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<復習が不十分>◆本日は復習が不十分な子が5名ほど。授業で学び、授業内できちんと出来るようになったことを、「次回の授業日までに」「完璧に」「もらすことなく」「綺麗サッパリと」忘れてきてくれました。おめでとうございます。・・・もうお金と時間の無駄としか・・・逆に5名に聞きたい。どうやったら、そこまで綺麗サッパリ忘れてくることができるのでしょうか・・・。むしろ、忘れる方が難しいと思うのですが・・・授業内で出来るようになり暗記の時間まで取って完璧に覚えたことを、「たった中3日で全て忘れることができる能力」を、全世界の失恋や仕事上の悩みで苦しんでいる人々に分けてあげてください。そのノウハウをセミナーで講演すれば、億万長者間違いなしです。(司会ぐらいならやりますので、セミナー開くなら誘ってください)<知識がすぐに出てこない子>知識が即座に出てこない子も多いです。知識というのは「ゆっくり出てくる」ではお話になりません。ゆっくりとしか出てこない知識は、テストでは使えないのです。それはスポーツと同じです。ゆっくりとした動きでしかプレイできないのでは、サッカーでもテニスでも野球でも全く通用しません。せいぜいヨガくらいなものでは?みなさんの知識は「ヨガ」みたいなイメージなんです。ここはヨガ教室ではありません。体ではなく、頭を柔らなくしなくてはならないのです。ゆっくりゆっくりやっても受験では全く役に立ちません。もう少し素早く知識が出るようにトレーニングしてくること。あまりにひどい場合は、授業へは参加させず隣の教室で本当にヨガでもやらせますので。<定期試験期間中>9月上旬から10月中旬まで、常にどこかの中学校が試験期間にあたります。中1の1学期までは90点以上取れて当たり前です。(90点以下の人は、その点数は「当たり前」ではないということです)2学期からは徐々に点数が落ちてきます。宿題をきちんとやっていない者、毎回の確認テストで細かいミスをする者、授業中に集中力がなく注意される者、発言する声が小さい者、ノートの使い方がなっていない者、復習が出来ていない者、指示した場所に指示した内容をメモしていない者、姿勢が崩れる者・・・こうしたちょっとした問題点を「1つでも」抱えていると、成績は徐々に下降します。「徐々に」ならまだいいのですが、人によっては一気に急降下する場合もあります。そして、中1段階で成績を下げるようでは、自校作成校は厳しくなります。必ず90点以上を確保してくるように。なお、テストの出来が悪かった理由を私に問われると、まれに「平均点が低いです」と言い訳を返してくる子がいますが、実力のある子は平均点に左右されません。そして、平均点に左右されない上位数%の子が自校作成校に挑戦できるのです。一方、クラス平均点が下がると、それに合わせて自分の平均点も下がってしまう子は、残念ながら上位校への挑戦権に疑問符が付きます。「平均が下がると自分の点数も下げてしまう」ということは、要するに「問題が難しくなると点数が下がってしまう」ということです。つまり、難問が出題される上位校入試に対応できないということになります。野球で言えば、「小さい球場ならホームランを打てるが、大きい球場になるとホームランが入らなくなる選手」と同じです。このように球場の相性に左右される選手は、本当の意味での強打者とは言いません。同様に、受験においても、本当に力のある生徒は学校平均には左右されません。学校の定期試験は常に9割以上を目指すこと。その目標に向けて、与えられたワークやプリントを完璧に仕上げておくこと。特に冒頭の5名は(←心当たりありますよね)、「完璧さ」が足りないのです。常にどこかに隙がある。だから点数を落とすのです。入試において完璧主義は命取りになるケースも多いですが、定期試験は「完璧主義」でいってください。<次回テスト>次回のテストは作図です。・テキストP150はスラスラ出来るようにしておくこと。・五心は、綺麗に作図できるようにしてくること。五心は必ずユニークに定まるはずです。・五心については、図を見てそれが「垂心なのか外心なのか内心なのか重心なのか・・・」も答えられるようにしてください。
2014年09月17日
◆本日はブログに書こうと思った出来事があったのですが、●●●●君に「書かないでください」と言われたので書かないことにしました。◆本日は平面図形のラスト「作図」でした。「書き方」は誰でも分かります。問題は「考え方」です。それを身につけるために、もう少し練習が必要でしょう。作図が難しい理由は、使って良い道具が3つしかないことです。すなわち、「垂線」「垂直二等分線」「角の二等分線」の3つです。この3つの道具だけで、あらゆる問題に対処しなければならないところが、作図の奥深さであり、難しさです。もし仮に、基本となる作図法が、上記3つ以外にもたくさんあれば、作図問題は簡単です。たとえば、100種類の作図法があれば、作図は大変楽な単元に様変わりします。確かにその100種類を覚えるまでは大変ですが、一度覚えてしまえば100種類の武器を手に入れたも同然です。「この問題は方法19」「この問題は方法57」と当てはめていけば、頭を使わなくても、いろいろな問題に対処できる可能性が生まれます。ところが、繰り返しになりますが、基本の作図は3種類のみです。使っても良い道具が「垂線」「垂直二等分線」「角の二等分線」の3つに限定されているのです。だから難しい。一般に、ルールや道具が少なくなればなるほど、使う側に「工夫」や「抽象的に物事を考える力」が求められます。いわゆる「応用力」とか「抽象力」と呼ばれるものです。「ルールをなるべく少なくし、その少ない規則・公式でたくさんの問題を解けるようにする」というのは確かに勉強の理想ですが、勉強の苦手な子にとってはそれが大変難しい。「ルールの少なさ」(=覚えておくべき量が少ないこと)は、一見楽なような気がしますが、むしろ勉強の苦手な子達を苦しめる結果になるわけです。「作図」は国語力、論理的思考力、頭の良さなどがモロに出る単元です。抽象度が鍛えられていない生徒は、初見の作図問題に全く対応できなくなります。学校の定期試験程度なら暗記すればどうにか切り抜けられますが、入試問題には太刀打ちできなくなるのです。そうした意味で、作図は皆さんが1段上のステージに上がれるかどうかの分水嶺となります。すなわち、自校作成や上位校に挑戦できる下地があるかどうかを判断するリトマス紙のような単元となるということです。まずは、本日取り組んだ問題や解説した問題をノートにまとめ、スラスラできるようにしておいてください。その後、宿題に丁寧に取り組むこと。幸い、満面の笑みを浮かべながらニコニコして作図に取り組んでいる子もいたので、その調子で楽しんでください、●●●●くん。
2014年09月13日
前回から今回にかけての宿題では、「各自、学校の問題集を進める」「量は任せる(各自の志望校と定期試験の範囲に合わせて)」という指示を出し、中1クラスのやる気、自主性、志望校への本気度、計画性を観察することに主眼を置きました。結論から言えば、一人を除いて、全くお話にならない量でした。「ノート見開き1ページ分」という子がほとんど。ボクちゃん、日曜日、月曜日、火曜日の3日間の勉強量がノート1ページ分!でも自校作成校志望です(ぷぷぷ笑)。まあ、これで「自校作成校行きたい!」とか言っているのですから、鼻で笑ってしまいました。牛乳飲んでいなくて良かったです。間違いなく大爆笑で、牛乳を吹き出していたことでしょう。分かりました。つまり、皆さんはアレですね。受験業界で俗に言う「言われたことしか出来ないタイプ」ってやつです。そうそう間違いないです。人間と言うより、ペットの行動に近いですね。だって、言われたことしか出来ないのですから。ホントかわいそうに・・・今の意識では、自校作成校はもちろん、小平、小平南あたりも無理でしょうね。そして、大学は「Fラン大学」へ行くことになり、いよいよブラック企業への就職が近づいて来ました。君たち、ホントにこんなんでどうすんの?皆さんの授業中の作業ペースを見ていると、大体30分でノート2ページ程度は進んでいます。つまり、今回、ほとんどの子が30分程度しか自主学習をしてこなかったということです。定期試験勉強では、数学のワークが最も量的に厳しいです。だから、「前もってやっておきなさい」という指示でした。ところが、多くの子がノートにして2,3ページ分。これでは定期試験勉強の「何の足し」にもなりません。自校作成校や武蔵野北というのは、公立中学校の上位5%程度の子が行く学校です。平均してクラスで1~2名です。残念ながら、この西東京市では、その平均にすら届かないのが現状であり、年度によっては「自校作成合格者ゼロ」という中学校もあります。そうした現状において、君たちのような「普通の子」が自校作成校に合格したいのなら、言われたことだけやっていてもダメです。言われたことしかできない人間じゃダメなのです。もし仮に「言われたことだけやって受かる」というのなら、学年の半分前後の子が自校作成校に合格してしまうことになります。しかし、実際は上位数%のみの世界です。本日提出してもらった宿題量を見ている限り、みなさんが自校作成校に届く可能性は限りになくゼロに近いと思います。何がマズいかって?やってきた量よりも、その「意識」です。自校作成校の倍率は2倍前後。「半分前後が落ちる世界」です。各公立中学校の学年上位数%の子達が集まってくる入試で、約半数が落ちるのです。それだけ厳しい世界なわけです。その入試当日、みなさんの心の支えになるのは、「俺は(私は)誰よりも頑張った。中1から毎日必死で勉強した。あれだけやって落ちるのだったら仕方ない。落ちたとしたら、それは他の受験生が自分よりもほんのちょっと凄かっただけだ」という強い気持ちです。入試当日の朝、そこまで思えるほど、みなさんは今回の宿題を必死でやりましたか?自宅でよく考えてみてください。
2014年09月10日
次回の授業の際、コンパス、三角定規に加え、念のため「分度器」も持ってきてください。よろしくお願いいたします。進学塾キャラベル
2014年08月31日
本日、授業の最後に伝えた「数学の宿題」ですが、ページに誤りがありました。大変申し訳ありません。P130をP132へ訂正してください。<次回までの宿題>数学:P129とP132です。(P130はやらないで構いません)英語:P110-113(変更無し) 以上よろしくお願いいたします。 進学塾キャラベル
2014年08月20日
<暗唱テスト>素晴らしい。暗唱テスト見事でした。あれだけの量を、全員が、全くミスなく暗唱できるとは・・・。基本的な記憶力とスピードはありますね。この2点をクリアしているのは大きいと思います。<当面の課題1>中1クラスの今後の課題は「論理的思考力の養成」になるでしょう。もちろん、まだ12,13歳ですから、論理的に物事を考えられる方がむしろ少数派なのですが、上位校を目指すとなるとあまり悠長なことも言っていられません。実際、中学受験で難関私立中学に合格する子達の中には、12歳にして論理的に物事を考えられる子が大勢います。そして、彼らとは今から5年半後、大学受験で戦わなければならないのです。ですから、今後、みなさんが「上」(東大、一橋、東工大、お茶の水、首都大、東京外語大、早稲田、慶応、医学部、歯学部など)を目指すのであれば、記憶力・スピードに加え、論理的に物事を考えられるようになることが必要になってきます。中1クラスの多くの子が「初見の問題」に対応できない理由の1つが、この「論理的思考力の欠如」にあります。授業でも、論理的に物事を考えられるように色々話をしていきます。<当面の課題2>さて、論理的に物事を考えられるようになるためには、その「前提」も必要です。みなさんが筋道を立てて物事を考えることを苦手としている要因はいくつかあります。その中でも「語彙力の不足」が最大の要因だと私は見ています。「論理的に考える」と言っても、やはりその前提として、「最低限の知識」は不可欠です。ところが、中1クラスの子達と授業中にやりとりしていると、いかんせん知識が不足しています。語彙力はもちろんのこと、時事問題などの知識も不足しています。また、日常生活の中で得られるはずの知識も足りていません。こうしたことが原因で、「考える力」も弱くなっているのです。<まとめ>何だか難しい話になってきましたが・・・まとめると、現中1クラスは●記憶力はある。スピードもまずます(平均よりちょい上)ある。●ところが、語彙力と知識量が不足している→そのため、論理的に物事を考える際の「材料」が不足してしまっている→その結果、自分の頭の中で様々な具体的事例を挙げて考えることができない→当然、具体的事例から「一般化」を行ったり「公式化」を行ったりすることもできない(筋道を立てて考えることができない)→初見の問題に対応できないという現象が起こっています。まあ、難しい話はさて置き、まずは授業をよく聞き、「考え方」「頭の働かせ方」を真似してみてください。少しずつ筋道を立てて考えることができるようになるでしょう。
