2002.12.14
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ハウンド・ドッグ・テイラー

「俺が死んだら葬式なんて出さないで、パーティを開いてくれ」
と言い残したハウンド・ドッグ・テイラーのライブの乗りはブキ&
ブルースがごつんごつんと石つぶてのようにやってくる。エルモア・ジェイムスで有名になった〔原作はロバート・ジョンソン〕「ダスト・マイ・ブルーム」の軋むような音は身体が揺れずしてなんのブルースかって感じでご機嫌なテンポで迫ってくる。

僕は初めてこの人の「ファースト」を聴いた時、ブギの虜となった。ジョン・リー・フッカーもブギをやらせたら最高にかっこいいのだけど、テイラーの場合は、まるでロックの雰囲気もあり、たった3人で演奏しているにも関わらず、荒くて粗野で、とにかく「楽しんじゃおうぜ」って感じで客を乗せるのがうまいんだ。
ブルース・イグロアが、アリゲーターレコードを設立することを考えたのはテイラーに出会ったためというから、その時出あった音の衝撃はメガトン級だったのだろう。

「レッツ・ゲット・ファンキー」は2ビートでガンガン迫ってくる。ジエームス・ブラウンのファンキーは8ビートが多いのだけど
テイラーは2ビート。リフが延々と繰り返される。
ある意味でパンクのような曲。単純なコード程芯にくるのかも知れない。

BB・キングで有名になった「ロック・ミー・ベイビー」は誰がやっても楽しい曲なんだけどテイラーはミディアムテンポで演奏している。

この写真を見てわかるように顔つきはどっかの浮浪者という雰囲気
である。不良中年って感じである。このライブアルバムは1974年とかかれてある。僕はいつも同じ事を書いちゃうのだけど死んじゃった人のアルバムはただ聴くだけしかない。
そしてその完璧なまでの音に酔いしれ、やっぱブルースっていいなあってつぶやいちゃうのである。
時代は完全にポップの時代CM音楽の時代だけど、ブルースは心を
揺さぶるのである。
やっぱ、いいものはいい。





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最終更新日  2002.12.14 12:05:28
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