今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

2018.12.31
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カテゴリ: 短歌

明石海人歌集

白描(142)


岩波文庫より


(注)明石海人(本名野田勝太郎)は、大正7年沼津町立沼津商業学校(現:県

立沼津商業高等学校)卒業で、私の先輩であることを知りました。


第二部 翳(16)


     奈落(2)


抽斗
( ひきだし )
なるむかしの銭も臍の緒も我にきはまる幾世の命ぞ


霊魂に遺らむ臍のありかなど皺くちやな頭にかんがへあぐむ


しあはせな歌はおもへど目に見えて夜毎を地獄に堕つる夢ばかり


不運にも置去られつつ眼のたまに
( はり ) などたてて明し暮すか


こんなとき気がふれるのか蒼き空の鳴をひそめし真昼間の底


                                    (つづく)






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最終更新日  2018.12.31 08:39:54
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