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「ニュー・シネマ・イン・パラダイス」でも書いた事があったけど一方の想いが残っているのに不慮の事故等により別れが生じてしまった場合「嵐が丘」的になってしまうことがある。原作者の片山氏はおそらくこの標題と近い経験があり、イマジネーションの力を借りて作品を作り上げたという気がする。全編の核を占める「愛」と言うテーマの中に写真館の山崎努という役者を通じで語らせるシーンが何度かある。戦争で想いが遂げられなかった人の骨を墓場で拾ってくれと主役の若い二人に頼み、実際成就してしまう。この辺のところはまさに「嵐が丘」よく言えばこの作品と重なり、悪く言えばパクッたと言う所か。昨日の日記のラストに「今結婚している人が必ずしも一番好きだった人とは限らない」と書いた。そりゃ、あったりまえだ。恋愛というものは早かれ遅かれ、あいのり方式の「傷」を伴う事が多々あり、結婚はその過程を通して成就される事が多々あるからだ。そういう意味で男と女は本音の「心」と言うものを隠して、隠しとおして生きつづけている不透明な生き物なのかも知れない。他の動物にはそんな感情ないもんね。恋愛は人間の生み出す「愛」と言うものの中でもっともドキドキし重要で、うっとりするものはないという考えは変わらない。ただ傷つき血を噴出す事があるのも事実。この映画を見た後思ったのが小説家のスタンダール。彼はとにかく女にもてない男だったらしい。何度アタックしても自分の思う女を成就出来ず、その願望を果たすために彼は小説の中で自分の思う夢を成就しようとした。まあ、そのおかげで「赤と黒」なんて小説ができたんだけどね。またその逆のカサノバという男はとにかく女にもてた。もててもててやることがなくなってしまった。まあ贅沢な話だね。そして彼は「回想録」を書いた。まあどっちが凄い小説家なんて事が言いたいわけではない。要するに豊富な人生を生きた人の本を読もうが、貧弱な体験から物凄い感受性とイマジネーションによって人の心を打つ本を書こうがそれを選択するのは生きた人間であり、人生を楽しもうとする人達にゆだねられるって事だ。「世界の中心で愛を叫ぶ」このラストシーンでケアーズ・ロック周辺にて灰を蒔くシーンがある。これで想いが浄化されたのかどうかこれも見る側の選択に任されている。全て想像にまかされており、想像力がノイローゼを生んだり、絶望を生んだり希望を生んだりする。そしてどうしてこの物語が美しいか。それは少年期の最も感受性が強くピュアな時期について書かれているからでもある。全てが希望に満ち何者にもなれる時期の頃に起こった悲しい出来事について書かれているからである。そして「痛み」を伴って見た人もいたはずである。その痛みは決して悪い種類の物ではなく、「思い出」と言う表現だったり「今も残ってる想い」だったりする。ただ唯一不満なのがそんな男の美しい「想い」を知ってしまった女はどうすればいいのか・・・これは結構未来に対しては苦しい作業ではないかと思う。男の中に最高に愛した壊れない女の面影がいるのだからね・・・・・まあ、人間はそんな事をヒコズって生きているめんどくさい生き物であるんで、考えても結論は個々にゆだねられており答えは個々で勝手に見つけてゆくしかないんだけどね。
2005.01.16
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今日は久しぶりにブルースのお話。最近のブルースアーティストで面白いなぁと思っている人がリトル・ジョー・ワシントン。風貌がレゲーおじさん、つうか浮浪者。ギターの雰囲気がどことなくクラレンス・ゲイト・マウス・ブラウン風。このおじちゃんジャズも好きらしく「C・Jam・Blues」「No19」では実に渋いジャズギタリストになりきっている。なかなかいい味なんだ。小出斉のライナーノーツ読んでも、結構この人「適当」つうか自分の道具にこだわらないというか、職人的というか「ひょいと人様のギター借りて演奏しちゃう」と言うか無手勝手流。キーとテンポ間違えても間違えたら間違えたでいいでないかと言う人。まさにライブ向きの人。結構曲芸師的なところもあったりして地面を這いずり回ったり、歯でギター弾いたりと乗りも楽しいらしい。実はまだ見たことがないもんでそんな風にしかかけないんだ。