後藤瑞義の短歌(310)
2月18日 ( 月 )
旧作の備忘記録
会社清算(5)
幾千の花に
忙
しき蜜蜂を
羨
し見ている職のなきわれ
一枚の枯れ葉は今し散りにけり葉の元いまだ青味帯びつつ
ひたぶるに打ちては散れる波を見に来しわれなるか断崖に立ち
潮風をまともに受ける断崖の磯菊の花石蕗の花
潮風に揺れるをむしろ喜ぶや陽に水仙の歌声がする
黒雲の覆いたる空うっすらと朝の光が割りて漏れくる
(つづく)
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