進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

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2014年04月23日
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(困った相談1)「最近どうもやる気がないのですが・・・」

→「意欲ある子のための進学塾」です。やる気のない子は来ないでください。

「やる気がないこと」を相談されても私には何もできません。やる気とは自分から出すものであり、内発的なものです。外発的なやる気はすぐにしぼみます。

外発的な要因(たとえば、塾の先生の声かけ)によって起こったやる気というのは本物のやる気ではなく、ただ単に「一瞬」気分が変わっただけです。したがって、何か別の要因(たとえば、友達からの遊びの誘いや面白いテレビ番組)が訪れたら、そちらへ流されます。こうした声かけをいくらやっても意味がないのです。

やる気とは、ご家庭の教育方針の中で培っていくものです。勉強する意義を普段から家族内で話し合い、「勉強は必ずやる意味があり、将来役に立つのだ」ということを親が子に教えることによって勉強への意欲を引き出すのが本来です。

もちろん、時にやる気が起こらないこともあるでしょう。しかし、「やる気が起こらないからやらない」では動物や昆虫と同じです。「やる気がない時も机に向かわなければならない。そうした忍耐力が必要なのだ」ということを教えることも親の役割だと考えております。


そもそも、「意欲ある子のための進学塾」に意欲のない子が混ざっているのが大問題です。これは、食欲がないのにレストランを訪れているようなものです。レストランのコックさんに「食欲がないのですが・・・」と言ったら、きっと困ってしまうでしょう。というより、気分を害されるでしょう。「だったら来ないでください。」で終わると思います。

当塾も同様です。意欲ある子の進学塾です。その点をご理解ください。

※このご相談、本当に困ります・・・。


 (困った相談2)「家だと全く勉強しないのですが・・・」

→家でどうにかしてください。私は塾にいるので、生徒の自宅管理までは難しいです。

そもそも私が家庭訪問で伺っても、相当うっとうしいでしょう。


(困った相談3)「最近反抗的で、私から言っても言うことを聞かないので、先生からお願いします。」

→育児放棄


(困った相談4)「うちの子は自分から話しかけられないので、先生から声をかけてください。」

→そのままにしておくと、将来生きていく上で致命的です。

道に迷っているとき、わざわざ声を掛けてくれる親切な人は世の中にいません。今のままお子さんを放っておくと、洋服店や靴屋さんで、いつまでも店員さんに声を掛けられないような子になってしまいます。

「うちの子は自分から話しかけられないので・・・」という状態を作り出しているのは親です。そのような甘やかした状況を作ってしまっているのが最大の問題です。

「自分から話しかけられない」ということを許されてきたタイプの子は、私の経験上、わがままに育っていく子がほとんどです。そして、このタイプの子は、どういうわけかものすごく反抗的な子に変化していくケースが非常に多いように感じます。「相手から話しかけてきてくれるのが当たり前」という傲慢な子に知らず知らずのううちに育てているのかもしれません。


 (困った相談5)「全然読書をしないのですが・・・」

→親が読書しなければ子供もしないと思います。

お母さんは「相棒」を見ていて、お父さんはネットでYouTubeを見ていて、子供にだけ読書をさせるというのは、ある意味虐待です。そのような環境の中で、子供だけが勉強や読書をするようになったら、それは奇跡というものです。

「家族全員で読書をする時間」を意識的に設けなければ、子供だけが突然変異で読書家になることは決してないでしょう。


(困った相談6)「ゲームとLINEばかりやっているのですが・・・」

→買い与えてしまったのだから仕方ないと思います。買う前に気づくべきだったと思います。スマホは麻薬と同じです。国で中学生の利用を禁止していない現状では、各家庭で自衛策をとるしかないでしょう。


(困った相談7)「夕飯のおかずについて」

→ご自由にお願いします。

この相談をされた方が過去にお一人だけいました。(当塾ではなく、以前の勤務塾で)

「入試前日は「カツ丼」や「カツオの刺身」などを食べるのが良いのでしょうか・・・」と。

正直何でもいいのではないでしょうか。合格するかどうかは、前日のおかずではなく、当日のテストの出来で決まることになっています。



(困った相談8 )「疲れて寝てしまいます・・・」

この相談も返答に困ります。私に「起こしてください」と頼んでいるのでしょうか・・・。「カフェインを大量に飲め」なんてアドバイスできませんし・・・。

よくよく考えると、何もアドバイスのしようがない相談です。

体力がないのですから、寝るしかありません。もちろん、その分合格からは遠ざかります。世の中、常にトレードオフです。






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最終更新日  2014年05月22日 02時50分01秒
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「キャラベル(Caravel)」は、大航海時代に活躍した小型船です。操舵性が大変高く、逆風でも前進できるのが特長でした。

「キャラベル船」と同時期に活躍していた大型帆船「キャラック」は、大量の物品を積むことができたので、商業・貿易は大きく発展します。つまりビジネス向け・お金儲け向けの船です。しかし、多くの人員・スタッフが必要で、航行精度という面で弱点を抱えていました。とりわけ、強風は苦手で、逆風が吹くと転覆する可能性も大きかったと言われています。

そこで登場したのが「キャラベル」です。キャラベルは大変優れた操舵性とスピードを兼ね備えていました。必要な人員も少なくて済み、費用面でも大変優れていたと言われています。小型で小回りが利き、逆風の時でも風を味方につけ、精度の高い航海が可能になりました。「キャラベル」の登場により、大航海時代の活動範囲は大幅に広がっていき、数々の偉業が達成されました。


塾も船と同様です。

大型の塾には大型の塾なりの良いところがあります。しかし、規模が大きくなればなるほど、多くのスタッフが必要となり、授業料も高くなってしまいます。「生徒の学力アップのため」に各種講座や合宿を行うのではなく、「社員の賞与(ボーナス)のため」に特設ゼミや合宿を開催するという本末転倒な経営になってしまいます。

こうした大手塾が都立高校を受験をする上で必ずしも適している訳ではありません。
せっかく授業料の安い都立高校に入れたとしても、その前段階として、塾に何百万円ものお金をつぎ込んでいては、あまり意味がありません。

進学塾キャラベルは、教室の規模を最小限に抑え、高い操舵性を重視しております。また、塾長が指導にあたることにより、授業料も最小限に抑えています。キャラベルは、保護者の方が求めている操舵性と経済性を兼ね備えた進学塾です。

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