2014年08月19日
<数学総合テスト(再テスト)>4名を除き満点でした。満点を取れなかった人は、次回までに直しをしてくること。(宿題用ノートに)<英語>ミスが多い子は、上記の数学テスト不合格者と重なっています。<次回テストについて>◆数学:必ず満点を取るように◆英語:日本語訳、英作文、複数形への書き換えは特に重点的にやっておくように。(大問3,4,6あたり)<次回までの宿題について>今まで適当にやってきていた子。もう一度だけチャンスを与えます。不明点、解き方が分からない問題、解答を見ても理解できない問題。全て質問すること。全員が納得した上で次々回テストを行います。
2014年07月09日
<総合テスト結果>一次方程式の総合テスト第2回。本日は新出問題でした。(但し、基礎レベル。テキストで言えば、練習問題1レベルです。)今まで宿題を写してきた子、いい加減にやって来た子、ごまかしてきた子、分からない問題を放置してきた子は散々な結果になったことでしょう。しかし、これが皆さんの実力であり、普段の勉強姿勢の結果です。私は何度も言ってきました。「宿題で分からないことは必ず質問をしなさい。中1の間は、どんなにささいなことでもいいので質問すること。あとから取り返しのつかないことになりますよ。」と。ところが、ごくごく一部の子からしか質問が来ない。そこで、一人ひとりに呼びかけて「○○くんは質問ないですか」と尋ねました。それでも、「ありません」「大丈夫です」という返答が来る。さらに追い打ちをかけて私は言います。「おかしいな~。君たちの実力からすると、もっと質問があってしかるべきです。ハッキリ言ってもいい?みんなのこと疑ってますよ。宿題を写しているか、あるいは親に聞いてそのまま放置しているかのどっちかでしょ?」と言ったこともありましたね。それでも質問が出ない。「だったら進むよ。本当にいいの?」・・・そして、進んできた結果が今回のテストです。普段からきちんとやっていないからこのような結果になるのです。人生で最も低い点数を取った子もいました。私は基本的に生徒(子供)のことはこれっぽっちも信用していないので、みなさんの「大丈夫です」という言葉も実は全く信じていませんでした。同様に、みなさんの実力に関しても、正直懐疑的です。それを分かってもらうための今回の総合テストであり、新出問題です。1学期中間テストは、塾生平均が460点でした。その時の率直な感想は、「こんなに取れるはずがない」でした。今回の期末試験の結果はまだ出揃っていませんが、440点くらいまで下がると見ています。しかし、これでもまだ「取れすぎ」です。みなさんの実力を普段から見ている私の感想ですが、正直、こんなに取れるはずがないのです。おそらく学校のテスト自体が簡単で、学校平均もまだまだ高いのでしょう。とにかく、定期試験の点数を信じることは危険ということです。悪い話をもう1つ。中1クラスの多くの子は、これからまだまだ下がる可能性を持っています。なぜなら「成績を落とす要素」をたくさん抱えているからです。頬杖をつく、宿題を適当にやる、手遊びをする、モノを落とす、黒板をパッと見ることができない(←学校でも聞き逃しがいっぱいあるはず)、姿勢が悪い、斜めを向いている、質問をしない、言われた通りにできない、丸付けがいい加減・・・などなど。今日1日だけでこれだけ注意しました。(もちろん良い面もたくさんあります。特に発言の多さはいいですね)これだけ成績を悪くする要因をたくさん抱えているのですから、今の点数はハッキリ言って「取れすぎ」です。今は潜在化していて、表面には出ていないだけ。悪い点数が発症するのは時間の問題です。原因はいくつもありますが、端的に言えば「本気で点数を上げたいという強い気持ちがない」ということです。中2、中3クラスと同様です。7割程度の力で適当にやっている子が多いのです。次回再テストを行います。各自きちんと直して、スラスラ出来るようにしておくこと。制限時間は20分です。<解答>大問1 (1)12分後 (2)3750円 (3)2%:225g、22%:75g (4)男子~126名、女子~168名 (5)3cm (6)70円:8本、90円:4本大問2 (1)x=4 (2)x=6 (3)x=5 (4)x=-3 (5)x=4 (6)x=-6 質問があれば必ずすること。あんまり親に心配かけないように。
2014年07月06日
本日は、次回、総合テストを行う範囲を演習してもらい、質疑応答の時間を取りました。それほど難しいページではありませんので、本来であれば「自宅で各自やっておくように」としても良かったのですが、中1クラスは学力的にかなり厳しい子が数名いるため、「その子達のために」演習時間を取りました。解かせてみると、やはりその●名は遅い。全然進まないですし、他の子がスラスラ解いている問題も出来ていません。例題レベルの簡単な問題もすっかり解法を忘れてしまっている状態。他の子はドンドン次のページに進んでいるのですが、●名だけはいつまでも同じページから進みません。さて、授業の最後に私は次のように言いました。「まだP102が終わっていない子は授業後に残ってやって帰りなさい」と。ところが、その●名はササッと帰宅。考えられる原因は2つ。(1)やる気がない。だから、早く帰りたい。(2)1分前に言われた「残ってやってから帰宅しなさい」を忘れてしまった。いずれにしても、かなりマズいと思います。
2014年06月28日
◆宿題は毎回最低限の量しか出していません。特に自分が実力不足だと思う人は回数を増やしてください。前回何度も練習し宿題にも出した「下線部を尋ねる疑問文」(How many)が出来ない子が2名いました。3月から実力不足を何度も指摘されている2名です。量を増やしてください。いよいよ付いてこられなくなる一歩手前まで来ています。※全員に一律に同じ量を課すと、そもそも出来ている子にとっては迷惑になるのです。宿題量は「一番出来る子」に合わせています。部活と同じで、みんなと同じ練習量をこなしていても、レギュラーの子から補欠の子まで出てきます。ベンチすら入れない子も出てきます。とにかく、量を増やしなさい。◆宿題の丸付けがいまだにいい加減な子がいます。本日は2名に指摘しました。これではいくらやってもダメです。間違ったことを何度も繰り返しているのですから意味がありません。◆どうも宿題を丁寧にやっていない子がいます。次回は英語に加え、数学のテスト(速さの文章題)も行います。本日の授業で扱った問題および宿題ページから出題します。よく勉強しておいてください。※このブログをお読みになっている中1生保護者の方へ。お子様に「数学のテストがある」とお伝えください。◆英語のテストも予告通り行います。◆宿題は、授業で教えたとおりにやること。本日はいきなり自己流でやり始めた子がいたのでびっくりしました。正直、その子の頭の中が理解不能です??????当然、その子だけいつまで経っても答えが合わないという・・・いつも言っていますが、言うことを聞かないのであれば、とっとと辞めてください。こちらも気分が悪いですし、うちの塾に来ている意味がないです。そんなに自己流が良いのなら一人でやっていればいい。うちの塾に来ると言うことは,私に弟子入りすることであり、私の流儀に従うということです。もちろん、勉強には色々なやり方があるでしょう。正しいやり方は1つでありません。しかし、それは一般論です。この塾では私のやり方が絶対であり、私のやり方が唯一正しいやり方だと考えてください。そう思えないのなら、どうぞ他塾へ。市内に塾はいくらでもあります。
2014年06月04日
<複数形>◆中1英語は複数形の2回目でした。合計すると5時間20分もの時間を掛け、複数形について講義と演習をしてきたわけです。中2クラスの接続詞も同様でしたが、かなり細かい部分まで解説できたと思います。その上、皆さんに配っているテキストにも、様々なタイプの問題が大量に載っていますので、宿題で演習量を増やせば、複数形に関してはバッチリでしょう。かなり力が付くと思います。※私は「複数形」という単元を大変重要視しています。春からクドいくらいに勉強してきた「a 名詞」と同じくらい重要な単元です。ここが出来るようになるかならないかで、英語が得意になるかならないかが決まると言えるくらい重要です。※授業中に指名した際、複数形の「s」の発音を自信なさそうに発音する子がいます。自信を持って発音してください。その上で間違っていたら、こちらで修正するので大丈夫です。もしかして、多くの塾・学校で、複数形の発音よりも複数形のスペルの方を重要視するかもしれません。それどころか、複数形のスペルは入念に指導するのに、発音に関しては触れもしないで飛ばす先生もいらっしゃるかもしれません。しかし、複数形については、スペルよりもむしろ音声からマスターした方が良いです。その理由はここでは省きますが、解説ページだけで良いので何度も音読してマスターしてみてください。むしろその方が近道だったりするところに、英語学習の面白さがあるのです。(「たり」を1回しか使わないのは誤用だと知りつつも、あえてそんな使い方をしたくなる時もあります。さらに言えば、赤字部分の述語「形容詞+です」も誤用だと知りつつ、それでもあえてそんな日本語を好んで使いたくなる時もあります。)◆宿題はじっくり丁寧にやること。・丁寧にやるときは、丸付けまで丁寧に行うこと。丸付けを丁寧に行うためには、○(←あえて漢字の「丸」ではなく、記号の「○」と書きました)の描き方まで工夫すること。・丁寧にやるときは、姿勢にも気をつけること。正しい姿勢で座ること。正しい姿勢の定義とは、「一番長く同じ姿勢を保っていられる姿勢」のことを言います。結果的に、「机とお腹の間にコブシ2個分、背中と背もたれの間にコブシ1個分」という「世間一般で言われる正しい姿勢」が、多くの子にとって最適な姿勢となるわけです。クロマティ(元巨人、例が古すぎ)やイチローやL(←デスノート)の例を挙げ、正しい姿勢の多様性についてお話ししましたが、まずは「世間一般的な正しい姿勢」を身につけてください。面接や社交場のことを考えても、それが最適です。◆数学のプリントは、「分からないところ、身についていない箇所をあぶり出すためのもの」です。分からない問題は、テキストに戻って調べてみること。その上で分からない問題やしっくりこない問題は、必ず質問すること。その後、それらを出来るようになるまで反復すれば、その単元は完成です。こうした地道なやり方は確かに面倒であり、忍耐力を必要します。「学年1位レベルの頭の良い子」よりは時間もかかってしまうでしょう。趣味や遊びの時間も削られてしまうかもしれません。しかし、そうしたことを繰り返していくと、少なくともその単元に関しては、学年1位の子と同じくらいのレベルにまで近づけるのです。(残念ながら、「全く同じレベル」とまではいきません)そして、それを3年間繰り返せば、少なくとも豊多摩、井草、清瀬レベルには合格できるはずです。(これについても、残念ながら、「自校作成レベル」とまでは断言できません。)こうして、中3卒業段階で豊多摩・井草・清瀬レベルまで到達できれば、あとはGMARCH(私大文系上位)までもう一息です。「正しい方法論と適切な勉強量」という条件は付きますが、決してGMARCHは不可能ではありません。そんな話も今後していきます。今日の秘密の日記※なお、多くの子がGMARCH以上の大学へ到達できない理由は(1)スマホ、LINE、部活(←高校の部活は半端なく忙しいです)、バイト、バンド、恋愛(←特に男子の場合)(2)記憶力を鍛えてこなかったツケと学習方法の誤り(3)予備校の授業の取り過ぎ(4)高校から出される宿題が多すぎの4点だと思います。それについて、いつか書きたいと思っています。※実は、書こうか書くまいか迷っていたのですが、昨年大学受験生を一人抱えていました。塾生のみなさんも見ていますよね。その子は、事情により、高1で中退。その後、19歳になり大学受験を決意した卒塾生です。あまりに基礎力が不足しており、予備校に行く経済的余裕もなかったため、特例として受け入れました。昨年GW明けから高校認定試験の勉強をはじめ、8月に高卒資格を取得(化学や生物や日本史や世界史や政経等々・・・)。その後、8月から中学英語の復習をスタート。古文漢文も社会(政経)も全くゼロからのスタート。特に英語は中学英語からスタートしたので厳しかったです。河合模試や代ゼミ模試の偏差値も当初30台でしたが、12月にはセンター英語で180点近くまで上昇。古文や現代文も7~8割まで上昇。一人暮らしでアルバイトも忙しかったため、経済的に3校しか受験できませんでしたが、見事2校に合格。春からS大学に通っています。就職に強い有名私大ですし、今後の就職先次第ではありますが、生涯年収も随分変わったのではないかと思います。彼女の指導をしていて思ったことは、豊多摩レベルの子であれば、3年間やれば最低GMARCHは行けるということです。卒塾生、頑張ってください。(ちなみに、彼女が中退した都立高校は、もっともっと下の学校です。)※なお、今後はもう大学受験生は指導しませんので、卒塾生は絶対に塾に来ないように。いいですか!?絶対に来るなよ!繰り返します。絶対に来ないように!育児と塾生の指導で忙しいんだから・・・。基本的に、塾で教えている勉強法(特に中3後期)は、大学受験向けの勉強法だと考えてください。あれを再現すればいいのです。
