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事件の犯人はあのコメンテーターが怪しいなぁと思っていましたが、真犯人が意外な人物で驚きましたね。伊岡瞬さんの作品は面白いのですが、残酷描写が多いので、苦手な方はこの作品を読まない方がいいかもしれませんね。
2024年11月26日
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静岡県で起きた一家四人殺害事件、通称袴田事件ー冤罪であるというのに死刑囚として58年も刑務所に囚われ、再審で無罪となり自由の身になった袴田巖さん。検察側の物的証拠が捏造されていたもので、警察·検察側が作ったストーリーによって死刑囚にされた。連日警察で12時間もの取り調べを受け、精神的に深い傷を追った袴田さん。何というか、真犯人は捕まらないままのうのうと生きて、無実の罪となった袴田さんは、58年もの歳月を奪われた。罪は消えても、時間は取り戻せない。後味が悪い事件です。袴田事件の他に、冤罪で死刑にされた事件がありますよね。警察·検察は、袴田さんを犠牲にして何を得たんでしょうか?
2024年11月25日
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生まれた時代があと100年くらい違っていたら、この人は自由に生きられたのでは?と思ってしまいました。でも、そうしたら彼女の現代における人気がなくなりますね。生涯を過酷なダイエットによって多くの時間に費やした彼女ですが、晩年はシミやシワ、リウマチや神経症に悩まされていたとか…やはり、無理なダイエットは、その後の人生を壊すものだったのですね。それよりも、ルドルフ様が鳥類学者として有名になり、学問に探究していたことは知っていましたが、やはり生まれた時代が違っていたら、幸せに生きられたのかもしれませんね。時代に翻弄されたエリザベートとルドルフ様、哀しい親子だなあと本を閉じた後思いました。
2024年11月13日
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ネタバレあり、未読の方は注意!!この作品を近所の大型書店で見かけ、数ページ立ち読みした時、恋愛小説なのに何故全米で最も売れたのだろうか?と思いながら購入しました。読み始めてみると、ロマンス部分はしっかりとあったのですが、残りは主人公・リリーと、彼女の伴侶となったライルの関係について。母親に暴力を振るう父を見たリリーは、父と何故母が別れなかったのかが疑問でなからなかった。しかし、父親と同じようなライルと結婚し、リリーは母親のかつての姿と己の姿、すなわちライルから暴力を振るわれている自分自身の姿と重ねていき、我が子の為に離婚を選ぶ。その時のリリーの、ライルに掛ける言葉が胸に響きます。初恋の人・アトラスと共に新たな人生を歩めるのか・・と、思いながら本を閉じ、タイトルと表紙―粉々に砕け散った花を見た後、「あぁ、そういう意味だったのか!」と叫びそうになりました。一部暴力描写が含まれますので、苦手な方はご注意ください。ですが、この作品は多くの人に読まれて欲しい作品です。7月下旬に発売予定の続編も、気になります。
2023年07月07日
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ダイソーで見つけた、レポート用紙です。サイズはA4とB5、A5で、B罫と方眼があります。A4は60枚、A5は100枚、B5は80枚と大容量です。小説を書いたり、メモ代わりにしたりと、色々と使えるかもしれませんね。
2021年09月18日