曲全体の雰囲気はテキサスって風土からなのか決して重く考え込んだりしない曲がずらっと並んでいる。いかにもブルースって感じの曲でも決してもたれない。とても浮浪者風の「ひけめ」「苦労」「薄汚さ」をまとったオーラがでていない。歌は決してうまいって感じじゃないけれど一生懸命さがよく出ている。カチッと決まっている音楽もいいけど破天荒型の音もなかなかいいもんだ。1939年生まれ。つう事は60歳以上のおっちゃん。年金貰いながら好きなブルースを引きまくる。この人の生き方そのものがブルース。「Aint・Nobody・Business」極上のブルースだよ。残念ながらこの曲はバックバンドの演奏だけどね。サラリーマンやっていて結構縛られる事多い日常だけに「気ままに」と言うフレーズ弱いんだな。ブルースはやっぱいい。味わうだけでパワーが注入される。
2005.07.18
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彼女はライブが似合う。ライブが似合うという事は歌が上手くなければ始まらない。これはアコーステッイックをメインにしたアルバム。曲目もグッド。彼女は髪を金髪にしたり過剰な露出の部分に対して敬遠する人もいると思われるが歌っている曲はいたってエモーショナルですんなり入れる。詩は彼女自身が書いており恋愛を題材にしているものが多いが最近のアルバム、サンライズでは戦争なんかやめようよ!といったテーマについて踏み込んでいる作品もある。いつも書いている事であるけど彼女の曲は口ずさめる。難しいけど口ずさめる。いい曲ってのは飽きないで口ずさめる。それにしても楽しそうに歌っているなぁ。バックバンドも完璧。
2007.05.03
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「サムディ・マイ・プリンス・ウィル・カム」のアルバムに「ブルースNO2」というご機嫌なブルースNOがあります。ここではマイルスがミュートで吹いてません。ドラマーはフィリー・リー・ジョーンズです。左手と右手のビートが違います。テナーはコルトレーン、ベースはポール・チェンバースです。ミュートを吹くと暗く感じられる曲が多いのですがこの曲はスイングしています。明るいのです。私はこういう明るいマイルスが好きです。
2002.03.28
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またまた沖縄出身の歌手。篠山記信に撮られてセミヌードになっちまった後、さっぱり歌手として表舞台に出なくなったのだけどどうしているのだろう?そう、その人の名は知念里奈。「CLUB ZIPANGU」という曲が好きで好きで何度もその一曲をメインに聴きつづけました。安室奈美恵は健在なのに・・里奈は突然すーと姿が見えなくなってしまった。直球勝負のような歌い方が好きでした。勿論現在進行形ですが・・・おーい元気かぁ
2009.07.31
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我が家の贅沢はずばり築地にての寿司。今日は今年、多分、最後の築地にての寿司と思いいろいろ食べたよ。酒も飲まずに食べてばっかだったけどね。おまわりさんに飲酒運転で捕まるのはごめんだからね。久しぶりにふぐのから揚げを食べた。ふぐはてっちりもうまいけどから揚げはなんか好きなんだ。勿論マグロも赤身、ネギトロ、中トロ食べたよ。海老で変わったところと言えば富山のシロ海老。ねっとりとしてうまいんだ。お土産に数の子。バラの数の子って安いんだね。夜はちょっと早めのローストチキン。肉屋で予約していた極上品。それと息子が食べたいと言っていた讃岐うどん。まあのんびり過ごしたよ。レンタルで「バットマン・ビギンズ」見たよ。ホームシアターの本領発揮。臨場感が素晴らしいね。音量上げるとまさに映画館だね。DVDでCDを聴いても最高の音が出るんだ。ここのところ桑田のアルバムをよく聴いている。メロディがサザンだとよすぎて厭きてしまう傾向があるんだけど桑田個人のアルバムは詩も過激でフォークに近いところがあるんで又サザンとは違った感覚で聴けるところがいいね。ブルースではソウル、ファンク系のシル・ジョンソン。なかなか飛んでるおっちゃんだよ。
2005.12.23