2014年05月31日
<数学>本日で方程式の計算を終えました。次回以降、文章題に入ります。「式は立てられたのに、計算ができない」という状態にならないよう、宿題をきっちりやっておくように。少なめですから、余裕があれば各自増やしてください。<定期試験の結果>柳沢中、保谷中、武蔵野4中など、中1の約半数の子が中間テストを終了しました。今のところ、ほぼ全員が5科目450点クリアです(というより、ほとんどの子が470点を超えています)。しかし、テストを拝見しましたが、かなり簡単ではあります。取れて当たり前のレベルです。これからまだまだ難しくなりますし、範囲も広くなります。ですから、勉強法を含め、これから色々と改善していく必要性があります。そこで本日、「決して間違ってはいないが(むしろ素晴らしいのですが)、でもやっぱりちょっとマズイ勉強法」についてお話しました。要点を述べれば、「どんなに素晴らしい勉強法でも期限までに間に合わなければ意味がない」ということです。百歩譲って,今回のように範囲が狭い試験なら可能だとしても、今後試験範囲が50ページ程度に膨らんだ時に通用しないのであれば、それは今から改善していくべきです。今回はそんな話をしました。<計画的にやること>これから試験を迎える子達も「5科目450点」を最低ノルマとして勉強を進めてください。また、今回試験を終えた子達も、この点数を維持できるよう勉強の質と量をさらに高めてください。ちなみに、当塾の中3クラスは、中3になった今現在もクラス平均が450点を超えています。基礎コースの子も含め、中3全塾生が5科目400点を超えています。488点、487点、477点などなど460点以上の子がほとんどです。1学期中間は点が取りやすいことは確かですが、中3生で450点超えはなかなかの数字です。中1クラスのみなさんも、中3生のようになれるよう努力を重ねてください。そのためには「計画」が大変重要になってきます。みなさんは、見たいテレビ番組の計画は上手に立てます。TDLやTDSに行った時も、ファストパス(でしたっけ?)を使って見事なプランを作ります。遠足の際のおやつも、上手に500円以内でまとめます。計画的に買い物をし、残ったお金でうまい棒を買います。残念ながらバナナはおやつに入ってしまうので、お弁当箱を増やし、デザートとして持って行くという裏技まで使います。「これはおやつではなく、デザートです」とか訳の分からない言い訳します。【個人的にはよっちゃんイカと蒲焼きさん太郎は欠かせなかった】ところが、勉強の計画表の方はダメダメな子が多いです。中には「19:30まで数学の勉強をして、19:35からお風呂に入って・・・」などと細かく計画を立て過ぎて、19:35にお風呂に行ったら、なぜかお父さんがお風呂に入っていたために、「なんで入ってんのよ!」と大げんかしている子までいます。これなどは完全にダメな計画の立て方です。もうすこし頭を使って計画を立てていきましょう。そんな話も今後徐々にしていきます。
2014年05月21日
本日の授業でもお伝えしましたが、中1クラスは質問が少なすぎます。もちろん、過去にも質問が少ないクラスはありました。昨年、一昨年の中3クラスは、最終盤ではほとんど質問が出ませんでした。ただ、彼らから質問が出なかった理由は、質問することがないほど「自学する力」と「学力」を身につけたからです。その段階に来るまでに、やはり彼らは質問をたくさんしていました。一方、今年の中1クラスは質問が少ないです。実力はそれほどないにもかかわらず・・・です。私が見る限り、現中1クラスは、現中2クラスよりも実力的には落ちます。(なお、現中2クラスは、「塾史上最も力が弱いクラス」でしたが、彼らの素直さと努力、そして何よりご家庭のご協力により、徐々に理解力、作業スピード、記憶力が上がってきています。そして、質問も大変多い学年です。)そんな中1生の現時点の実力から考えると、質問があって然るべきなのですが、どうも質問に来る子が少ない。そして、こういう指摘を授業やブログで行うと、今度は「質問するための質問」を無理矢理作って、レベルの低い質問に来る。(実は私も、浪人時代、好きな予備校の先生と話したいがために、無理矢理質問を作って聞きに行っていたタイプです・・・)皆さんから質問が来ない理由はいくつか考えられます。1つは、適当にやっている(宿題を写しているケースも含む)。2つめは、親に聞いている。(これは悪いことではないのですが、その後、必ず自分で解き直しをすること)3つめは、頭を使っていないため、本当に理解しているのかどうか、自分でも分かっていない。以上3つほどです。今年の中1クラスで特に多いと思われるのは「3番目」です。すなわち、あまり頭を使わずに、ただ単に解法の雛形に当てはめて解いているだけだから、質問が出てこないのです。この「解法の雛形に当てはめて解くタイプ」の生徒は、例外なく上位校には合格できません。このタイプの生徒は、100個の問題を解くために100通りの解き方をマスターしています。つまり、もし入試本番で101番目の解法を使わないと解けない問題が出題されたら、その時点で思考がストップしてしまうのです。毎年のように新傾向問題が出題される上位校の問題には太刀打ちできないというわけです。入試、とりわけ自校作成入試は次から次へ新しいタイプの問題が出てきます。そうした新しいタイプの問題に対処するためには、「100個の問題を解くために100通りの解法を覚えておく」という方法ではダメです。解法に当てはまらない問題が出たら、その段階で落ちてしまうからです。理想は「1つの原理をマスターしておけば、その原理で100題も200題も解ける」というレベルにまで引き上げることです。そのために、私は授業内で様々な考え方、方法論(具体化や抽象化の方法)を示します。生徒を指名して、そうした方法論のやりとりを提示することもあれば、私がひとり芝居をして方法論を示すこともあります。みなさんは、日々の授業で目にする方法論を「自分ひとりでも」出来るようにならねばなりません。そして、それらをその日のうちに(遅くとも翌日の朝までに)、ノートまとめしておくことが大切でしょう。自校作成問題は難しいです。しかし一方で、私は「自校作成問題も、細かく分析すればそれほど難しくない」とも感じています。私が普段の授業内で伝える「考え方」「頭の使い方」は、オール4程度の子が自校作成問題に立ち向かうための「(現時点で)たった一つの方法」だと思っています。もちろん、作業は大切です。反復することも重要。何も考えなくとも手が自然と動くまでトレーニングすることは、勉強において不可欠な要素です。覚えること、暗記することも同じく重要です。しかし、自校作成校に合格するためには、「頭を使うこと」も、それらと同じくらい重要なのです。「頭を使うこと」をトレーニングしてこなかった生徒(放棄してしまった生徒)、「頭の使い方」を指導されてこなかった生徒は、おそらく井草、清瀬、豊多摩高校で止まるでしょう。授業内で私が話す考え方、プロセス(過程)をよく聞いて、「自分ひとりで」同じように考えられるようになってください。そして、どう考えて良いのか分からない場合は必ず質問すること。※不定期更新ご迷惑おかけします。塾長、子育て中です。(←本日は息子の予防接種に行ってきました。)ラーメン、つけ麺、ぼくイクメン!←古っ
2014年05月14日
宿題ノートのチェックが終わりました。ウサギさん:おそらく、提出したノート(英語)が違っています。今回指定したページが見当たりませんでした。(数学はOKです。)ミコさん:英語の回数が不足しています。(逆に、数学が指定された回数よりも多くやってありました。)梨さん:英語のノートが未提出です。※おまけノートさん:ものすごい量をこなしてあります。指定した宿題の3~4倍量。クラスでも1、2位を争うスピードですが、そのスピードのかげにはやはり日常の練習量があるのでしょう。<次回以降>来週から6月末までの2ヶ月間、塾生が通ういずれかの中学校が常に「試験1週間前」にあたります。そこで、黒板のカレンダーで説明したように、次回より変則日程とします。何をやるかは実は頭を悩ませ中…。
2014年04月30日
<スタートダッシュできる子>例年、中1クラスを見ていて気がつくことは、最初に行われる中間テストの点数のまま、3年間推移していくケースが大変多いということです。もちろん、中1段階では成績が悪かったが、徐々に上がっていくというケースもありますし、その逆もあります。しかし、多くの場合、中1最初の定期試験の順位によって、高校受験時の順位もある程度予測できてしまうというのが事実です。そうした意味で、通信教育の宣伝文句みたいになってしまいますが、「スタートダッシュ」というのは大変重要です。では、スタートダッシュ出来る子はどんな子かと言えば、やはり私立中学受験の不合格組が圧倒的に有利です。特に難関私立中学を目指してきた子にとって、中学校の教科書内容は本当に簡単です。地理と歴史などは、新たに学習する項目などほとんどありません。公立高校の入試問題よりも中学入試の問題の方が遙かに難しいからです。国語や理科についても同様のことが言えます。私立中学受験組の次に有利なのは、都立中学に不合格になった層でしょう。ただし、「記念受験」ではなく、「真剣に合格を目指していた層」ということだけは付け加えておきます。都立中は記念受験が多すぎるため、都立中を受験したからと言って、その全員が学力的に高いとは言い切れないのです。 一方で、小学校時代、塾に通った経験もなく、受験もしていないにもかかわらず、中学では上位に位置する子も一部存在します。その子達に共通している点は、「聞き取る力」と「書く力」が優れているということです。今回は「聞き取る力」についての話です。<きちんと聞き取る力> まず、「聞き取る力」に関しては、このブログでも何度か書いてきました。とりわけ、学校の成績を上げるという点に関してみれば、「聞く力」のある子は定期試験でも上位に位置することが多いです。ただし、注意すべきは、聞いている「ふり」ではダメだということです。聞いているように「見える」もダメです。これは本人の持って生まれた資質や育ってきた環境にもよるのですが、どうも「聞いているふりがうまい子」というのは一定割合で存在します。こちらが話していることに対し、相づちもうちますし、返事もきちんとする。しかし、どうも内容が頭に入っているわけではない。10年間ほど生きてきた経験から、目上の人に怒られないように「聞いているふり」だけをする「術(すべ)」を身につけている子が結構いるのです。国語の文章読解にたとえると、「目が文章の表面だけを追っている状態」に似ています。一応、本人は読めたつもりになっている。端から見ても、一応読書しているように見える。しかし実際は、目が文章の表面をなぞっているだけで、内容自体は全く頭に入っていないという状態です。このタイプの子は大変多く、文章を読んだ後に、「この文章は何が言いたかったか分かる?」と聞くと、何も答えられません。「話を聞く」という動作でも同様の現象が起こります。こちらが話している内容に、相づちを打ったり、返事をしたりするので、一見きちんと話を聞いているように見える。しかし、実際はほとんど話を聞いていない、という状況です。