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夏の夜の円形舞台響く声 綾*季語 夏の夜 夏小さき黒大きな夏空取り込みて 綾*季語 夏空 夏妖精の黒き車や夏の空 綾*季語 夏の空 夏*薔薇に天道虫が忙しげにはい回っているアブラムシも適度にいて翌朝見るといなくなって他の虫は葉を食い破ってはいるが薔薇は無事にシーズンを終えた黒に赤い模様のナミ天道虫を良く見かけた今日見たのは真っ黒でつやつや輝いて肩のあたりがうっすら赤ダンダラのナミかな小さな半球に大きな空を映し込んでギリシャの円形の劇場のようだ丸いものは写り込みに気をつけてといつも思っているのだけどこれは小さいのでそんな事を考えなかったPCに取り込んでみてわぁ~写り込んでいるこんなに小さい舞台なのにご訪問いただきありがとうございます。応援のクリックよろしくお願いします↓にほんブログ村
2017年06月15日
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蜘蛛の囲のハンモックかな甘き罠 綾くものいのはんもつくかあまきわな*季語 蜘蛛の囲 夏*蜘蛛の巣はいろいろ形蜘蛛の種類によって形態が違うようだ今回は通りすがりで時間がなかったのでじっくり見なかった何蜘蛛かな今度良く見てこよう葉と葉の間にかけられた薄い羽衣のような糸でハンモック状にいくつもふわふわ、心地よさそうだがご訪問いただきありがとうございます。応援のクリックよろしくお願いします↓にほんブログ村
2017年07月15日
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夏の空薄き唇雄花かな 綾*季語 夏の空 夏夏の空豊満な形雌花かな 綾なつのそらほうまんななりめばなかな*季語 夏の空 夏*今年も柘榴の花が咲きだしたいつもお野菜を分けてもらう農家さんの畑の道路沿いにぱらぱらと赤い花が落ちて見あげるとたくさんの花が咲いていた昨年は写真を撮っていたら実のついた枝をもらって柘榴シロップ(グラナダン・シロップ)を作ったきれいな赤いシロップテキーラサンライズ等のカクテルなどに使われているがこれは人工的な香料で作られているようで柘榴の実で作ると爽やかな香りがするご訪問いただきありがとうございます。応援のクリックよろしくお願いします↓にほんブログ村
2017年06月04日
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ベリーの実真夏日眩し赤みたる*季語 真夏日 夏*6月に実がなるのでジューンベリー1年を通して楽しめる木桜が終わる頃、それに似た花が咲き夏は緑の影を作り秋には紅葉、冬は樹形を紫檀色(深みの赤紫)になったら甘みが増し食べられる夏の朝赤味帯びし実先客に赤くなる先から鳥たちに食べられそうスズメは赤い実をくわえて下に降りてきて食べ体の大きい鵯が細い枝を折りそうになりながらついばんで今のところまだ鳥に見つかっていないが明日の朝の保証はないシロップやジャムに・・・せめてシロップの分位残してね読んでいただきありがとうございます。応援のクリックをどうぞよろしく!↓にほんブログ村
2016年05月24日
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苔青しひと筋の香東慶寺 綾*季語 苔茂る 夏 子季語 苔青し
2019年07月12日
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紫陽花の碧衣まといて咲き初める*季語 紫陽花 夏あじさいの りょくいまといて さきそめる*柏葉紫陽花がもう咲き出した蕾は円錐状に付き下から咲き出す梅雨時に咲く花は雨を含んで重そうに紫の紫陽花も白も咲き始めの色新鮮で好き読んでいただきありがとうございます。応援のクリックをどうぞよろしく!↓にほんブログ村
2016年05月15日
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響き青崖に滴りちどめ草*季語 滴り 夏*今日は暑い日エアコン生活が始まった夕方に風が吹き抜けるといいな涼しげな句にしてみたこの道に入ると夏でも涼しい壁面から水が滴り落ちて天然のエアコン滴りてその地の水の豊かにて湧水の多いこの地の水は豊かでおいしい我が家の庭にも生えているのだけどお天気が続くと消えて雨続きだと出没雑草と言えばそのようで庭に生えると蔓延って困るようだが潤沢な湿り気がないので他の植物を淘汰することはなさそう花壇の煉瓦際雨に濡れた姿は美しいのでそのままにしているこの写真の地の涼感を懐かしんで読んでいただきありがとうございます。応援のクリックをどうぞよろしく!↓にほんブログ村
2016年07月14日
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梅古木漆黒の幹のたうちて*天満宮にある梅の古木支柱を立て倒れないように長年の風雨に耐えた太い幹新しい枝に花をつけて弱った枝を落としたり剪定をしているのだろうが思いあぐねてこんな枝ぶり一生懸命に花を咲かせている生きるっていろいろな形ご訪問ありがとうございます応援のクリックを頂ければうれしい↓にほんブログ村