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病気です。今日は昼風呂に浸かりながら小川真著「マツタケ」の話のぼせながら読んでました。その昔太閤様もマツタケ狩をしたそうです。天下の太閤様がマツタケ狩りをするのですからお供の人達はそれはそれは気がかりであったでしょう。からから天気が続くと「おーいマツタケは出るんかぁ」「マツタケが出なけりゃ話にならんぞ」大いに前日はやきもきしたことでしょう。以前テレビでナインティナインがマツタケ名人と一緒にマツタケ狩りをする企画がありました。当然見ました。あとでその採ったマツタケは植えマツタケとのテロップが流れましたが真偽の程は定かではありません。太閤様のときもこの植えマツタケをやったそうです。しかしさすが太閤様。その事実が判明しても「人の行為はありがたく受けるものだ」一喝したそうです。さすがと思いました。 さてデジカメでこんな写真を以前撮りました。見るたびにため息が漏れてくる大きさです。「口惜しいけれどお前に夢中さ・・・マッチャン」秀樹のギャランドゥ歌うたびに最後のフレーズを変えてしまいます。困ったもんです。誰ですかこんなの採った人!〔笑〕まぁったく!マツタケの魅力は食べるという最終章にあると思いますがこの見せびらかし的展開にあると思います。またそれが最高の展開なのだと思います。熊をしとめたら、しとめた熊を見せたくなる。80センチの鯛を30センチの鮎を釣ったら見せたくなる契約が取れたら知らせたくなる。これらは皆共通のベクトルが働いています。賞賛ほど気持ちの良い響きはないのです。ああ早く賞賛されたいものです。SWOT分析をしなくてはなりません。ん・・難しい。たまにはジョンリーもこの程度の分析はしますって強みと弱みの分析です。経営学者のヘンリー・ミンツバーグが作った分析理論です。経営分析を個人の領域に当てはめるとすぐわかります。年を重ねていくと強みを伸ばした方がいいと思います。人間の本質はなかなか変われません。特に歳をとると更に頑固になります。何を言いたいのか?マツタケを狙って採るのではなく偶発的に採る。とにかく粘る。それが目指すジョンリーの強みです。皆さん!強みの分析をして見ましょう。まだ見ぬマツタケをこれから採るであろうキノコ病の中毒患者達!今こそSWOT分析なのです。 ふぅぅなれない言葉を使うと舌噛みそうです。
2009.09.27
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アテネ・オリンピックが始まった。開会式の入場行進を見ていたけど、スポーツは、ほーーんとに素晴らしい。世界中の国のトップ選手がただスポーツを競うだけに集まる。ただそれだけのために世界が興奮する。ブラウン管で見ていたけど興奮したよ。昨日、福原愛のドキュメントをテレビでやっていた。3歳の泣き虫愛ちゃんの頃からやっていたけど、ホントに強くなった。愛ちゃんは卓球で自分よりランクの上の選手を破るという事を度々やって抜けている。潜在能力が凄いんだと思う。愛ちゃんはインタビューが楽しい。天性の面白さを持った日本最年少の代表選手。僕は応援するね。さて鮎釣り。昨日は相模の諏訪ノ森、上大島に行ってきた。釣れる人と全く釣れない人との明暗がはっきり出ているような一日だった。「ジョンリーはどうなの?」「へへ!」釣れましたよ。荒瀬で18センチ程度の鮎をまず1匹。じーと当たりを見回して深場のトロに入っていた人が帰ったので脱兎の如くそのポイントに入った。これが正解。おそらく深場にいる鮎は釣られきっていなかったのだろう。午前10:30~11:30の時間帯は入れがかり。スーと泳がせると「ガッッーン」これが楽しいのなんのって。ここで9匹程ゲット。型も18センチから22センチ程の良型だ。追星マークくっきりの鮎も何匹か釣れた。午後になり突風が吹き出した。突然追いが悪くなる。・・というか全く釣れない。そしてとにかく鮎が泳がないと今日みたいに追いが悪い時は全く釣れない。午後3:00頃にになってからようやくポツリ、ポツリと掛かりだした。時間帯もあるようだ。この日は午前8:00~午後17:00までやって16匹。目印が消し飛んで水中に沈むシーンは何度やっても飽きない。鮎釣りの醍醐味だな。鮎とオリンピックは脈略ないけどどっちも興奮するという点で書きました。
2004.08.14
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