これは大人でも結構多く、私の経験則では、人の話を聞きながら「なるほど、なるほど・・・」と声を出している人は、大抵の場合、話を聞いていません(笑)。私の話が終わった瞬間、すぐ別の話題を持ち出して、自分の言いたいことをまくし立てるのです。学力を上げるためには、ただ単に「話を聞く」というのではなく、「きちんと話を聞く」というところまで進化させないといけません。「話を聞く」と「きちんと話を聞く」は違います。「話を聞く」というのは、単に相手の話を聞いて、頷いて、返事をすることです。一方、「きちんと話を聞く」というのは4段階に分かれます。(1)相手の話を聞くための心の準備が出来ている→(2)相手の話を聞いて頷き、返事をする→(3)聞いた指示内容を理解する→(4)実行するここまで出来てはじめて「きちんと話を聞いている」という状態になります。特に重要なポイントは(1)です。指導者や親の多くは、第(2)段階~第(4)段階に注目しますが、実は何よりも大切なのは(1)です。たとえば、カラオケのマイクに電源が入っていないのに歌い出しても、音は出ません。同様に、心の準備が出来ていない子に指示を出しても、指導者の音声は生徒の頭に入っていかないのです。私が「意欲ある子のための進学塾」というのを標榜している理由はここです。そもそも上位校を目指していない子、勉強に価値を感じていない子に私が何を言っても無駄なのです。いくら指示を与えても、その場で頷いているだけで、実際は全く頭に入っていきません。上位校受験や勉強に価値を置いていない子にとって、私の話は時間の無駄以外の何ものでもありません。「きちんと聞く」ためには、何よりも話を聞く意義を本人が感じていなければならないのです。すなわち、「心構え」が大切です。「きちんと話を聞く」というのは4段階から成り立っていると書きました。そして、「きちんと話を聞く」ことの最終目標は、当然第(4)段階の「実行する」です。しかし、この第4段階に到達するためには、何よりも「心の準備」が出来ていないことには始まりません。中学生の指導というのは大変難しく、表面に出ている現象だけで判断できないことが多々あります。話を聞いていない子がいたとして、単純にその子の「聞き取る力が弱い」と判断してはいけないわけです。もしかしたら、聞き取る力は持っているのだが、「勉強に対する心構えが出来ていないがために聞けない」という子もいるかもしれません。「話を聞く」と一言で言っても、その中身は複雑かつ奥深いため、4つの段階すべてをクリアさせるためには長いトレーニングと仕組みが必要となります。今年度の中1クラスを指導してきて感じることは、この「きちんと話を聞く」が出来ていない子が大変多いということです。今年の中1クラスの課題は、その話を聞けない原因を探し、「きちんと話を聞ける状態」にしていくことです。
2014年04月27日
<はじめに:授業後>授業後、塾の外で話さないこと。近隣の方にご迷惑ですし、通行人の邪魔です。3月に配った塾ルールを再度読んでおくように。私はこうした「生活指導」が大変面倒くさいタイプなので、学校の先生ではなく、「入試問題指導者」という仕事をやっています。以後、同じことを繰り返した生徒は退塾とします。理由は簡単。生活指導をするのが面倒だからです。「やる気のある子に対する受験指導」に専念できない要因を私は全て排除します。<総合テスト結果>◆合格者100点:ハート、パンダ、ウサギ96点:かぼちゃ、肉、梨、へのへのもへじ、階段95点:陸上以上◆不合格者89点:ノート、小桜84点:S83点:努力※以上の不合格者は再度試験範囲を復習して提出◆問題外(以下4名は、当塾史上最低点数です)70点台:L、ミコ60点台:ボール、白クマ※以上4名は試験範囲を5回反復し、次回提出。※君たち4名の「今の」勉強量と意識では、塾と学校の両立が今後厳しくなります。というより、ハッキリ言って無理でしょう。今のような状態なら塾を続けてもお金の無駄!よくおうちの人と話し合うこと。今回の試験は誰でも満点が取れる問題です。試験範囲は事前に予告してあります。前々回に宿題としても出してあり、質問タイムも取ってあります。授業で解説もしています。「質問がない人?」という私の問いかけに対し、全員が挙手しています。質問がないことを確認した上で、テストとして出題しました。そして、試験問題はテキストと全く同じ問題です。数字も変えずに出題しております。このテストで点数が取れないのですから先が思いやられます。学校でも「相当ヤバい成績」になるということを覚悟しておいてください。「自分で満点を取れるようになるまでテストをしてくる」という基本が守られていません。ハッキリ言いましょう。君たち4人は根性が足りないんだよっ!(怒)もっと1回1回のテストや宿題に気合いを入れて取り組め!!<宿題に関する補足>宿題ですが、「7-4疑問詞」についてはやらないで結構です。次回解説します。<次回テストに関する補足>テキストに載っている一般動詞の表は全て暗記してくること。英単語を書かせる問題も出題します。<おまけ>今回のテスト結果で分かることは、不合格者になっている子達は例外なく「話を聞けていない子」ということです。塾でも学校でも先生の話をきちんと聞きなさい。いいですか?きちんと聞きなさい。繰り返します。きちんと聞きなさい。<おまけ2>今年の中1クラスは、「流されやすいタイプ」「学校の授業中に騒ぐタイプ」「勉強中心の生活(人生)から外れていくタイプ」が例年以上に多いように感じています。特に今回不合格者の全員が「そうした要素」を持っています。嫌な予感がしています。そして、私の嫌な予感は当たることが多いです。当たらないことを祈るばかり。いや、私の予感が当たらないように努力・改善してください。
2014年04月27日
次回の確認テストを作成し終えました。難しめに作ってあります。指定範囲をよく復習しておくように。※アドバイス1 そのまま出題される問題はありません。全て改題しています。空欄以外も覚えてくること。※アドバイス2 全ての文を「日本語→英語」へ直せるようにしておくこと。特に疑問詞が入った文は難しいのでよく練習しておくこと。※アドバイス3 書き換え問題も出ます。「否定文への書き換え」、「疑問文への書き換え」、「代名詞への書き換え」、以上3点をスラスラ出来るようにしておくこと。※間違えた問題数に応じ、次回の宿題が追加されます。GWがなくならないように一生懸命勉強してくること。
2014年04月19日
本日はbe動詞の続きでした。中1英語はゆっくり進んでいます。学習の初期段階では、後々まで通用する「基本ルール」を身につけておくことが重要です。そうすれば、後からスムーズに進みます。仮に中学校の進度に追い抜かれても全く問題ありません。慌てずに基本を身につけていくことが何よりも大切です。「進学塾」の名の下に、難しい問題をハイペースで進めるという塾も増えてきました。しかし、それでは、難関校への合格者を大勢出す一方で、「進学できない子も大勢生み出す塾」になってしまいます。大切なことは、今は実力のない生徒でも、最終的に上位校と呼ばれる高校へ進学できるようにすることです。そのためには土台作りが不可欠なのです。 <宿題ノート>◆ひとり英語の宿題ノートが提出されていません。次回提出するように。◆宿題とは別に、今まで習った単元の復習を進められている子が多いです。素晴らしい。中には、復習専用ノートを作成している子もいます。◆宿題で指示したページに加え、発展ページまでやっている子もいます。◆一方で、指示されたことだけをやっている子もいます。もちろん、はじめのうちはそれでも良いのですが、指示されたことしか出来ない子は、最終的に清瀬高校、井草高校、豊多摩高校あたりで止まります。決して悪い高校ではなく、むしろ上位校ではあるのですが、清瀬・井草・豊多摩だと「東大・一橋・東工大・東京外語大・京大・お茶の水・早稲田・慶応・津田塾」のレベルに届きません。そうすると、将来、福沢諭吉の入ったクッキーをもらえないという・・・(以下、不適切な内容のため削除)↑いったい何てことを話しているのか・・・ <確認テスト>再テストの子が常連化してきました。まずいです。本当にまずいです。次回は必ず満点を取るように。 <入試資料>本日は入試資料を配付し、上位校を目指す意義について話しました。また、電子黒板で企業のHPを見ながら、「世の中の現実」についてお話ししました。差別のように感じる人もいるでしょうが、あれが現実です。最近は、学歴を批判する人が増えてきました。しかし、多くは的外れです。学歴を身につけるためには、とても一言では言い表せない苦労や忍耐力が必要とされます。テレビや遊びを我慢して、地道な作業を繰り返すことで、やっと学歴を手に入れることができます。気分が乗らない時も机に向かい、丸付けも丁寧に行い、解き直しもする。こうした地道な作業を6年間続けた先に難関大学が存在しているのです。そうやって苦労して手に入れた学歴を、何の努力もしてこなかった人たちが外野から批判していいのでしょうか。難関と呼ばれる学校に通っている学生は、あらゆる面で能力が高いです。もちろん例外は常にあります。しかし、その例外部分にばかりクローズアップし、学歴全体を批判するのは的外れです。企業側としても、学歴の高い人から採用していく方が安全です。難関大学の学生は、平均的な同世代の学生に比べ、概して能力も高く、忍耐力もあり、言われたことをきちんとこなしてくれます。少々無茶な要求にも応えてくれることでしょう。本日見たHPが現実です。いっそうの精進を期待します。
2014年04月12日
宿題、確認テストの取り組みともによくなってきました。結果的に説教の時間もなく、授業も順調に進んでいけます。<英語>第2文型(SVC)というものをやっています。まだ第2文型という言葉は使用していませんが、1つのルールでたくさんの文を書くことが実感できたと思います。段々解説することも少なくなり、問題演習の時間を多めに取れるようになっています。この調子で。なお、「本日黒板にまとめた内容」は大変重要です。自宅でノートまとめしておくこと。 <数学>文字式の基本を終えました。大変重要な単元です。宿題を丁寧にやってください。また、宿題以外にも「正負の計算」の復習も数題やっておくといいでしょう。<次回テストのサンプル>次回の英作文テストは全文英作文(完全英作文)です。テキストをtiff化し、画像編集・加工の上、上記のように完全英作文として出題します。穴埋めではなく、全文書けるように何度も練習しておくこと。こうした簡単なことを一つずつ積み重ねていくで、いずれトップ校の問題も解けるようになります。毎回の課題を丁寧にこなしてください。
2014年04月02日
◆新学年での授業がスタートして、約1ヵ月が経過しました。問題が多いのは、やはり中1クラスです。今、宿題ノートのチェックを終えましたが、ひどい子がいます。何度も言ってきました。深夜まで残したこともあります。退塾勧告もしました。「今度こそちゃんとやります」宣言もしました。その上で「これ」(←今、私の手元にあるもの)です。というわけで、明日お電話いたします。レッドカードです。申し訳ありませんが、やる気のある(かもしれない?)子達がキャンセル待ちで数名待っております。席を譲ってあげてください。◆次回、英語と数学ともに大きめのテストです。どちらもテキストと同一問題です。満点を取れるまで練習してくること。特に、今まで塾で居残りした経験のある子は要注意です。自分でテストをしてみて、2連続くらいで満点を取れないようでは、本番でも無理でしょう。十分に練習を積んでくること。また、経験則になりますが、次回のテストで合格できないようでは、自校作成、武蔵野北はかなり難しいと思います。塾で3年間鍛えても、厳しいと思います。これまた私自身の経験則になりますが、次回のテストで不合格になるようだと、おそらく中学校に入ってから、成績は中位~下位になります。都立高校ならば一番下の高校に進むことになるでしょうし、私立単願になる可能性も高いです。残念ながら、この予想はおおかた当たってしまいます。したがって、本気で勉強してくること。単なる小テストではなく、みなさんの進む高校が見えてくるテストです。根性を見せてください。【追記】中1生保護者の方から(2名の方から)、「もしかして、うちの子でしょうか?」とお電話をいただきました。また、おひとかたはわざわざ塾まで「もしかしたら、うちの子でしょうか?」とお越しいただきました。先ほど、宿題を適当にやっていた子2名にはお電話を差し上げました。したがいまして、現時点で連絡がない場合は大丈夫ですので、ご安心ください。
