiskMark 6」ですね。カードリーダーはいま自宅で一番信頼できるこちらのBuffalo「BSCR708U3」です...そしてテストの結果です...「SF-M32/T」の公称値が[Read:260MB/s]で[Write:100MB/s]ですから公称値以上の数値を示してくれました...なんとか大丈夫そうですね、後は使用によるトラブルがなければ<当たり>ですね^^。※前から気になっていたLEXARから派生した「ProGrade Digital」のSDはSF-M32/Tの正規版の値段で64GBが買えてしまうのだが、けっこうユーザーコメント欄にエラーの報告を見つけるので購入には至りません^^;)。今回は最安であろう並行輸入品のUHS-II仕様のSD:SONY「SF-M32/T」の話題でした。※追記)</T>の意味はどうやら「TOUGH」の「T」のようである。2020年8月 自宅にて(Nikon Coolpix P7100)
2020.08.06
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ようやくレンズが来ました!梅雨が明けてから『雨の最強コンビ』が揃いました(笑)。おかえり、防塵・防滴の頼れるカメラそしてレンズよ...本体がバッテリー・メモリーカード含めても507gでレンズが170gですから合わせても680gほど、これはほぼα7IIIのレンズなしの本体だけの重量です...軽いですよねえ。そしてコンパクトです、これを下げてからα7IIIやα7IIのレンズ付きと持ち替えると同じミラーレスでもとても重く感じるから不思議です^^;)。ボディの方は先日「XR RIKENON 50mm F2」付けて撮りましたが、納得の写りでこれからオールドでもバリバリフィルムシミュレーションを楽しんじゃいます。まだこのレンズの方は再投入してないのでこれからが楽しみですが...とはいえ昨年半年ほどガンガン使ってますので、ちょっと線の太めな高いコントラストで開放からキリッといた写りは保証付きですからね^^。今後はjpegだけでなくRAWでも積極的に撮っていきたいと思っています...そのためにα7IIIでWBのK値でのクリエイティブな色づくりのためのトレーニングをしているのでこのX-T2のフィルムシミュレーションでも自分好みの色世界を作ってみたいですね。これで2台のα7とX-T2のミラーレスに我が愛機のD700、それぞれさんざん使って悩んだ末にリゲットしたものが2台となり使い勝手も手に馴染んだものばかりで写欲を刺激してくれるカメラが揃ったという感じで被写体探すのが楽しみになりますね^^。そしてきょうTamronからのメールで「良いんじゃない!」というニュースが舞い込んできました。この秋発売を予定して現在開発中という「70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)」ですね。これは楽しみです、あの良く写りつい最近もD700用に買い替えた「Model A005」のSony ミラーレス版ですからね。デザインもEマウントシリーズと統一されていていい感じですしねえ。まあSony用となると純正ほどではないにしてもNikon・Canon用のレンズより高めの値段設定になるでしょうが、これ出たら自分の持っている「FE70200F4G」と交換してしまいそうです...あのD700での生き生きとした写りがα7IIIでの連射に生まれるようなら文句なしですから(笑)。また一つ楽しみができましたねえ、ちょっと話題から外れましたが。外れついでに今回上のコンビをリゲットするにあたってのちょっとした裏話を...フィルムカメラ「Nikon F3」を査定した話です。今回お世話になったのはカメラのキタムラですが、X-T2ボディを探していたらキタムラに星の数ほど中古が上がっておりまさに選び放題でした。いろいろ探してこれかなと決めた後に大きなバナーで「フィルムカメラ買取キャンペーン」というのが目についたので詳細を見てみると、高額査定キャンペーンで<0~72,000円>とかなり上限の高い値段がついていたので物は試しと送ってみたんです...結果としてはこの<0~...>というのが味噌でした(笑)。なんとメールで伝えてきた買取り額がたったの800円!すぐに返送希望の手続きをしました。「傷が多いが動作しているので査定額がでました」と書いてありましたが、笑っちゃいました。やはり見てくれが大事なんですねえ、ファインダーも清掃して見やすいしモルトの劣化など無いし...私に「もっと使って」ということかな。このところROKKORレンズが気に入っているのでフイルムカメラもMINOLTAにしようかなと浮気しそうになったのがいけなかったんですね(笑)。そんなわけでオールドレンズ用に書斎に作ったブックシェルフ型防湿庫もリビングにあるメインの防湿庫もなんだか満杯になってきた感があります^^;)。私の使うオールドレンズは安い物が多いので増える傾向は止まらなそうだし、そろそろ書斎にも防湿庫を考えないといけない時期に来たみたいです...悩みがつきません(笑)。2020年8月 自宅にて(D700 + AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED)
2020.08.05
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前々からこちらに書いてきたことですが、α7IIを取り戻すために泣く泣く手放した「X-T2」をようやくリゲットすることができました。以前使っていたボトムケースは捨てずに残し、もちろんマウントアダプターもいつかはまたという思いでブックシェルフ型防湿庫の奥に保存されていました...これらがリゲットの大きな推進力となりました(笑)。ただまだ防塵・防滴のレンズ「XF35mm F2R WR」は届いていません...もうすぐです^^)。レンズは別ですがX-T2は当時に比べ20%ほど安くなっていましたねえ、良くできたカメラなんですがねえ^^;)。とりあえず写真のように前面のフォーカスモードが<M>となっているようにオールドレンズで勘を取り戻しているところです。これでまたFUJIFILMの「フィルムシミュレーション」を愉しむことができます。[ハゼラン:Velvia](f/2, 1/1250, ISO200)[ハゼラン:Provia][ハゼラン:ASTIA]いや~久しぶりのフィルムシミュレーションでのブラケティング撮影です^^。レンズは写真のXR RIKENON 50mm F2で撮っています。(上の様にちょっと暗めの画像だと違いが分かりにくいですね...)(© FUJIFILM)このFUJIFILMのフィルムシミュレーション・チャート図もほぼ頭に入ってしまいましたからねえ(笑)。でも最新モデルにはこの他にシミュレーションが随分と増えましたよね、エテルナ ブリーチバイパスほかモノクロのバラエテ等々...このへんはファームアップでユーザーの希望を叶えてくれるFUJIに期待するしか無いのですが、なんとかして欲しいですね...。[カンナ:Velvia](f/2, 1/2700, ISO200)[カンナ:Provia][カンナ:ASTIA]こうして見慣れた花で久しぶりに目にする「フィルムシミュレーション」、空とか緑を印象的に描いてくれる「Velvia」がひときわ目に付きますね。そして特にカンナの方では普段なかなかきっちりとわかりにくい「Provia」と「ASTIA」の違いがとてもわかり易く出ています。花と葉のハイライト部分が柔らかくなっているのですが、シャドー部は「ASTIA」も締まっており単なる「SOFT」ではなく「ASTIA/SOFT」だというのがわかります^^。こうしたシャドーを締めながらもハイライトに柔らかさを演出してくれるモードだからこそオールドレンズの描写に素敵な「調味料的」な味付けをしてくれるんですねえ...特に「光」を意識するようになるから撮影もよりに楽しくなります。こうしてX-T2が戻ってくるとオールドレンズをフルサイズ(α7II)とでよりバリエーションのある「味」を愉しむことができるようになりますね...ますますα7IIIが家族のイベント以外出番が無くなりそうです(笑)。まあそうならない為にもせっかくのα7IIIですから、目標のあと1/2であるVoigtlanderのアポランサー50mm F2をいつか、いやなるべく近いうちに手に入れたいですねえ^^。2020年7月 江川周辺にて(X-T2 + XR RIKENON 50mm F2)
2020.08.01
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木曜日...公休日のきょうは天気が悪い、午後Cobbyを連れて散歩に出るにもわんこの散歩用バッグには小さな折りたたみの傘を入れる。そしてカメラだ...こういう時まさに心強いのがX-T2なんですねえ^^。ここ最近オールドばかりだったX-T2に久しぶりに1本しかない純正のXF 35mm F2R WRに付け替えて家を出ました。もうすぐクリスマスだが都市部にはまだまだ色づく木々が残っている、それも見つければけっこう鮮やかなものが見つかるからありがたい。