10月31日(土)
一遍上人「播州法語集」(102)
岩波文庫:昭和60年5月16日発行
七三
又云、阿弥陀仏の四字は 本願 にあらず、南無が本願
なり。南無は 始覚 の 機 、阿弥陀仏は本覚の法なり。 然 ば
始本 不二の南無阿弥陀仏也。称すれば 頓 に 迷悟 をはなる
ゝなり。
(つづく)
(注)
始覚の機 :後天的に教えを受けてはじめてさとる衆生。
本覚の法 :先天的にはじめからさとっているところの
教え。
始本不二 :始覚と本覚とが一体不離であることをいう。
(つづく)
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