2014年03月26日
◆中1クラスの居残りが終了しました。宿題、小テストの勉強は必ずやってきてください。皆さんも、先生も、そして何より保護者の方が大変です。小テストや宿題居残りが連日この時間まで続くようですと、皆さんも体力的にも精神的にも消耗し、学力は上がりませんが、私自身も本体の授業準備に割く時間が減ってしまいます。その影響は、他の塾生にも及びます。部分というのは必ず全体へ影響するということを覚えておいてください。◆反抗的な態度について当塾では反抗的な態度の子は退塾になります。過去には2名いました。先月も、入塾面談の段階でお断りした子が1名いました。理由は簡単で、その子のために一生懸命指導しようと思えないからです。本日のように、時に指導は深夜まで及びます。入試直前期は、中3生の添削に朝までかかることもしばしばです。(保谷中や柳沢中の生徒ともよく会います。彼らの登校時間と私の帰宅時間がちょうど重なるのです。)中学生ですから、反抗的な子は一定割合いますが、正直言って、私はそういう子のために、添削したり、指導したりする気に一切ならないのです。だから、過去に反抗的態度がひどい子がいましたが、やめてもらいまいた。クラスの雰囲気も良くないですからね。大手塾にいる頃は、そういう子に対しても笑顔でニコニコ対応していましが(もちろん会社の売上のためです。授業料さえ持ってきてくれればいいので、業界では俗に「授業料要員」を呼ばれているようです)、私はこの塾ではそういうことは一切やりたくないので、辞めてもらっています。その方がお互いにメリットだらけです。そういうわけで、本日居残り中、反抗的な態度を取った子にあのような対応をしたわけです。まだレベル1です。次はその場で退塾させますので。以後、態度に気をつけるように。※というわけで、定員に空きが出た場合はキャンセル待ちの方にご連絡差し上げます。◆本日より国語の授業も少しずつ始めました。この1年間で日本語を勉強し直すつもりで頑張ってください。また、入試国語の正しい読み方も身につけましょう。※本日お迎えに来てくださった保護者の皆さま、遅くまでお子さんのご帰宅をお待ちくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございます。
2014年03月15日
<遅刻について>本日の中1クラス。無断で遅刻した子が3名いたので、その場で帰宅させました。入塾面談時や初回授業時に強調したように、無断で遅刻した場合は入室禁止になります。前回、あれほど強調したにもかかわらず無断での遅刻。以後絶対にないように気をつけましょう。 遅刻に関しては、以前のブログにも何度か書いていますので、改めてご覧ください。中3生の幸運強制帰宅3名厳しい? (最後の一文は笑うところです)遅刻について遅刻する人ができるたった1つのこと 特に「中3生の幸運」に書いてあることが全てですね。忠犬ハチ公の話を見ればお分かりの通り、「犬でさえ」時間通りに行動するものです。時間を守ることを「パンクチュアル」と言いますが、これは日本社会では基本です。守れないのなら、アフリカやオセアニアや東南アジアの一部の国に移住するしかないですね。古東哲明「瞬間を生きる哲学」の中に、「時間は観念だということ。しかも、しつけと同じように、後天的に教え込まれた習慣的約束事にすぎぬ、といことである。だから、時間をもつためには、教育しなければならない。その教育にあたり、身をもって痛い目にあうことも必要になる。」という文章があります。まさに言い得て妙。パンクチュアルとは観念です。決して法律で定められているわけでもなく、そもそも地球上初めて人類が誕生した段階では、「時間」という観念は存在しませんでした。そのため、遅刻という考えもありませんでした。しかし、日本では、「時間を守る」という形のないルールが存在しており、みなさんはそうした社会で暮らしているわけです。必ず時間は守るようにしましょう。 <中1クラススタート:勉強の心拍数>◆先週から中1クラスがスタートしています。数学「正負の計算」と英語「アルファベット」を中心に勉強していますが、この時期における塾の目的は「勉強それ自体」ではありません。この時期は、塾のルールや文化を浸透させる、勉強姿勢を身につける、ノートの書き方や宿題のやり方を身につけるなど、「一見勉強とは関係のない所作」を身につけていくことが当塾の目的です。その道具として、数学と英語を使っているに過ぎません。◆サッカーでは、クラブチームやナショナルチーム(代表チーム)に新しい監督が就任すると、最初に「身体測定」を行います。短いダッシュを繰り返したり、筋トレをやったりし、その都度トレーナーが「心拍数」を測ります。こうして選手個々の体力を把握するわけです。とりわけ、ヨーロッパのサッカークラブでは、何よりも最初に「心拍数チェック」を行います。心拍数や体力検査をせずに厳しいトレーニングを課してしまうと、選手が故障してしまうからです。(体力の出来上がっていない中学生に一律強制的に同じ練習を行う日本の部活が、いかに危険かお分かりになるかと思います。部活で故障者が出たり、死者が出たりするのは、顧問が素人である証です。)◆塾でも同様です。今は、皆さんの「勉強以前の能力」を見ている段階です。スポーツで言えば、身体能力や心拍数にあたる部分を見極めています。勉強姿勢が出来上がっていない状態で、厳しいトレーニングを行うと、変な癖が身につき、「伸び悩み」が生じるからです。<悪癖の矯正>ここで「癖」の話です。「癖」というのは、一度身につくと、矯正するのに膨大な時間と労力がかかります。たとえば、野球で言えば「ドアスイング」や「投手のインステップ」、水泳で言えば「あおり足」が有名です。初期の段階でこうした悪癖を身につけてしまうと、なかなか治りません。インステップ投法などは故障に繋がります。たとえば、野球で「ドアスイング」というものがあります。これはバットが遠回りしてしまう現象です。小中学生レベルであれば、ドアスイングでも打てるのですが、高校野球レベルになると途端に打てなくなります。プロでは全く通用しません。つまり、レベルが上がれば上がるほど、初期に身につけた悪癖が悪影響を与えるのです。◆勉強も同様です。レベルが上がれば上がるほど、初期段階で身につけた悪癖が「足かせ」になります。特に皆さんの多くは自校作成校や難関私立高校を目指しているのですから、正しいフォームを今から身につけてください。初期段階で悪い癖を直しておかないと、後々レベルの高い内容になった時に本当に伸び悩みます。私は意味のないことはやらせません。全て指示通りにやってください。◆先週、アルファベットを練習する際に、「特殊な指示」を与えてから練習させました。あれには意図が2つあります。そのうちの1つは「正確に指示を聞き取る力」があるかどうかを試すということでした(もう1つの意図はここでは省きます)。指示を正確に聴き取る力がないと、まず間違いなく成績は伸び悩むからです。中1クラスは、全体的にはきちんと話が聞けていますが、心配な子も8名ほどいます。少しずつ直していきましょう。<宿題ノートチェック終了>先ほど宿題ノートのチェックが終わりました。途中式を1行ずつチェックする必要があるので、時間がかかります。(他塾の先生に「宿題ノートのチェック、うちも導入しようかな・・・」とよく言われますが、絶対にやめた方が良いです。時間的にまず不可能だと思います。)全員の途中式をチェックしましたが、「途中で2回ミスをしているため、たまたま正解している」という子が数名います。この単元はこれが怖いですね。また、P18の大問3は危険ですね。中括弧(ちゅうかっこ)の外し方が危ないです。途中式をもう1行増やした方が良い子が大勢います。こうした途中式のいい加減さ(ミスしているのに気づかない・面倒に思って省く)も成績の伸び悩みに繋がります。抽象的な言い方になってしまいますが、「きちんとやること」「ちゃんとやること」ということが本当に大切です。※なお、P18は2名を除き全員がやっていました。素晴らしい。中にはP19までやってきた子も1名います。
2014年03月13日
日付変わって、本日土曜日より新中1クラスの授業がスタートします。キャラベルは小学部がないため、全員が本日初日となります。初めて顔を合わせる子が半数以上います。そのため、当日は若干混乱する可能性も考えられます。そこで3点ほどお願いがあります。 (1)当日、塾に来ましたら、入口で名前を教えてください(すぐ覚えます)。(2)その後、一人一人座席に案内いたします。座席は予め指定されています。電子黒板に座席表が表示されています。塾に来たら、指定された座席に座り、開始まで静かにお待ちください。この瞬間から受験が始まります。この段階で、友人同士でアイコンタクトをしているような人は、まず成績は上がりません。ここは遊び場ではありません。(3)自転車で来る場合は、エアコンの室外機の方から(入口玄関から離れた方から)順番に自転車を整列して駐輪してください。※本日は、座席案内に時間がかかるため、駐輪場の整理が出来ないと思います。 以上、ご協力よろしくお願いいたします。
2014年03月07日
中1クラスと中2クラスで、終戦の年について聞きましたが、多くの子が答えることができませんでした。原爆が落とされた都市名も日付も全く分からない子が多数です。(1800年代の7月に名古屋に原爆が落とされたと思っている子もいました)中1クラスに関して言えば、終戦記念日を知っていた子がたったの3名です。さらに本日、消費税が4月から上がることを知らない子がかなりいました。こうした状態で中3になると、受験はかなり厳しい結果になることが予想されます。消費税や終戦記念日が受験に出るか出ないかという問題ではなく、その程度の知識を知らないで暮らしているという事実が、いろいろな場面、分野に影響を与えるのです。終戦記念日だとか消費税が上がるだとか、こういう問題は「学校で教わる」ということではなく、親との会話の中で覚えていくものだと私は考えています。「学校で教えてくれなかったのが悪いんだ!」「カネ払ってるんだから、そのくらい塾で教えてくれ!」と責任転嫁することは簡単です。ですが、それでは何も解決しません。そして、将来困ることになるのは子供自身です。「ご家庭で出来ることはご家庭でやる」というのが子供の学力を上げる基本です。学力の基本は家庭内で形成されるからです。 知的好奇心のない子は、どんなに塾で頑張っても自校作成校は難しいです。なぜなら、知的好奇心のない子は塾のテキストで教えた知識しか持っておらず、その結果、やったことのない問題に対しては見事なまでに思考停止するからです。塾テキストの知識しか持っていない子は、あらゆる科目のさまざまな場面で脆さを露呈するのです。 いわゆる「うちの子はやった問題しかできない」「うちの子は応用力がない」という状態は、こうした日常を積み重ねた結果起こる現象です。塾でもやれることは出来る限り行いますが、時間的物理的限界というものもあります。 以前、授業内で教えた新聞を使った勉強法を明日から実行してください。2年後の入試結果を想像すると、本当にゾッとします。今ならまだ間に合うので、則実行お願いします。
2014年02月01日
<中1理科> ◆本日は理科「火山」でした。覚えるべきことがたくさんあるので、点数を落としがちですが、覚え方のコツを指導したので大丈夫でしょう。問題もたくさん解きました。宿題は少なめです。やる気のある子は、キーワークを使って問題演習をさらに増やしておきましょう。次回は厄介な単元「地震」です。 ◆宿題プリントについて宿題プリント最後のページの解答が抜けていました。次回、答えを発表します。すみませんでした。最後のページ以外は指定回数繰り返しておくこと。
2014年01月25日
中1数学「学年末テスト」の結果 100点:りんご、ビーム、ひまわり、えんぴつ、聖徳太子、96点:テレビ92点:ジョン88点:定規、エックス、しゃぶしゃぶ、ほし84点:クリップ以上合格 以下は再テストです。アクアリウス(76)、パーナ(80)、アンドロイド(68)
2014年01月23日
本日はいったん表面積に戻り、応用問題中心に解きました。1名を除き、誰一人姿勢が崩れることもなく、大変集中できていたと思います。素晴らしい。また、定着具合も素晴らしかったです。3月に比べ随分と力が付いてきたと思います。各自のノートを見れば、本日勉強した内容と定着具合が一目瞭然でしょう。言うことなしです。
2013年12月07日