(f/4:Classic Chrome)Cobbyは土手に出ると猛烈にリードを引っ張る、毎回匂いをかぐのが待ち遠しかったかのように(笑)。(f/4:ASTIA)このレンズで臨場感を出すにはどんな光が必要なのか...絞りを開ければ前後のボケはそれほど汚いわけではないので自然と立体感は出てくるが、あの目の前に存在するかのような「臨場感」はなかなか手にすることができないでいる。そしてまたもや見つけた色づく葉をバックにしてこれまた色鮮やかな『赤』、まあファインダー覗いていても気持ちが良い。(f/2:Velvia)途中AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4を付けた時に少しミステリアスな雰囲気に撮れた場所が同じような天気・明るさだったのでこの純正ではどんなふうに出るか試しに撮ってみました。(f/4, 1/50, ISO200:ASTIA)さすがに条件を揃えたASTIAでも見た目に近い写りになってます...が、よく見ると枝の折れた木にピントが行ってません。なんとピントが抜けて奥の落ちた枝の山あたりから建物あたりに行ってしまっている。Sonyではまず見られない現象です...フォーカスポイントは最小ではないんですがねえ、この被写体と距離と大きさがあるのに抜けることがあるんですねえ・・・頭に入れておかねばです。(f/4:Classic Chrome)このCobbyの一枚はChromeを選んだ。きょうもLightroomでいつものように軽く調整していたんだが、特にCobbyの写真を見ているとなんとなくjpegが少し荒れているような気がしてならなかった。このレンズが少々コントラストが強めなのは分かっているが、すぐ上の一枚などCobbyに関してはかなりコントラストを落とさないと柔らかさが出ないのでまさかの彩度の低いChromeのチョイスである。ほかのASTIA・Velviaでは緑の草や彼の毛並みなど不自然で選ぶ気にならなかったなあ...なんだろうか。後半暗くなってきてISOオートに変えているので最後の一枚などはISO640になっているのだが、これくらいじゃそれほど荒れる原因にはならないはずなのだが...光に依るところが大きとは思うのだが不明だ。高感度撮影などの時に出るノイズと違って、jpeg特有の...表現は難しいが...「荒れ」といえばいいのかなあ...。梅雨時に何度も雨降りの中ISOオートで撮ってきているが、たまに見かけることがあったのでX-T2ではちょっとそのへんの因果関係を当たって見る価値がありそうな気がする。まあきょうはそんな課題がひとつ見つかった一日だった。2019年12月 江川流域にて(X-T2 + XF 35mm F2R WR)
2019.12.20
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7月に入りきょうまで日照時間がわずか3時間だそうです。なんということでしょう、まあ梅雨だから雨はしょうがないがそれにしても少なすぎる日照時間ですよね。私も梅雨に入ってからX-T2をゲットしたんですが、休みが雨ばかりで先日も言いましたがα7IIIが全然出番がありません(笑)。そこでそんな雨のなか撮影したX-T2の写真ですが、何度か「RAW+Fine」で撮った時があったのでRAW現像してみました。基本的にX-T2で撮ったものはフィルムシミュレーションを活かしたいがためにjpegオンリーでした。多少の補正・調整もjpegで十分間に合って(画質維持が可能)いたのであまりRAW現像の必要を感じてなかったというのがあったんですが、いくつか色にそれほどこだわらず・・・どちらかというと画作りというかレタッチしてみたいものがあったのでX-T2で初のRAW現像にチャレンジと相成りました。jpegでの画像がこちら...背景をあまり目立たせたくなかったので薔薇のイメージを壊さない程度に(PROVIA)-1EVにて撮影したものです。これでも十分柔らかな雰囲気がありいいかなと思えるレベルなんですが...。そしてこちらがLightroomにてけっこう触った後の画像です...少し背景の整理をしたくて消したものもあります。そしてバラをより印象的にするためにまずバラが明るく美しさを維持しながら鮮明に描写されるように(明度の)いくつかのパラメーターを調整してから、花以外にマスクをかけてきれいに浮き立つよう背景を補正しました。jpegの画像と比べ気持ちバラが明るく柔らかくなっていると思います。そして背景とのバランスで上の写真よりバラがしっかりとその美しさを主張しているんではないでしょうか。それほど色味も変わっていないので、こういうRAW現像はありかなと思いましたね。