進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

2013年11月22日
XML

◆定期試験期間中のため中断していたハイレベル演習が本日より再開されました。

国立高校(H21)の英語を扱いました。この年の平均点は58点。大体6割取れていれば合格ラインでしょう。

◆この平成21年度国立高校の英語は毎年扱っています。その理由がお分かりいただけたかと思います。同時に、先日、奈良県の上江洲先生が「特別授業」をやってくださった内容ともかなり重なることが分かったと思います。

(それにしても、上江洲先生は日比谷高校をたった1年分解いただけで、いくつもの秘密を掴んでしまうのですから「さすが」の一言です。まさに関西圏でも指折りのスーパー講師ですね)

この年度を(正しい理解の仕方で)やっておくことにより、当日点は5点、人によっては20点くらい変わってきます。そのくらい重要な問題ですし、自校作成問題を解く上で「大切な秘密」がたくさん隠されている問題です。

◆大問2,大問3ともに、作問者の「ねらいと願い」がたくさん隠されています。それは国立高校や先日上江洲先生が解説された日比谷高校だけでなく、多くの自校作成校でもそうです。良問には「ねらいと願い」が息づいています。それを知っておくだけで、とりわけ大問2の(2)のような問題は一気に時間短縮可能です。

また、問3以降は、英語の論理構造や文法内容を正確に理解できていれば正しく解答できるもの。非常に良い問題ばかりです。

◆大問3は、問1から最後まで「良問続出」でした。問1も問2も問4も問5も、ここに下線を引いてくる国立高校の先生は最高ですね。天才でしょう。センス抜群です。もうこれ以上ないというところに下線を引いてくる。「オレ凄いだろ?」という国立高校の先生の声が聞こえてきそうです。

(でも、国立高校の先生方は、私と違って人間的に出来ているので、決してそんことは言わないはずですクール

特に問1の重要性については、中断前(前回授業)と中断後(本日の授業)で触れた通り。

自校作成校の英語と言えば、 「ただ長いだけ」→「だから長文に慣れて、処理時間を早くしろ」 という指導に陥りがちです。確かに、そうした一面もあるにはあります。ただ、「それはちょっと違うだろ?」ということに気づくかどうかが大変重要なポイントであり、私の知っている力量のある先生方は皆さん気づいています。奈良県、広島県、福岡県。いろいろな県の先生方が、自校作成問題を見て賞賛されています。

中学生が独学で勉強していては「絶対に」「100%」気づくことができない視点でしょう。だからこそ、本日の授業と上江洲先生の授業を何度も反復し、自分で過去問演習を進めていく際に活かしてください。

長文プリントでスピードアップを図り、自校作成問題の仕組みをしれば、得点力は相当上がっていくはずです。

◆自校作成校を受験する子は、日曜日に英作文を提出すること。間違ってもいいので書いてください。

但し、絶対に入れないといけない言葉を落とさないこと。そうした点で、東京学参や声の教育社の解答例がイマイチな理由も本日お話しました。

※しかし、自校作成問題がなくなってしまうのは本当に残念ですね。都立自校作成校の超優秀な先生方の作成する自校作成問題。その研究や分析をする塾講師。そして、それに向けて勉強する受験生。この3者がお互い切磋琢磨することで都立高校は復権したのですが・・・。こうした良問が消えていくのは本当に残念でなりません。

◆では、土曜日、みなさん頑張ってください。ミッション通りです!






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年11月23日 03時34分29秒
[中3生への伝達事項] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

サイド自由欄

 ↑  塾の考え方は、上記「Freepage List」をご覧になってください。


「キャラベル(Caravel)」は、大航海時代に活躍した小型船です。操舵性が大変高く、逆風でも前進できるのが特長でした。

「キャラベル船」と同時期に活躍していた大型帆船「キャラック」は、大量の物品を積むことができたので、商業・貿易は大きく発展します。つまりビジネス向け・お金儲け向けの船です。しかし、多くの人員・スタッフが必要で、航行精度という面で弱点を抱えていました。とりわけ、強風は苦手で、逆風が吹くと転覆する可能性も大きかったと言われています。

そこで登場したのが「キャラベル」です。キャラベルは大変優れた操舵性とスピードを兼ね備えていました。必要な人員も少なくて済み、費用面でも大変優れていたと言われています。小型で小回りが利き、逆風の時でも風を味方につけ、精度の高い航海が可能になりました。「キャラベル」の登場により、大航海時代の活動範囲は大幅に広がっていき、数々の偉業が達成されました。


塾も船と同様です。

大型の塾には大型の塾なりの良いところがあります。しかし、規模が大きくなればなるほど、多くのスタッフが必要となり、授業料も高くなってしまいます。「生徒の学力アップのため」に各種講座や合宿を行うのではなく、「社員の賞与(ボーナス)のため」に特設ゼミや合宿を開催するという本末転倒な経営になってしまいます。

こうした大手塾が都立高校を受験をする上で必ずしも適している訳ではありません。
せっかく授業料の安い都立高校に入れたとしても、その前段階として、塾に何百万円ものお金をつぎ込んでいては、あまり意味がありません。

進学塾キャラベルは、教室の規模を最小限に抑え、高い操舵性を重視しております。また、塾長が指導にあたることにより、授業料も最小限に抑えています。キャラベルは、保護者の方が求めている操舵性と経済性を兼ね備えた進学塾です。

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: