龍水御朱印帳

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2023.04.30
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大津神社(豊受大神宮末社)と仮殿



■御祭神   葦原神(あしはらのかみ)




御祭神
は五十鈴川河口の守護神だそうです。

しかし外宮は宮川に近く、昔はその支流が域内を流れ

外宮の東にある勢田川と繋がっていたようです。





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外宮・正宮前には池があり、表参道入口のせんぐう館の前には勾玉池があります。

地図を見ればなんとなくわかりますが、それらはかつて川だったようです。

昔の地震によって川が堰き止められて池になったと伝えられています。

上の写真は外宮前にある池です。

外宮前広場にには​​
川原祓所(かわらのはらいしょ)があることからも

この池がかつては川であったことがわかります。

外宮から1kmほど北にある池のほとりにある神社(豊受大神宮摂社)も

川の前にあったことを想像させる河原淵神社という神社名です。

外宮周辺は昔、宮川・勢田川・五十鈴川の支流が入組んだ地域だったのかも知れません。






鳥居のある方の社殿は仮殿です。

先にご紹介した川原神社とは違い、仮殿の方にしか鳥居がありません。

したがって、参拝は仮殿の方ですることになります。

御祭神が既に仮殿に遷されいて、社殿の修繕が近いということなのでしょう。

せっかく隣に新御敷地があるのに、仮殿を建てて修繕するのはなぜかと思われるかも知れません。

しかし写真をよく見ればわかるように、仮殿はあくまでも「仮のお社」なのです。

千木や鰹木もなく棟持柱もないもので、しかも他の神社の仮殿としても使われるようです。

つまり社殿の造替や修繕の際、言葉は悪いのですが「使いまわし」される社殿のようです。


川原神社(2023年3月5日)













御厩の手前から右手の森の中の径の先にあります。

ほとんどの摂社・末社・所管社は20年で修繕が行われ、

次の20年で造替(遷御)が斎行されます。

つまり、大津神社のように新御敷地を持つ神社において

仮殿と本殿が並立しているこの光景は40年に1度、

数か月間だけ見られる貴重な姿ということにまります。

参拝日は2023年3月5日。

伊勢市在住の知人によれば、本殿の簀屋根(すやね)が外され

修繕工事が終わったようです(2023年4月22日現在)。

その知人のブログを見ると、本殿前には新しく鳥居も建てられているようです。

リフレッシュした社殿への参拝が楽しみです。









大津神社とは関係ないのですが、上の写真は北御門からすぐ左手にあるもの。

私も伊勢市在住の知人もずっと特定できなかった「猿面石」です。

ひょんなことから、やっと見つけました。

地元では「猿面石」と呼ばれているそうですが、元々は「兜石」というそうです。

この他にも今回、興味深い「石」をみつけました。

内宮・外宮の域内には、ガイドブックには載っていない見どころがたくさんあります。

近々、そういった伊勢神宮の隠れた見どころをご紹介したいと思います。


 伊勢神宮の見どころ ~ 内宮編2015 ~ その1

伊​ 勢神宮の見どころ ~ 内宮編2015 ~ その2

伊勢神宮の見どころ ~ 内宮編2015 ~ その3

伊勢神宮の見どころ ~ 外宮編2015 ~ その1

伊勢神宮の見どころ ~ 外宮編2015 ~ その2











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Last updated  2023.05.01 00:23:42
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