そしてもう一枚、最短撮影距離の関係で被写体が小さくなってしまった蜘蛛なのでトリミングを含め手を入れてます。まずはjpegの方ですね...まずもって蜘蛛の糸はきれいに張っていてもう少し光があれば、もしくは雨の水滴がきれいについていればインパクトはあるんですが、ただ蜘蛛が写っているなんともない写真なんです・・・でもさすがにXF 35mm F2R WRのシャープな写りはいいんですけどね(笑)。そこでもう少し手を加えられないか...蜘蛛の糸を若干でも明瞭にして、背景を少し幻想的な色付けと空間に見せられないかという目的でレタッチに取り掛かりました。それがこちらの画像です...こちらは先程とは逆に背景となる蜘蛛以外のエリアがほぼ全体になるので先に明度のパラメーターで調整し明瞭度を上げかすみの除去などで色彩と形状にメリハリをつけてなおかつ右のフットライトが面白い構造物に見えるので色の対比で見る人になにがしかの空間をイメージさせそうな世界を作ってみました。そのうえで蜘蛛を中心として被写界深度内にある蜘蛛の糸も含めマスクを掛けて覆い焼き的に明るさと明瞭度を上げて蜘蛛のスタンスを明らかにしました。どうでしょうか...大した目的はなかったのですが、面白くない画像もRAWだとさすがにレタッチ耐性が強いのである程度の画作りがLightroomにてできるようになりますね。まあほんのお遊びなのでこの程度でやめましたが、Lightroomにはいろんなパラメーターが備わっていますのでそれこそ『別世界』が描けそうですよね。そういう素材づくりのための撮影もまた楽しいかもしれません...特に雨の中なので^^。雨といえばPROVIAでずっととってましたが、ほぼ撮って出しで...こんな立体感豊かな画が続々と...出てきます。これは素敵ですよねえ、フィルムシミュレーション・・・ほんとに楽しいですよね。だからRAWいらずでjpegオンリーにしちゃうんですよね。先日仕入れたNiko用のマウントアダプターだけでなくPentax・Minolta用もいま調達していますので、「RICOH XR RIKENON 50mm F2」や「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2」でのASTIAの仕上がり具合がとても楽しみです。今度の休日・・・なんとか晴れてくれないでしょうかねえ(笑)。
2019.07.17
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天気の悪い日が続くなかようやく我が防塵・防滴仕様のX-T2に鬼に金棒アイテムが揃いました。先日ブログの中でお話したように雨天でも水を弾く性能が高く透過性の高いプロテクトフィルターと「雨滴を集めにくい」X-T2用のアイカップである。フィルターはご存知マルミ光機製の「EXUS/43mm」、《新品アクセサリー》 marumi(マルミ) EXUS レンズプロテクト 43mm【KK9N0D18P】価格:3660円(税込、送料別) (2019/7/13時点)楽天で購入貯まったポイントでゲット。そしてアイカップはX-T2用のというよりX-T1にデフォルトで付いていた『S』サイズのもの、こちらもポイントで^^。【送料無料】FUJIFILM アイカップ EC-XT S価格:1672円(税込、送料無料) (2019/7/13時点)楽天で購入以上の二つである。アイカップを付けたX-T2を比べてみましょう...左のように正面から見るとボリュームはそれほど変わりませんが、横から見れば分かるように厚さはちょっと下のSサイズの方が薄めですね。実際(眼鏡使用の)私が覗いてみたら、それほど変わらないかなと思ったのですが、若干Sサイズの方がぱっと見て四隅までがすんなり見られたかなという感じです(これはホント微妙です)。そして間違えなく遮光性はMサイズの方がはるかに優れています。したがって晴れている時は面倒ですがMサイズにしたほうが良さそうですね^^。でも雨の日はこれでMサイズの時での漏斗(ロウト)のように水を集めることはなさそうです。そして眼鏡使用者には機能で強い味方がもう一つあるんですね、「DISP/BACK」ボタンでファインダー像が一回り小さく表示できるんですねえ。ですから終始この小さい状態で見る必要はなく普段はデフォルトの広く見える状態で使い、構図や四隅の余計なものの確認時にこの機能を使って全体を見やすいサイズにして確認すれば良いのですね・・・長いことデジカメ・デジイチ触ってきましたが、こんなに眼鏡使用のユーザーにまで気を使ってくれるカメラ見たことないです・・・FUJIFILMほんとすごい!