中1の定期試験結果が出揃いました。中1クラスの塾生平均点は「420点」(5科)でした。以下、各自の点数です(学校名、性別、名前は当然隠してあります。英数国理社の5科目合計点です)自分の点数が塾内のどの位置にあるのか確認してください。 472469459456453449444417416413402396391374367357◆今年の中1クラスは、最初の定期テストで300点台が続出し(300点台前半もいました)、一体どうなることかと思いましたが、やっと全員350点以上になりました。塾生平均点も40点ほど上がりました。 ただし、中1という時期を考えると、「450点」はクリアしておきたいです。かといって、いきなり450点に上げろとは言いません。各自の理解力、記憶力、作業スピードを見ていると、今年の中1クラスには、「かなり時間のかかりそうな子」も大勢います。 (1)まずは塾で勉強している英数で9割確保すること(塾の宿題を丁寧にやり、学校のワークを指示通りやれば大丈夫です)(2)8割以下の科目をなくすこと(←常識)(3)その上で、英数以外で9割以上取れる科目を、中1のうちに1つだけ作っておくこと以上3つの方針で、12月~2月を過ごしてください。◆本日は体積について講義しました。中3内容も少し入れ、粛々と低めのテンションで進めていきました。これが入試本番に最も近い状態です。背筋を伸ばし、左手をノートに置き、まるで禅のように3時間集中し、誰一人トイレにも行かず、休憩も一切せず進めることが出来ました。先日の中2クラスも同様の雰囲気でしたが、このような勉強姿勢を見ていると、もう少し成績は上がりそうな気もしています。自宅でも塾と同じような精神状態と空気作りをしてください。必ず全員450点以上取れるはずです。
2013年12月04日
本日は通常授業でした。<英語>中1最後の単元である「過去形」に入りました。次々回で中1内容を終え、その後、総復習に入る予定です。 <数学>◆表面積や回転の続きでした。次回、本日の確認テストを行います。同じ問題が出るかもしれませんし、新しい問題が出るかもしれません。いずれの場合でも満点を取れるように、「理解した上で」何度も反復してくること。◆中1クラスは、同じ問題であれば出来るようになってきました。これだけでも春先に比べると大きな進歩です。しかし、初見の問題になると正解率が一気に下がります。これは、理解せずに、ただ単に答えだけを覚えていることにより起こる現象です(他にも要因は5つほど考えられますが、今回は省きます)。初見問題になると全く対応できなくなる子は、良くて「清瀬・井草高校」あたりで止まります。したがって、初見問題への対応が今後の課題となります。 <定期試験結果>まだ全員返却されていませんが、400点以下の子が5名います。中1段階で400点以下は「かなりまずい」という認識を持ってください。どのくらいまずいかと言うと、一番下の方の都立高校に行く可能性が大です。そして、その結果、おそらく「大学には行かない」という道を選ぶことになるでしょう。もちろん、日本人の半分は高卒ですから、「生きていけない」ということはありません。しかし、みなさんの目標はそうではないと入塾時に聞いています。そうであるのならば、もう少し頑張らないと、早くも13歳にして人生設計が崩れます。 ◆中2クラスでは、今回のテストで450点に行かなかった場合、部活を辞めることになっている子が2名います。中1クラスのみなさんにも、そろそろ引導を渡す時期が来ています。今回の結果次第では、部活を辞めてもらう子も数名出てくると思います。予めご了承ください(あるいは志望校を諦めてください)。※なお、部活を辞めるかどうかは、皆さんに選択権はなく、全て私の判断で決めさせて頂きます。みなさんの志望校と現状の学力を考えた場合、「時期的に、このあたりがそろそろ限界」という子も大勢います。もし不都合がある場合は、塾を変えるか志望校を諦めるかの選択をしてください。また、部活を取るなら、それもまた人生だと思います。その代わり、何か一つ諦めなければなりません。「あれもこれも全部」というのは無理です。それが出来るのは一部の子の特権です。
2013年11月27日
<伝達事項;2点>(1)11/23(Sat) は祝日のためお休みです。次回は、11/27(Wed) となります。(2)各自、ウイプラ20節~25節を復習してくること。◆柳沢中、ひばり中、田無4中、大泉中の子達は練習問題2まで。それ以外の子は練習問題1までで構いません。◆ただし、既に実戦問題まで終了し、「難関入試にチャレンジ」に入っている子も数名いることも付け加えておきます。 <テスト結果を受けて>「学年1位と思われる子」、「大幅に上げた子」もいれば、そうでない子もいます。中でもかなり悪い子(5科目350点ちょっとになりそうな子)が2名います。そうした子は集中力もイマイチです。学校でも集中できていないのでしょう。まずは「勉強開始後、最初の10分間」を最大限に集中すること。他にも注意点や伝えたいことが何点かあるのですが、明日以降テストの子もいるので本日は話しませんでした。次回以降伝えます。各自、メモを取るなりして次のテストで活かすように。<口語詩か文語詩か>◆教科書にも載っている宮沢賢治の「雨ニモマケズ・・・」の詩ですが、学校により「口語詩」と教わった学校と「文語詩」と教わった学校があるようです。問題集を見てもバラバラです。学校の先生方が持っている指導要領では「文語詩」となっているのかもしれません。比較的「文語詩」と指導されている先生が多いように感じます。しかし、私は「口語詩説」を採ります。 ◆中学校の先生方の中には、「歴史的仮名遣いが昔のものだから文語詩」と説明されている方が多いようですが、それは誤解です。文語と口語の区別は、「歴史的仮名遣い」か「新仮名遣い(いま皆さんが使っている仮名遣い)」かで決まるのではありません。文語であるか、口語であるかは、「文体」できまるものです。したがって、「歴史的仮名遣いが使われているから文語詩」「古語が使われているから文語詩」というのは間違いです。あくまでも「文体(簡単に言えば古典文法か現代文法か)」で決まるものと考えてください。◆これについて私なりの根拠をお話します。(以下、私なりの推理です)(根拠1)「新仮名遣い」が正式採用されたのは第二次世界大戦中です(このあたりは文学史と絡めてお話するのが最良なのですが、ここでは省きます)。そのため、第二次世界大戦「以前」に書かれた詩は、全て「歴史的仮名遣い」が使われていることになります(文語詩であろうと口語詩であろうと)。 (根拠2)第二次大戦前から、高村光太郎らによって、既に「口語詩」は成立していました。 (推論)つまり、以上(根拠1)と(根拠2)から、「歴史的仮名遣いで書かれた口語詩も存在する」ということが言えます。このことは逆から言えば、歴史的仮名遣いが使われているからと言って、文語詩とは断定できないということです。 繰り返しますが、口語詩か文語詩かは、あくまでも文体で分けるものです。歴史的仮名遣いの有無で決めてはいけないのです。◆さて、宮沢賢治の「雨ニモマケズ・・・」についてです。学校では文語詩と習った子が多いようですが、この詩の最後にある「ワタシハナリタイ」の「タイ」(希望)は口語表現であり、古文では存在しなかった言葉です。古文で希望を表す場合は、「たし」「まほし」「ばや」などがありますが、「たい」という言葉は、古文では存在していませんでした。したがって、宮沢賢治の「雨ニモマケズ・・・」は文法上は「口語」ということになり、結果的に詩の分類上も「口語詩」というのが私の意見です。(もちろん、今後の研究次第で変わることもあります)ただし、学校の先生が「文語詩」と言ったのなら、学校の試験では「文語詩」と書いてください。学校の先生が「右」と言ったら、みなさんも「右」と書く、学校の先生が「左」と言ったら、みなさんも「左」と書く、学校の先生が「巨人」と言ったら、みなさんも「阪神」と書く。学校の定期試験とはそういうものです。※学校の先生に、「塾の先生は口語詩って言ってました~」とは絶対に言わないこと。学校では学校の先生が絶対です。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 キャラベル 詩の分類 口語詩 文語詩 宮沢賢治 雨ニモマケズ
2013年11月20日
◆本日は回転移動した場合の面積、周の長さなどの基本を行いました。図形が苦手な子も大勢いますが、移動した先の記号を決めてしまうことが最初のポイントです。これにはちょっとした「コツ」があり、自分自身が図形の中に立ってしまえばいいのです。こうした些細なことを繰り返すことで図形感覚は養われていきます。◆宿題を適当にやっている子、雑な子。段々成績が下がっていきます。(毎回注意されている男子が数名)一方、きちんとやっている子は、徐々に力が上がっていきます。今回の期末テストや中間テストでも、そのような結果となっています。※なお、3学期制中学の平均点は「410点」まで上がってきました。1学期の(とてもではないですがブログに書けなかった)点数に比べると、確実に上がっては来ています。学校平均が下がっている中での上昇ですので、その点はきちんと成果が現れてきたようです。 ◆重要:台風27号・土曜日に台風直撃の可能性もあります。授業の有無はこのブログにて発表します。・出かける前にブログをチェックしてください。・特に更新がなければ、授業を行うと判断してください(大雨程度なら行います)。 ※カリキュラムが順調(ちょっと早すぎるくらい)なので、中止になった場合もご心配なく。
2013年10月23日
本日は宿題に出しておいた作図問題の解説を中心に行いました。解説した問題数は大変少ないですが、「本日解説した内容」と「補足説明の板書」を必ずノートにまとめておき、保存しておくといいでしょう。作図問題は、全国ほぼすべての公立高校および私立高校で出題されます。そして、その問題パターンはみなさんからすれば無限にあるようにみえることでしょう。しかし、作図問題をとくために知っておくべき勘所は多くはありません。本日解説した問題には、あらゆる作図問題に対応できるエッセンスが詰め込まれています。正確に理解し、ノートをまとめ、反復しておくこと。次回のテストは同一問題です。かならず満点を取ってください。さらに、綺麗に美しく書けるように訓練してくるように。
2013年09月26日
本日は中1授業でした。確認テストは全員満点。このクラスはここが素晴らしいところです。 さて、前回散々だった(笑)1学期中間テスト。中1最初のテストであるにもかかわらず、5科目300点台が続出。300点台前半を取った子も大勢いました。塾に入って半年。今回はどの程度成長が見られるかと思っていましたが、4中組は大幅に上げてきましたね。柳沢中の子も練馬区の子も大多数の子は450点前後になってきました。中1クラスの平均点(2期生の中学のみ)も、今回はどうにか420点~430点になりそうです。 ただ、まだまだの子もいます。その子達とは授業後に「丸秘作戦会議」を練りました。まずは一点突破です。 <言われた通りにやること> 成績の上がらない子の多くは、言われたとおりにやっていません。もちろん、国語力がない(←これが一番)、スピードがない(←これが2番)、休憩が多すぎる(←3時のおやつは・・・)、などなど技術的な要因もありますが、何と言っても「言われたとおりにやっていない」という要因が大きいと思います。たとえば国語。キャラベルを作った時から、国語で学年1位を取った子は大勢います。学年1位とまで行かなくても、一気に30点、40点アップさせた子も大勢います。みんな私の言ったとおりに勉強した結果です。今回中3クラスでも一気に94点までアップした子もいます。ところが、点数を取れない子は、とにかく言われた通りにやらない。不思議なほどやらない。こちらが授業時間を潰し、勉強法について30分くらい話しても頑なにやらない。メモすらとらない。これでは成績が上がるはずはありません。成績の上がらない人は、とにかく私の言うことを忠実に実行すること。以下は、AKBのプロデューサーで有名な秋元康さんの言葉です。よく読んでおくこと。人の意見を聞くというのは難しいことだ。でも、人の意見を聞かないと限界が来る。自分の能力が100とすれば、どんなに頑張っても100を超えることはない。誰かの知恵を借りるから、100が120になったり150になったりするんだ。 「騙されたと思ってやってごらんよ」というのが好きだ。自分では絶対にやらないことを、騙されたと思ってやった時に、限界を超えて新しい自分に出会える。
2013年09月19日
