1月31日(月)
内村鑑三「一日一生」より
(注)文語は口語にし、意訳しています(後藤)。
冒険と信仰
冒険のない人生には興味がありません。また、信仰のない
生涯には意義がありません。あらゆることが科学化されて、
あらゆることが計算的に予知されるならば、人生も機械化
され、生きる甲斐のないものとなります。生命が生命であ
る間は、科学化は永久におこなわれないでしょう。信仰は
生命にとって必然的な付随物です。生命というのは、大い
なる冒険です。死が決められている物質界に自己の存在を
維持するために信仰が必要となります。この宇宙に生れた
以上、冒険はまぬがれません。ですから、信仰は廃しては
いけないのです。
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