そしてフィルターです、どうもこのフィルター付けるのって気乗りがしないんですが、この金文字の「EXUS」に免じて我慢しようと思います(笑)。ここのところ雨ばかりでしたが実際レンズに水滴が気になったのは1回だけだったのですが、その1回に素敵なシャッターチャンスがぶつかったら目も当てられないですものね・・・まあEXUS付けたって雨滴(水滴)がノペーっとならないだけで付いた水玉が吹き飛びやすいというだけですから過信は禁物ですけどね。そして雨とは関係ないのですが、せっかく色のきれいなX-T2が来たのでしばらくサボってやってなかったモニターのキャリブレーションを実行しプロファイルを更新しました。これをやっておくと物撮りの際に「グレーカード」を使用して撮影を行った時の黒(及び白)がこれぞ「漆黒」というくらいほんとにきれいなのが分かるんです。それ以来3ヶ月に1度くらいのペースでキャリブレーションしています。写真のものはいまは新商品に変わってしまっていますが、「colormunki Smile」というその世界ではメジャーな<x-rite>の製品で当時Amazonにて1.2万ほどで購入できました。現在の製品はより高性能なのか値段が倍以上してますね、何が違うのでしょうか・・・気になります。まあ写真の「Smile」でも私的には十分良い仕事をしてくれていますので、いまのところこれで十分ですね。さあカメラ(X-T2)もモニターもリフレッシュしましたのでまたバンバンシャッター切らないといけないですね(笑)。
2019.07.13
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さあいよいよ本日は新加入X-T2に使うマウントアダプターの話です。いまのところ「XF 35mm F2R WR」で散歩スナップはこなしています、ほんとこのレンズ安いのによく写りますね。でもせっかくのミラーレス、APS-Cなのでオールドレンズと言えどその美味しい中央部を使っての描写ですからフルサイズのα7IIIでの画とどのくらい違うのか興味津々ですね。いまどきは中華製のやすいアダプターも選び放題なのでNEEWERあたりの1,000円前後のものをと思うのですが、ちょっと気になったアダプターを見つけたんですねえ。『Viltrox』というメーカー(中華製)のNikon Fマウント(G&Dレンズ対応)のマウントアダプターなんですが、見るからに絞り輪の調整幅がゆったりしてかつ他の同種のアダプターより多段階なんです。手に入れたものは内面が一応艶消し塗装処理がされているように見えます、でも自分でアクリルガッシュなどを塗ったものよりは少し艶々している感じですかね。参考までにこちらがSony α7IIIで使っているNikon F(G&D)用のアダプターの内部です...K&F Conceptのものですが、ねじ切りだけのテカテカですのでこれよりはだいぶマシという感じですね。試しにAi AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dに付けてみました。これが思いの外レンズの塗装とぴったりでとてもしっくり来ますね。ご覧のように絞りの指標がF(開放)~8まで中間絞りを含め16段階もあるんです。その指標の幅もほぼレンズ本体の絞り輪のそれと同じくらいあります、クリック感もそこそこしっかりあってこれは頼もしいですね。他のアダプターとのこうしたアドバンテージのせいか値段はK&F Conceptのものより千円ほど高めですが、大切な絞りの使い勝手はとても良いのでお買い得と言って良いのではないでしょうか。とりあえずX-T2に付けてみました...さすがにでかいです(笑)。D700ではフードも小ぶりなのでコンパクトかなと思っていましたが、X-T2のコンパクトサイズだとやはりかなり大きく見えますね。レンズが440g+アダプター100gほどなのでX-T2より少し重くなっちゃうんですね・・・X-T2、どれだけコンパクトなんだ(笑)。XF 35mm F2R WRが奥にあるので余計小さく見えますが、同じ単焦点ですがAPS-C用のレンズはとてもスリムでコンパクトですねえ。ついでにちょこっと撮影してみました...F(開放)での一枚です、f/2.8...フルサイズほどのピントの薄さは感じないのはやはりひさびさのAPS-C だからかな^^。ただ手持ちのD及びGレンズはこの他にTamronの90mmマクロくらいなのでAiレンズの時はいたずらに絞り輪が動かないようパーマセルで留めようかと思ったんですが、16段階の調整ができるのでAiレンズでも中間のいわゆる半段が使えそうで面白いと思いますね。使用詳細は実戦投入を待ちたいと思います...
2019.07.04
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FUJIFILMのミラーレス・・・昔からけっこう関心高かったんですよねえ。なんといってもカメラ・フィルム・DPEなどトータルに写真領域の蓄積を持っていてまさにその莫大なデータをもとに設計された思想が「Film Simulation」なんですね。(※「Film Simulationの世界」はホント読んでいて興味深く面白いです)つい先日D700にTamronの180mmマクロを付けて菖蒲を撮りに近所まででかけたとき、そのとんでもない重さを(分かっているつもりだったんですが)ひしひしと感じてしまい後半には腕がプルプルする情けない体験をしてしまいました・・・歳ですねえ(笑)。まあだからというわけではないのですが、FUJIFILMの「色」を体験すべく軽くて、APS-Cではありますがオールドレンズも使えるミラーレスということでX-T2を仕入れました。まあとにかく大きさも重さもコンパクト、一緒に手に入れたレンズは「XF 35mm F2 R WR」です。このレンズもとてもスリムでコンパクトなんですが、なにせX-T2の方もコンパクトなのでその小ささが目立たたないですね・・・バランス的にも取り回しがとてもしやすいですね。この組み合わせは「防塵・防滴」です、雨が降ってもいい写真が撮りたいという思いで揃えました。もちろん中古も中古、いわゆる『並品』がそのまたサービス価格で安くなったタイミングでX-T2を、レンズの方は気に入れば資産になりますので並品レベルの限定価格になった『美品』を仕入れました。さてこのX-T2でフィルムシミュレーションを楽しむための撮影となるとJpegでとなりますよね、RAWで撮って専用ソフトで色々シミュレートすることもできるみたいですが、やめました。せっかくなのでファイルの設定は「FINE」のみのjpegにしました。そんな使用前の設定をあれこれ済ませて、Cobbyの散歩にここしばらく使ってみました、二日ほど雨にも遭遇しましたのでテストにはちょうど良かったです。(f/4, 1/210, ISO200)これはずっとアーモンドだと思っていた木なんですが、果実が実りだすとまん丸で...なんと桃でしたというオチが付いた写真です(笑)。素直な色ですね、基本はPROVIA(Standard)で撮ってます。公園の木にちょっと渋い色合いの小さな葉が出てましたので、3つのシミュレーションで比べてみました。レフ機と違ってファインダーでその違いがだいたい分かるところがミラーレスの良いところですよね。(※使っているうちにこういう場合はフィルムシミュレーションのBKT・ブラケティングにすればよいということがわかりました^^;)..)<PROVIA>(f/4, 1/400, ISO200)<Velvia>(f/4, 1/420, ISO200)<Classic Crome>(f/4, 1/420, ISO200)すべてf/4で揃えて撮ってます、何が素晴らしいってどのシミュレーションも不自然さがないところですね。私としての記憶色としては<Classic Crome>なんですが、鑑賞する人にとってはその人の『脳が作り出す色』とが合致すると「いい色」と感じるというわけで、そこにこのフィルムシミュレーションの存在意義がある...というのがFUJIの考え方で、こうしてどれも彩度・階調性がそれぞれ違っても画に破綻を見せないバリエーションを見ると納得しますよね。そしてCobbyの写真を<ASTIA(ソフト):f/4>で撮ってみたものがこちら...(f/4, 1/60, ISO100)どこが<ソフト>なの?と最初思いました。日差しがなく光が全体に回る状況ですからよりソフトな面が強調されても良いかなと・・・でもよく見るとCobbyの体毛や奥の明るいところ(ハイライト部分)を見るとたしかに柔らかいのです。ASTIAの概要を見ると「なるほど」でした、まさにハイライトを柔らかめにそしてシャドー部を比較的固めに調整しているんだそうです。