2016年02月20日
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滑走す草のゲレンデ蜥蜴かな*季語 蜥蜴 夏*自然園の細い道の前をチョロチョロと横切ったものあり昨年は樹の株の上で日向ぼっこをしていたヤツだな山野草は昨年と同じ場所を探して見るのだけどカナヘビもね~ニホンカナヘビだと思うトカゲの瞼は下から閉まる鳥と似ているカナヘビは人間の瞼と同じように上から閉まる因みにヤモリ蛇には瞼がないワニは左右で開閉だったかなずっと以前サンディエゴ動物園の爬虫類コーナーで見たような記憶が動いているので瞼まではよく見えないどっちかよくわからないが体が光っていなく赤っぽい体色なのでカナヘビのようだ草の上を這った後蒲公英の綿毛の上も通過季語は蜥蜴は夏、蜥蜴穴を出づは春近縁種なので蜥蜴で詠んでみた読んでいただきありがとうございます。応援のクリックをどうぞよろしく!↓にほんブログ村
2016年04月26日
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鉄漿の歯を見せ笑う秋の実か*おはぐろの はをみせわらう あきのみか池の向うに葉先が赤く見える木が前から気になっていたのだけど紅葉にしては進んでいかない紅葉は上から始まって下に降りてくる葉ではなさそう枝の先は日増しに紅の色が濃くなってくる池の反対側に歩けそうなところを見つけて蜘蛛の巣をよけながら近寄ってみたら赤い小さな実がはじけて黒い実が覗いて鮮やかなコントラストさっそくネットで検索ゴンズイ ミツバウツギ科種に japonica(日本の)がついている日本原産といえばビワ ツバキ シモツケ ヤマブキなどがあるゴンズイは春遅くに白い花をつけるそうなので楽しみにしている木の白い花が好き読んでもらってありがとうブログ村のランキングに参加しています↓クリック うれしいにほんブログ村
2015年10月28日
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*去年今年雲の間よりの星ひとつ*去年今年悲喜交交に移りゆく*去年今年SNSのメッセージ*グーグルのイラスト変わり去年今年*静かにも慌ただしくも去年今年*カレンダー既にめくりし去年今年*音聞ゆ終夜運転去年今年*過ぎ去りし待ち受けるかな去年今年*赤い実が足元照らす去年今年*去年今年小さき星に祈りこめ季語 去年今年 (こぞことし) 冬 (新年)大晦日一夜のうちに去年と今年が入れ替わるゆく年くる年のようなイメージ短い時間で粗製乱造なれど訓練もかねて思いつくまま10句詠み秋の初め(俳句的に言えばその時期)に写真俳句というものがあるのを知りどうした事か挑戦簡単なカメラ片手に近所をうろうろ思いつくままに俳句らしきものをブログで恥ずかしげもなくいやブログだからできたのかもしれない先輩方のアドバイスや励ましをいただいた感謝の気持ちでいっぱい友人の厳しくも温かいメッセージもうれしい新しい事へ挑戦ができる事がうれしい怖いもの知らずに俳句ポストにも投稿これ俳句です(写真俳句でない)並選なれど何句か選んでいただいた。やさしく深い俳句を目指しています。ご訪問ありがとうございました。来年もどうぞよろしくどうぞよいお年をお迎えください。読んでもらってありがとう応援のポチッよろしく↓クリック うれしいにほんブログ村新年の季語なので少し早目ですがネットが混まないうちにアップしました。
2015年12月31日
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ゆったりと鯉住む池に鴨気まま*季語 鴨 冬*鯉はゆったりとした動きを見せる水温が5度位だと越冬期で餌を食べないようだこの池はまだ凍結したのを見たことがないが鴨のほうは多少の氷も大丈夫そう鯉がぼんやり泳いでいて鴨の側によって来たりすると突いているのを見かけた暖かくなるとそんな事はないよねご訪問ありがとうございます応援のクリックを頂ければうれしい↓にほんブログ村
2016年01月30日
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春菜摘み雪笹の花愛おしむ*季語 春菜 春 はるなつみ ゆきささのはな あいおしむ*雪笹の花は小さく目立たない野草でブナなどの林床に見かける北海道では小豆菜とよんで春の山菜で若菜を摘む蕾が出たものは乱獲や次につなぐという意味でも摘まない ---写真は道の駅あっざぶ・厚沢部町観光協会より---茹でてシンプルにお浸に甘みがあっておいしい灰汁が少なく食べやすい山菜で茹でている時にほんのり小豆の香りがする葉脈は笹のように縦なので笹の名前が雪のような花なので雪笹飛騨高山地方で呼んでいるアズキナはナンテンハギの事のようでナンテンハギも茹でる時に小豆の匂いがすると言う記事を読みました。道南は山菜狩りの時期読んでいただきありがとうございます。応援のクリックを頂ければうれしい↓にほんブログ村
