1月27日(月)
島木赤彦歌集(115)
中公文庫:日本の詩歌6より
昭和五十一年四月十日初版
歌集「柹蔭集」(47)
大正十四年(10)
高山国の歌(3)
木曽街道より入ること六里にして氷ケ瀬に至る
折りをりに心にとめて聞きにけり耳に 馴 れにし谷川の音
霧はるる岩より岩にあな寂し傾きざまに橋をかけたり
石
楠花の花にしまらく照れる日は向うの谷に入りにけるかな
氷ケ瀬に泊る
雲下る 真木山
並
みの 谿
にして我は宿らむ夕ぐれにけり
谷川に米を 磨
ぎたる宿の子の木の間がくりに帰り来るなり
(つづく)
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