Nikon・Sonyで慣れた「ニュートラル」や「ポートレート」的なソフトとは一線を画すわけですね。これは開放付近で柔らかくなるオールドレンズなどには被写体・目的によっては使える設定だなと確認できました...楽しみです。上の写真のように光がそれほど強い日ではなかったのですが、このレンズらしいと言えばいいのかあまり見たこと無い玉ボケが出てくれた一枚がこちらです(PROVIA:開放にて)。(f/2, 1/90, ISO100)しかしきれいな朱色のノウゼンカズラですがそのシベを見ると開放からへんな滲みもなくとてもシャープですね。そしてF1.4でなく<F2>というところが無理がなくて開放からでも自然なぼけになっているんでしょうかねえ。続いては雨の中です。まずは雨が上がった直後の一枚<PROVIA:開放>...(f/2, 1/2500, ISO100)濡れたレンガそして水を得て生き生きとした緑の葉が良い質感ですね。そして公園にはたくさんのアベリアが薄いピンクを帯びて元気に咲きだしました...(f/4, 1/70, ISO320)雨の中光も少なく葉の緑がひときわ濃く写りますね、こんなときはマクロレンズが欲しくなります。そしてこういう写真がどんどん撮れるのも雨を気にする必要がないこのコンビならでは...(f/2, 1/340, ISO320)確かにカメラを上に向けるケースもありますね、レンズに付いた雫などは画に微妙に影響してくる可能性があるのでそのうち少し高いですがマルミの撥水性の高いプロテクトフィルターを雨の日用に調達したいところですね(普段はプロテクトフィルターは絶対付けない主義です)。でもこうして雨の日ならではの写真がこれから増えて、今までにない写真のアイデアが浮かんできそうですね。最後にこれは書いておかねばならないポイントですが、FUJIFILMお得意の「白」と同様の「肌色」ですね、これには驚きました(PROVIA:開放)。(f/2, 1/60, ISO400)たまたま家に来ていた孫をCobbyの散歩前にカメラを取り出したところで、窓ごしの淡い光で少し暗かったのですがテスト的に撮ってみたものです。この顔と左手の描写には家に帰ってPCで見てびっくりです、あの子ども独特のモッチリした質感ともどもなんと素敵な色なんでしょう。長くNikon機を使ってきてここ最近はSony(α7シリーズ)も使ってますが、この描写にまさる色・質感はあまり経験がないですね。つい先日まで孫たちの動き回る写真をしっかり写し撮ろうとα7IIIの大型アップデートに合わせて85mm F1.8と70-200mm F4を揃えてきましたが、なんかその座をX-T2に奪われてしまいそうな写りでちょっと嬉しい悩みになりそうです(笑)。Jpegオンリーでの撮影ということでFUJI的楽しみもありますが、今までの撮影スタイルを少し変えないといけないですのでしばらくはテスト・アンド・トライが続きそうです。ですがまたその過程で今までの培ってきたテクニックに磨きがかかることを考えるとまたまた楽しくなってきます。こうして見るとある程度写真を続けてきたからこそFUJIのフィルム・シミュレーションの素晴らしさを理解できて楽しめるようになったのかもしれませんが、もっと早く手にしても良かったかなとつくづく思いました...でも随分と前に使っていた「X30」もいい画を出してくれましたが、フィルムシミュレーションの真価までは理解できなかったですから「今でしょ!」ということなんだと思います^^。最後は雨の中で休憩中のCobbyです、まあ濡れネズミになってますがX-T2同様に雨は全然気にならない相棒です(笑)。(f/4, 1/240, ISO800)2019年6月 文化の杜公園、「キラリ☆ふじみ」ほかにて(X-T2 + XF 35mm F2R WR)
2019.07.04
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