次回から「移動」と「作図」に入ります。 注意1:必ず、コンパス、定規、分度器(※)を持ってくること ※分度器に関しては、回転移動の際に使用します。回転移動は、中学校の先生のより書き方が異なります。分度器を使う先生もいれば、分度器は使わずにコンパスだけ使用する先生もいます。分度器もコンパスも使わない先生もいます。一応、どの中学校でも対応できるように全パターン指導します。 注意2:予習をしてくるといいでしょう。(普段予習を課すことはありませんが、今回は特別)ちょっと難しい単元です。自分で例題と解説を10分程度読んでくると良いと思います。「何だかよく分からない・・・」という感覚を持っているだけでも、授業の理解度が変わってきます。
2013年09月12日
中1クラスへ~入室時間についてのお願い~ 今年度の中1クラスは、塾に来る時間が大変早くて素晴らしいのですが、最近は18:40くらいから塾に集まりだし、19:05頃にはほぼ全員が到着しているという状況です。ところが、通常期の土曜日は、中3生の授業が18:30まで行われています。授業終了時に伝達事項などもあるため、若干18:30をオーバーすることもあります。中3生の最後の子が帰宅するのは、多くの場合18:40~18:45になります。その後、中1生が来るま19時での間に(約15分程度)・教室清掃(一応、ささっと机だけ)・前回宿題ノートの返却(いつも皆さんが来ると机の上にノートが置いてありますよね)・駐輪場の整理(中1生は、まだ自転車を自力で動かせない子が多数のため、私が端から詰めていきます)・欠席や遅刻に関する電話の応対(大体18:30~19:00にかかってきます)・中3クラス授業の後かたづけや質問対応・食事など(時間がないのでほとんど省きます)を一気に済ませております。 怒濤のような15分間です。ところが、最近は18:40あたりから中1クラスの子が来るため、駐輪スペースがなく、中3生が帰宅するまで、塾から離れたところで待っている中1生もいます。また、教室清掃やノート配付などが間に合わないこともしばしばです。そこで、入室時間ですが、授業開始25分前の「18:55~」とさせて頂きます。 円滑な教室運営のためご協力お願いします。※ついでですから、もう1つ付け加えておきますと、 日本では時間に遅れることは絶対に許されませんが、あんまり早く来すぎるのも問題である場合があるので、そこは頭に入れておいてください。たとえば、以前の会社にいたときの話です。アルバイト面接の際、指定された時刻の30分以上前に来る学生さんもいましたが、 面接の担当者は、指定された時刻に来ると思い、その日の稼働計画を立てています。そうした時に30分以上前に到着してしまうと、前にいるお客さんやアルバイト面接の方とかぶってしまうこともあります。 「あまり早く到着しすぎるのも先方の迷惑になる」ということも覚えておいてください。もう少し分かりやすい例を言うと、友達と遊びに行く時、 自分の家の前に「朝8時」に待ち合わせしているにもかかわらず、友達が7:20に来たらどうでしょう?かなり慌てますよね。というわけで、入室は18:55からとさせていただきます。せまい塾の為、待っていただく場所もないもので申し訳ありません。ご協力お願いします。 ※繰り返しますが、早めに来ることは決して悪いことではありません。遅れるよりはずっといいです。私も早めに行くタイプです。中1クラスの子は、塾に来るなり全員黙々と勉強を始めていますし、大変感心しています。(他の学年の子もそうです)ただ、土曜日だけは直前まで中3生が授業をやっているため、18:55とさせていただきます。ご協力お願い申し上げます。
2013年09月07日
昨日の確認テストはイマイチでした。満点を取れなかった子が7名。出来がイマイチであった原因は、決して勉強してきていないからではなく、単純に量が増えたために対応できなかったからです。おおよそのイメージですが、現在の中1クラスは単語30個のテストであれば全員が満点をとりますが、単語50個程度になると満点を取れない子が2~3名出てきます。そして、単語100個になると5問程度ミスをする子がクラスの半分程度出てくるというイメージです。 すなわち、単語数が100個になっても満点を取る子も半数程度はいるのですが、残り半分の子達は「単語100個あたり」が現時点での「記憶力の限界」ということになります。一生懸命やってはいるのですが、量が増えると対応できなくなるというわけです。学校成績で言うと、このタイプの子は中2段階でオール3程度にとどまり、都立高校の最も下あたりを受験することになります。この「量が増えると対応できなくなるタイプの子」には2つの問題点があります。1つめは、当然ですが、範囲が増えれば増えるほど、また学年が上がれば上がるほど消化しきれない問題が増えていきます。つまり、学校の定期試験では学年が上がるに従って点数を下げていきますし、模擬試験や入試ではほとんど力を発揮できません。(正確に言えば、「力を発揮できない」というよりは「発揮するための力がない」ということです) また、「量が増えると対応できなくなるタイプの子」は、やるべきことが増えたときに正確性を欠き、雑になるという問題もあります。これが2つめの問題点です。どんな分野でもそうなのですが、その分野で上を目指すためには、やはり「ある一定以上の練習量」が必要になります。そして、量が増えた場合でも、基本に忠実に正しいフォームを続けることが重要です。これはスポーツでも仕事でも勉強でも同じです。ところが、量が増えると雑になる子は、その「ある一定以上の量」をこなせなくなるのです。これは大変大きな問題です。やるべき量が増えると雑になる人は、例えばコンビニやファミレスでアルバイトをすると、お客さんが増えれば増えるほど仕事が雑になり、お客さん一人一人をいい加減に扱うことになります。そうした人が、もしお医者さんになれば、問題はさらに大きくなります。 このように考えると、「記憶力の限界」というのは、その子の学力や進路に多大なる影響を与えることが分かると思います。記憶力というのは、いわばバケツのようなものです。頭の中にあるバケツが大きければ大きいほど、その中に入る知識量も多くなります。一方、バケツが小さかったり、バケツに穴が空いていたりする場合は、いくら塾で授業を聞いても次から次へ忘れていくわけです。したがって、昨日のテストで満点を取れなかった7名は、まずは記憶の限界値を上げていく必要があります。この限界はトレーニングでしか上がりません。負荷をドンドン掛けなければ、記憶力は上がらないのです。そのために具体的にやるべきことを2つほど挙げておきます。 1つめは塾のテストは必ず満点を取ること。絶対にです。毎回です。2つめにやるべきことは、学校の定期試験で5科目450点を目指すこと。つまり、全科目90点以上です。全科目90点以上取れるようになれば、その時は自然と「受験に対応可能な記憶力」が身に付いているはずです。 <中1生へ。油断しないで真剣に取り組んでください>このブログで繰り返してきましたが、今年の中1クラスは、実力的には決して高い方ではありません。ですから、くれぐれも油断をしないでください。おそらくですが、このまま行くと「都立高校を受験すら出来ず、私立単願になる」という子が半分以上います。「中2あたりから、ガタガタっと成績を下げる子」もいるでしょう。私が指導してきた経験上、そうなることがある程度予測出来るので、私は3月から厳しく言い続けているのです。(私が以前勤務していた塾で言えば、学力別編成の5クラス中、一番下のクラスに入ってしまう子が今年は大勢います) 一度大きく成績が下がると、挽回するのはかなり厳しくなります。そうならないように、中1の今のうちに基礎的能力の開発を行っている最中です。授業中よく集中し、毎回の確認テストと宿題を丁寧にクリアしてください。(集中力の欠けている子が数名います) ※なお、2年半後の入試で、このクラスの半数以上が私立単願に進むような事態になれば、私はこの塾を閉鎖するつもりでやっています。 みなさんももう少し気合いを入れて勉強してください。
2013年09月01日
確認テストについて本日は通常授業でした。確認テストはかなり良い状態が続いています。数学は毎回記述式答案を要求していますが、各自が私の板書した通りに答案を書いてくれています。もちろん、テキストから同じ問題を出題しているテストですから満点を取れて当たり前です。しかし、こうしたテストで確実に満点を取り続けるということが重要なのです。その理由は「入試で得点するための基礎力が付くから」ではありません。一つ一つのことを確実にクリアし、継続しているという姿勢が皆さんの学力だけでなく、精神力を鍛え上げていくからです。 先日、日米4000本安打を記録したイチローの有名な名言があります。ネット上で目にすることも多いかと思いますが、次のような言葉です。「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道だと思う」まさにその通りだと私も思います。しかし、このイチローの名言を別の角度から見れば、次のような意味にも取れます。すなわち、「小さなことを積み重ねていかないと、本当にとんでもないところに行ってしまう」ということです。人というのは根本的に怠惰な性質を持っていますし、中学生の多くはそういう「いい加減な部分」を持っているものです。しかし、いい加減さは癖になります。なかなか抜け出すことができません。大学を卒業しても、いつまでも就職せずに過ごす若者がいますが、彼らは中学時代からいい加減な姿勢を繰り返してきた結果、なかなか行動に移せない人間になってしまったのです。 「ささやかだけれども大切なこと」というのが世の中にはあります。仕事でも勉強でも人間関係でも、この「ささやかだけれども大切なこと」が出来ていないがために、信用を失ったり大失態を犯したりすることがあります。中1という学年は、こうした姿勢、もっと別の表現をすれば「根」を育てる期間です。毎回の小テスト。この調子で継続してください。 質問について中1クラスは授業前、授業中、授業後に大変質問が多いクラスです。毎回、毎回、授業前は質問が次から次へやってきますし、授業中も鋭い質問や高校内容あるいは大学の専門分野で学ぶような質問まで来ます。前回も今回も英語の時間にさまざまな質問が来ました。このまま知的好奇心を持って勉強を進めてほしいと思います。
2013年08月28日
<数学>指定された範囲から同一問題を出題します。必ず満点を取ること。 <英語>数学と同様、同一問題を出題します。英作文だけでなく、解説部分にある形容詞の「意味とスペル」も書けるようにしておくこと。 <次回授業>小テストに合格した子→先へ進みます。不合格の子→これ以上は先へ進めません。したがって、次回授業内は復習になります。(不合格の子は、次の章は扱いません)
2013年07月07日
本日の中1クラスは、確認テスト(英単語100個と方程式の文章題)と復習中心の内容でした。<英語確認テスト>単語100題テストは5名以外全員満点。一番悪い子は95問でした。こうしたテストは確実に満点を取りたいものです。高校受験に必要な単語は約1000個。100個のうち5個覚えていない子は、1000個になると50個ほど覚えていない単語が出てくる計算になります。(実際はもっと増えるでしょう)50個知らない単語があると、文法問題、長文問題などで大幅に失点する可能性も出てきます。塾のテストは確実に満点を取れるように勉強してくること。 <数学確認テスト>方程式の文章題のテスト。割合と速さが中心でした。次回、さらに範囲を広げてテストを行います。本日は全体的によく練習してきたようです。ただ、再テストで深夜0時まで残っていた子も数名。次回以降、こうしたことがないように自宅で練習をしてくること。せめて日付が変わる前に帰宅できるようにしましょう。 <英語>複数形の復習を軽く行い、その後問題演習をしました。次回テストで確認します。<数学>方程式の文章題(速さと割合)の復習。教科書レベルを超える問題がちょこちょこ出てきました。しかし、文章(日本語)をよく分析し、黒板に書いたポイントを思い出せば、どの問題も簡単に処理できるはずです。宿題は出していませんが、本日授業内で演習したページを最後までやってくることを期待しています。 <授業態度>最近の中1クラス、グッドです! ※もう1つ。本日は英単語100個と方程式の文章題というテスト内容でしたが、この質と量の課題をこなすことができるようになってきました。学校の成績はまだまだな子が多いですが、3月に比べ確実に記憶力と処理能力は上がっていると見ていいでしょう。