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「イット・エンド・ウィズ・アス~ふたりで終わらせる~」のコリーン・フーヴァーの最新作。過酷な環境故に、麻薬ディーラーの男の下で暮らさざるおえないスローン。そこへやって来たのは、麻薬取締局の潜入捜査官のカーター。二人は出会い、恋に落ちるが・・というストーリーです。スローンを取り巻く過酷な環境はリアルすぎるし、麻薬ディーラー・アサの狂気が怖すぎる。この歪な関係はどんな結末を迎えるのか?エピローグを読み終わった後、あぁ、そういうことか!と腑に落ちました。詳しく書くとネタバレになるので、読みたいなとこの記事を読んで思った方は、書店へ行ってこの本を購入してください。頭をまっさらにして読んでください、言いたいことはそれだけです。
2024年11月09日
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子供の頃からスケートだけに打ち込んでいたが、26歳になっても鳴かず飛ばずでいるジャスミン。そんな中、犬猿の仲であるスター選手·アイヴァンから、1年限定でペアを組まないかと声をかけられる。水と油の関係のようなジャスミンとアイヴァン。しかしその関係が徐々に変化していくところがいいですね。フィギュアスケートというのは、お金がかかるけれど体力や精神力も必要とされるハードな競技ということは知っていましたが、ジャスミンのタフな性格と、アイヴァンのクールで愛情深い性格が情熱の炎となり…二人のホットなラブシーン、そして幸せに満ちたエピローグまで一気読みするほど夢中になりました。アスリートが主人公のスポーツロマンスは初めて読みましたが、面白かったです。
2024年11月11日
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素材は、てんぱる様からお借りしました。作者様・出版社様とは一切関係ありません。二次創作・BLが苦手な方はご注意ください。「長い間、お世話になりました。」 大岩家に奉公する事が決まり、アルフレートは遠縁の叔父夫婦にそう挨拶すると、上座に居た叔母が、彼に金を渡した。「少ないけれど、あんたは働き者だったから、持っておゆき。」「ありがとうございます。」 アルフレートは、叔父達の部屋から出ると、世話になった従業員達と芸妓達に挨拶回りをした。 皆、アルフレートとの別れを惜しみ、中には今生での別れとばかりに大袈裟に泣く者も居た。「碧お嬢様に苛められたら、すぐに帰って来るんだよ。」 鈴駒は、そう言うとアルフレートに竹の皮に包まれた握り飯を手渡した。「これ位しかしてやれないけれど、元気でね。」「はい・・」「翠、お前本当の名はアルフレートというんだね?」 鈴駒の元へと向かったアルフレートの後を密かに尾行していた碧―ルドルフは、そう言うとアルフレートの前に立ちはだかった。「お、お嬢様・・」「これからお前の事をアルフレートと呼ぶよ。」「は、はい・・」「早く来なさい、汽車の時間に遅れてしまいますよっ!」 ルドルフが日焼けしないよう日傘を彼の上にさしていた大岩家の女中頭・きよに怒鳴られ、アルフレートは慌てて彼らの後を追った。(これが、汽車か・・) 駅に停まる汽車を初めて見たアルフレートは、その大きさに圧倒され、暫く汽車の前に立ち尽くしていた。「何を呆けているの、さっさと来なさい。」「は、はい!」「何をそんなに珍しがっているの?ただの汽車じゃないの。」「すいません・・初めて汽車を見たものですから、驚いてしまって・・」「これ位で驚くなんて、田舎者ねぇ。」 ルドルフはそう言ってアルフレートの言葉を鼻で笑うと、汽車の一等席に乗り込んだ。「お前は三等席へおゆき。切符をなくさないようにするんだよ。」「は、はい・・」 アルフレートが乗り込んだ三等席は、狭い座席に乗客達がすし詰め状態になって座っており、汽車が動く度に乗客たちの間から悲鳴と怒号が上がった。 汽車が東京に着くまで、アルフレートは鈴駒が作ってくれた握り飯を少しずつ食べた。「酷い顔をしているわね。」 走る蒸し風呂と化した三等席から辛うじてホームへと吐き出されたアルフレートを見たルドルフは、そう言って笑うと彼に自分の旅行鞄を手渡した。「これにはわたしの全財産が入っているから、失くしたら承知しないよ。」「は、はい!」 駅舎を出たルドルフ達を出迎えたのは、大岩家の家紋が入った車だった。「碧お嬢様、その子は・・」「あぁ、この子はわたしの世話係となった、アルフレートよ。