(注)結社誌「賀茂短歌」より転載
テレビ
(23.4)
三月の寒のもどりに凍てついた野菜に春の日ざしがやさし
四台もテレビはあれど我が家の茶の間の一台取りあいている
河津桜に向かう車の逆を行く行けども行けども続くこの列
スタッフも患者我らも昔はと話がはずみ笑顔が広がる
烏骨鶏のやわらかき羽ふれたればコツコと鳴きて逃げてゆきたり
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