2016年04月19日
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小さき花庭石菖や憶大し*季語 庭石菖 夏*我が家の玄関側のお隣のお庭は野草・・・雑草が・・・種が飛んで来たり薔薇にアブラムシが…という事もあるけど時々素敵な野草が・・・雑草ともいうのだが今年はまだ見かけないが ネジバナも咲いていた牧野博士によれば雑草という名の草はなしとなぜだか心惹かれるこの花小さくってとってもかわいい他の場所でも見かけるのだがやっと思いだした Blue-Eyed Grass春にテキサスに滞在していた時に野に咲いていた花だった日本名ニワゼキショウ牧野博士によれば明治時代に 小石川植物園に植えられたアヤメ科の帰化植物 今は芝生や草地に生えて野草化している テキサスってなんでも”でっかい”イメージ州の花Bluebonnetsも大きいと思っていた草丈も20cm位の可愛い花雨が少なく夏は暑いので野の花や草たちは初夏には枯れ始める帰国する頃には周りの色が一変緑がなくなって黄土色の世界お隣のお庭の野草でしばし思い出を 読んでいただきありがとうございます。応援のクリックをどうぞよろしく!↓にほんブログ村
2016年05月10日
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ランタナや夏蝶の舞変化物らんたなや なつちょうのまい へんげもの*季語 夏蝶 夏*道を歩いていてあちこちで見かける和名を七変化と言うだけあって黄色から赤へ色を変えていく花の時期も長く、丈夫な花夏蝶と一曲ごとに衣装替え春から咲いているのでもう青い種になっていたり紫色に熟した種も一本の木の中に混じっているこの花の七変化はまだ解明できていないようだ紫陽花のように雨が降るたびにPhの関係で色が変わっていくのや酔芙蓉が夕方になると赤く変化するのともメカニズムが違うようだ受粉がきっかけという説もあり自然って不思議読んでいただきありがとうございます。応援のクリックをどうぞよろしく!↓にほんブログ村
2016年06月18日
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石段の静寂揺らし青蜥蜴*季語 蜥蜴 夏 傍題 青蜥蜴*遊歩道からの石段を上がりかけたら目の前を光るものが横切って尻尾が鮮やかなコバルトブルー金属のピカピカ光沢ニホントカゲの幼体青蜥蜴、5cmあったかな~蜥蜴のしっぽ切りって言われるが小さい時は尻尾が目立って本体を守っているのかな青蜥蜴30秒の出会いかな落葉の下をくぐって行ったり来たりそして木の下の落葉の中に帰っていった無機質な石と蜥蜴の鮮やかなブルーそれにしても美しい読んでいただきありがとうございます。応援のクリックをどうぞよろしく!↓にほんブログ村
2016年07月21日
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シャンパンの元気な泡や豆の花 綾*季語 豆の花 春赤ん坊顔を覗かせ豆の花 綾*季語 豆の花 春豆の花見たくて植える出窓下 綾* 季語 豆の花 春愛でるかな 一粒で二度豆の花 綾*季語 豆の花 春ご訪問いただきありがとうございます。応援のクリックよろしくお願いします↓にほんブログ村
2017年03月09日
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花蜂の鍵盤走る羽音かな 綾*季語 蜂 春*一本だけあるブルーベリーが開花したら早速毛むくじゃらの丸っこい蜂がやってきた昨年もよく飛んできていた短足で春飛び回る毛むくじゃら 綾*季語 春ミツバチ科のコマルハナバチの雌だろう雄のほうは黄色っぽくやはり毛むくじゃらこれは刺さないようだまだ見た事がない見てみたい黄色い蜂これで今年の夏にはおいしい実が生りそうだリムスキー・コルサコフのクマンバチの飛行の蜂は実はコマルバチだと言われている原題は Flight of the Bumblebeeブンブン言う蜂 --Wikipediaより--ご訪問いただきありがとうございます。応援のクリックよろしくお願いします↓にほんブログ村
2017年04月22日
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照紅葉偲ぶ彩紅絹の裏 綾てりもみじしのぶいろどりもみのうら*季語 照紅葉 秋照紅葉老いの彩かな生かされて 綾てりもみじおいのあやかないかされて*季語 照紅葉 秋--写真は昨年の三溪園の紅葉--ご訪問いただきありがとうございます。応援のクリックよろしくお願いします↓にほんブログ村
2018年10月26日
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この年を包み込みこみたる聖樹かな 綾*季語 クリスマス 冬 子季語 聖樹
2018年12月11日
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