アルフレート、お前は先に車にお乗り。」「え、いいんですか?」「さ、さっさと乗ってわたしをエスコートして頂戴。」 アルフレートはルドルフに言われるがままに、車の中へと乗り込むと、ルドルフが苛立ったような顔を彼に向けて来た。「あ、あのぅ・・」「“エスコート”も知らないなんて、本当に田舎者だねぇ、お前は。」 ルドルフは不快そうに鼻を鳴らすと、振袖の裾を摘まんで車の中へと乗り込んでいった。「頭が痒くて嫌になる。」「お家に着くまでの辛抱でございますよ、お嬢様。」 シャラシャラと、ルドルフがその頭を振る度に、美しい銀細工の簪が華奢な音を立てた。「もう桃割れを結うのは飽きたわ。お姉様にマガレイトでも結って貰おうかしら?」「それが良いでしょうね、お嬢様。」「あの、お嬢様・・」「なぁに?」「お屋敷に着いたら、僕は何をすればいいでしょうか?」「そんなの、自分で考えなさいな。」「は、はぁ・・」 やがて、ルドルフ達が乗った車は、白亜の宮殿を思わせるかのような美しい邸宅の前に停まった。「お帰りなさいませ、ルドルフ様。」「ただいま。ロシェク、お祖母様は?」「大奥様は、離れにいらっしゃいます。」「そう。」 車から降りたルドルフは、彼の執事・ロシェクと共に離れへと向かった。「あの・・」「この旅行鞄を、お嬢様のお部屋へ運んでおいておくれ。」「は、はい・・」 きよにルドルフの旅行鞄を押し付けられたアルフレートは、大岩家の玄関ホールで呆然と立ち尽くしていた。 誰かにルドルフの部屋の場所を尋ねようとしたが、使用人達は皆忙しく働いていて、声を掛けようとしても何処かへ行ってしまう。(どうしよう・・)「あら、貴方が、ルドルフが連れて来た子?」「は、はい・・僕、アルフレート=フェリックスといいます。」「わたしは百合子。本当の名前はジゼルというけれど、しきたりでこの家ではみんな和名で呼んでいるの、よろしくね、アルフレート。」「よろしくお願い致します、百合子お嬢様。」「二人きりの時は、ジゼルと呼んでいいわよ。」「ジゼル様、碧お嬢様のお部屋に行きたいのですが、案内して頂けないでしょうか?」「いいわよ。」 百合子―ルドルフの姉・ジゼルは、アルフレートをルドルフの部屋まで案内している間、色々な事をアルフレートに話した。「アルフレート、弟の事を、許してやって頂戴ね。あの子は、この家の唯一の跡取りだから、周りが神経過敏になってしまうの。その所為で、貴方に我儘を言ったり、困らせるような事を言ったりするかもしれないわ。でも、どんな事があっても貴方だけは、あの子の、弟の味方でいてやって頂戴。」「弟・・碧お嬢様の事ですか?」「ええ、そうよ。弟は―ルドルフは、家のしきたりで20を迎えるまで女装をしなくてはいけないの。」「しきたり?この家は呪われているという噂を聞いた事があるのですが・・」「その噂は本当よ。この家は、正確に言うとこの家の跡取りは皆、20を迎える前に亡くなっているの。」 ジゼルによれば、大岩家に産まれた男子は、20を迎える前に“何らかの形”で亡くなる者が多かったのだという。 このままでは家が滅んでしまうと危惧を抱いたジゼルとルドルフの祖母・厳子(いつこ)ことゾフィーは、大岩家の男子には、“鬼の血の呪い”をかけられているという事がわかった。 その呪いを退ける為、20を迎えるまで魔除けとしてルドルフを女装させる事に気づいたゾフィーは、本人や家族の意思を無視し、“しきたり”という口実でルドルフに女装を強いたのだった。「“鬼の血の呪い”?」「詳しくはわからないのだけれど、お母様の家系には、そういった血が流れているんですって。」「そう・・なんですか・・」 アルフレートがそう言って溜息を吐いた時、離れから耳を劈くかのような悲鳴が聞こえて来た。「誰か、誰か来てぇ、大奥様が~!」「何、一体何があったの!?」「碧お嬢様が、大奥様の目を・・」 ジゼルとアルフレートが離れへと向かうと、そこには片目を押さえて畳の上をのたうち回るゾフィーと、血塗れの簪を握り締めながらそんな祖母を冷たく見下ろしているルドルフの姿があった。 その数時間前、ルドルフはゾフィーに呼ばれ、彼女の居る離れへと向かった。「ルドルフ、最近のお前の行動は目に余ります。これまでにお前は何人も女中を辞めさせたと思って・・」「酷い事をおっしゃるのね、お祖母様。あの子達がわたしの癇に障るような事を言ったとは思わないの?」 そう言って自分を睨みつけるように見るルドルフは、9歳の幼子とは思えない程、恐ろしかった。「あぁ、やっぱりお前・・鬼弓家(ヴィッテルスバッハ家)の血をひいているわ!」「うるさい、糞婆。」 氷のような冷たく光る蒼い瞳でゾフィーを睨みつけたルドルフは、徐に髪を飾っていた一本の簪を抜き取った。「ひぃ、何をするつもり・・やめてっ!」「大奥様、お茶を・・きゃぁぁ~!」 ゾフィーは一命を取り留めたが、その後風邪をこじらせ、肺炎に罹って呆気なく亡くなってしまった。―大奥様が・・―まさか、こんなに呆気なく亡くなられるなんて・・―呪われているのよ、この家は。「アルフレート、何処に居るの?」「お嬢様、僕に何かご用でしょうか?」「髪を編み込みにしておくれ。」「わ、わかりました・・」 アルフレートが恐る恐るルドルフの金褐色の髪を櫛で梳いていると、ルドルフが鏡越しに彼を睨みつけて来た。「早くしなさいよ、この愚図!」「も、申し訳ございませんっ!」「もういいわよ、この役立たずっ!」 ルドルフはそう叫ぶと、アルフレートの頬を平手打ちした。「ルドルフ様、あの・・」「何なのよ、もう嫌っ!」 突然癇癪を起こしたルドルフは、そう叫ぶと鏡台の近くに置いてあった鋏を掴んでそれを振り回し始めた。「お嬢様、落ち着いて下さいっ!」「うるさい、うるさい!」 ルドルフと揉み合ったアルフレートは、その弾みで彼を突き飛ばしてしまった。「大丈夫ですか?」「うっ・・」「碧お嬢様、どうかなさいましたか?」「アルフレートが、わたしをぶった~!」 ルドルフは嘘泣きをしながら、涙で蒼い瞳を濡らしてアルフレートを睨むと、彼の胸を拳で叩いた。「わたしの事が嫌いだからって、酷い!」「碧お嬢様に何という事を!」「違います、僕は・・」「誰か、この子を蔵へ連れて行きなさい!」 アルフレートは必死に誤解を解こうとしたが、きよによって彼は蔵へと放り込まれた。 蔵は、埃が舞って暗く、何処か薄気味悪い場所だった。「アルフレート、食事を持って来たよ。」「ありがとうございます、ルドルフ様・・あの、どうしてあのような事を・・」「お前を試したのよ。今までわたしの元へやって来た子達は一日で辞めたけれど、お前は骨がありそうで安心したわぁ、これから苛め甲斐があるもの。」 そう言ってルドルフが笑った時、彼に牙のようなものがある事にアルフレートは気づいた。「アルフレート、ここではわたしに逆らわない方が身の為だよ。まぁ、お前はわたしが思っているよりもずっと、頭が良さそうだから、わたしが言っている意味、わかるわね?」「は、はい・・」「きよにはわたしの方から言っておくから、お前は一晩中そこで反省しておくんだね。」 そう言って蔵から出たルドルフの前に、彼の愛犬・アレクサンダー(黒)がやって来た。「おいで黒、部屋に戻ったらお菓子をあげようね。」にほんブログ村二次小説ランキング
2024年11月22日
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ハイキング中に森で迷子になった9歳の少女トリシア。森で必死に生き延びようとしている彼女の姿をリアルに描いていて、これからどうなるのか気になってページを捲る手が止まりませんでした。
2024年11月23日
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スティーブン·キング作品はホラーばかりかと思いましたが、こういったハードボイルドな作品もあるんですね。読み応えがあって、時間を忘れるほど夢中になりました。
2024年11月18日
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最初から最後まで面白くて一気読みしてしまいました。
2024年11月24日
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