2013年07月04日
本日は中3クラスと中1クラス。どちらも大変難しい内容だったので、じっくり解説しました。<中3:理科>本日は、作用点、重さと質量、ばね(フックの法則)、圧力、水圧、浮力(アルキメデスの法則)と中1物理分野の最重要項目を講義しました。特に、圧力→水圧→浮力は密接に繋がっている項目です。本日の講義で、「理解しながら勉強する」ということの意味が分かったと思います。暗記するだけではもったいないですし、面白くもないでしょう。理解することの楽しさを感じながら勉強してください。黒板で解説した内容を、自分自身でゼロから説明できるまで復習しておいてください。本日の講義したような理屈(とりわけ、最後に解説したアルキメデスの法則)が理解できるのであれば、それは考える力がついている証だと思います。 <中1:数学>本日は数学。割合問題の基本を解説した後、増減問題を練習して終了しました。いつものように「黒板にオレンジ色で書いたポイント」は大変重要です。これがみなさんが未知の問題を解く際の道具・武器になります。必ず身に付けておくように。 次回のテストは大変重要です。完璧に満点を取れるまで、何度も自分自身でテストを繰り返してください。テキストと全く同じ問題を出題しますが、単に式と解答を丸暗記するのではなく、必ずオレンジ色のポイントを呟きながら勉強すること。それが応用力を付けます。 本日見ていると、言われたように表を書いたり、問題文を分析できてる子が大変多かったようです。せっかく出来るようななった内容を、再び「ゼロ」に戻してしまうのはもったいないです。次回のテストに向けて入念に復習を繰り返しておいてください。 ※本日の中1生。誰もトイレにも立たず集中できていたようです。言われたとおりに出来ており、授業中の聞き方も良かったです。
2013年06月29日
本日より方程式の利用です。昨年よりも若干ゆるやかなペースで進めています。このあたりから数学の出来る人と出来ない人との間で、埋めようにも埋められないような差が開き始めます。数学が苦手(勉強が苦手)という自覚が少しでもある人は、これまで以上の反復が求められます。 復習する際は、単に問題を解き直すだけではなく、黒板にオレンジ色で書いた「ポイント」を口に出しながら復習すること。これが重要です。私が数学の授業中に板書する「ポイント」は、その問題だけでなく、他の様々な問題を解く時に「定石」となり、「第一歩」になります。「一度やった問題なら解けるが、初めての問題だと解けなくなる」という人は、私が黒板に書く「ポイント」が頭に入っていないのです。反対に、このポイントが入っている人は、入試や定期試験で初めて見る問題に出会ったとき、「第一歩」が踏み出せます。「このタイプの問題は、たしか最初に○○をするのだったな・・・」という初めの一歩を踏み出せるのです。この「初めの一歩」が出来る人が初見の問題に立ち向かえる人です。一方、これが出来ない人は、いわゆる「フリーズ」(←固まってしまうこと)「思考停止」という状態に陥ります。何をやって良いのか分からず、ずっと手を止めたままになります。繰り返しますが、私が黒板に書く「ポイント」は、みなさんにとっての「第一歩」になります。多くの受験生は、この第一歩の方針がつかめずに玉砕します。復習の際は、ポイントを繰り返し繰り返し呟きながら解き直すことが重要です。 <宿題・確認テスト>今回、宿題と確認テストはありません。さて、ここで「宿題と確認テストがないから」という理由で、自宅でのんびりしている子は要注意です。その子達は、「上位校に入りづらい性格」を持っています。「性格」ですから変えることは出来ません(変わってしまったら、それは性格とは言いません)。ですから、「行動」を変えてください。行動を変えていけば、次第にそれが癖となります。指示されなくても出来る人になること。
2013年06月05日
<英語>複数形の続きを行いました。次回テストです。問題を見て解答を書けるようにするだけでなく、解答集を見て問題文に直す練習もしておくこと。 <本日までの宿題:数学編>さきほどノートチェックを終えました。今日の宿題は全員がきちんとやっていました。全員がきちんとやってきたのは初めてではないでしょうか。やっと「当たり前」の「あ」くらいまで到達してきました。みなさんも小学1年生になり・・・あ、失礼。みなさんも中学1年生になり、やっと宿題のやり方を覚えてきたようです。この調子を継続してくれることを望みます。 <本日までの宿題:国語>◆と、1つ前の項目で褒めたのですが、国語の宿題は本当にひどい状態でした。本日はとりわけ適当にやってきた(と私から見えた)4名を教室から追い出しました。授業を受けても意味がないと判断したからです。また、教室の空気もゆるむからです。 ◆国語という教科は、自分で読まないと力が付きませんいくら学校や塾の先生が解説をし、それにより内容を理解できたとしても、みなさんの読解力は授業を受ける前後で全く変化していません。それは運動部の顧問の先生がプレーの手本を見せても、みなさんが同じようにプレーできないのと同様です。やはり、自ら実践してみないことには何もできるようにならないのです。授業で習ったことを復習し、その上で次回の宿題時に自分でも同じように実践してみることが重要です。間違ってもいいから自分でやってみる。 ◆それと、よく分かっていない子がいるようですから、一つ重要なことを教えておきます。入試会場に私はいないですからね。知ってましたか?私はいないですよ。自分一人の力で読み、自分一人の力で正解を選ばないといけないのです。だから、今から自力で出来るようにトレーニングしてください。 ◆ところで、本日出た言い訳の一つとして「よく分かりませんでした」というセリフを吐いた子がいました。残念ながら、このセリフを言う子で伸びた子を私は一人も知りません。(私が知らないだけですから、安心してください。きっと世界中探せば、伸びた子もいるかもしれません。ただ、私は知りません。)「よく分かりませんでした」と言った段階で完全な思考停止状態になります。分からなかったもう一度読む。それでも分からなかったら、さらにもう一度読む。それが普通です。辞書も調べていない、読んだ形跡もない、そして解答欄は白紙。だから教室から追い出しました。諦めるのが早すぎるのです。諦めるのが早い人を世の中では「適当な奴」と呼びます。将来営業マンになっても、全くモノを売れずに終わってしまうかもしれません。 それにしても、テキストで扱っている文章はごく簡単な日本語です。英語の授業を行う以前に、国語の勉強をもっとやっていく必要がありそうです。とりあえず自宅で出来る勉強法としては、学校の教科書を30回読むことをおすすめしておきます。30回です。それにより、日本語のリズムが身に付きます。また、国語以外の教科書も独学できる程度にはなります。国語力の弱い子は、会話をしていても、どこかぎこちなく、リズム感のない言葉を使います。たどたどしい日本語です。まずは、この状態を改善するために学校の教科書を30回音読してください。 ただ、「音読が出来るようになれば、それに比例して国語力も上がる」とは言いません。しかし、国語力のない子は例外なく音読が出来ません。したがって、国語力を付けるためには、まずは音読することが必要です。音読は国語力を向上させるための十分条件ではありませんが、必要条件なのです。中1生は、自宅で国語教科書の音読、さらには地理・歴史教科書の音読をドンドン進めてください。(学校でやっていない単元も含め、どんどん読んでいくこと) <小テスト>再テストの多いクラスですが、本日は珍しく23時前に全員帰宅しました。全員一発で合格できるように!
2013年05月29日
◆本日は正負の計算の復習を行いました。未だに完璧になっていない子が数名いるためです。中1の前半までは「待ちます」。 ◆完璧になっていない子のためにやっているにもかかわらず、その子達の演習の仕方がとにかく雑であり、適当であり、ルールを守らずにやっています。この状況ですから、今年の中1クラスは宿題を出せないのです。出したくても出せない。どうせ適当にやることが目に見えているからです。意味がないからです。これについても、もう少しだけ「待ちます」。◆本日、中間テストの点数を調査していたら、「覚えていない」という子がいましたので激怒しました。テストの点数を聞いて「覚えていない」と答えた場合、数年前はその場で退塾にしていました。そのくらいマズイことなのです。テストの点数を覚えていない子は2つの弱点を抱えています。1つめは、2桁の数字を覚えることが出来ないという点。このレベルは、塾の力では(少なくとも私の力では)何も出来ません。2ケタの数字を覚えられない子は、どうやっても無理です。勉強以外の道を探してあげた方がその子にとって良いでしょう。2つめは、自分の出したテスト結果に興味・関心がないという点。これについては言うまでもありません。興味がないのだから、どうやっても成績は上がりません。 ◆中1生へ病気というものは、いくらお医者さんが頑張っても、患者本人に治す気がない場合は、治療しても無駄です。どうせ退院した後に、怠惰な生活を繰り返しますし、薬の用法用量も守りませんから、再び病気は再発します。勉強でも、本人にやる気がない場合は、いくら塾や親が頑張っても無駄。お金の無駄。時間の無駄。他の子にも迷惑なので来ない方がいいのです。塾で「正しい勉強法」や「姿勢」を指導しても、塾から離れれば適当にやり出す。病院で言えば薬にあたる「宿題」も適当にこなす。これでは病気はどうやっても治りません。 繰り返しますが、今年の中1クラスは、このまま行けば多くの生徒が私立単願になります。オール3になる子がほとんどだと思います。塾の指導で、どうにか2が付かないように食い止めます。そういうレベル・状態の子が多い。だから、人の何倍もやらないといけない。そして、勉強の仕方も姿勢も私の言うとおりにやらないといけない。私の方法が絶対ではありませんが、少なくとも今、みなさんのやっている方法よりは数倍優れている自信があります。あまり言いたくはないですが、小学校の先生と小学校の頃の塾で、何を指導してきたのかと怒りを覚えるくらい「勉強法」と「姿勢」が滅茶苦茶です。(一部の子はちゃんと出来ていますよ)←ホントに、ごくごく一部の子だけ とにかく、言われたとおりの姿勢とやり方で自宅学習を進めること。本当なら、もっと宿題を出したいのです。もっと勉強量を増やさないと皆さんの学力が上がらないからです。しかし、今の状態で宿題を出しても、多くの子は適当にやるだけ。時間ばかりかかり、勉強が嫌いになるだけ。だから、今は(当塾としては)少なめにしています。(実際、本日も宿題を雑にやっていた子がいたので、残らせて全てやり直しさせました) もう少しだけ待ちましょう。もう少し真剣に取り組んでください。中学校の勉強程度出来ないで、将来何が出来ると思いますか?中学校の勉強は全て9割取らないといけないのです。 みなさんが目指している学校は、半端な気持ちでは入れない学校です。もっと強い気持ちで自宅学習に臨んでください。 追伸玄関にあった「蜂の巣」は撤去しておきました。奮闘中のところを、出勤中の塾生のお母さんに見られてしまいましたが(笑)、あの5分後に戦いは無事終了しました
2013年05月23日
本日から一次方程式の解法。授業内に演習時間をたっぷり取り、じっくり進めています。(「じっくり」であって、決して「ゆっくり」ではありません)「演習時間をたっぷり」とは、具体的には授業時間の90%くらいを演習時間に充てているということです。「演習時間が9割」なんて言うと、「それじゃあ単なる自習ではないか」「もっと色々と講義してほしい」と批判されてしまいそうですが、そうした批判は、例えばお寿司という料理に対して「お寿司なんて、米の上にお刺身を乗っけているだけだから、料理じゃない」と言うのと同じくらい的はずれであったりもします。確かにお寿司は、煮るわけでも焼くわけでもありませんので、外国人から見ると、単にシャリの上にネタを置いただけの単純なものに見えるそうです。 しかし、日本に長年暮らしている我々には分かります。お寿司という料理が、とても繊細で高度な技術の上に成り立っているということを。お寿司というのは、単にネタとシャリをくっつけているだけのものではなく、それらが見事に調和するように高い技術によって握られたものです。シャリとネタの間には適度な空気が含まれており、食べると口の中でとろけるように握られています。寿司というのは、長年日本という土壌の中で育ってきた芸術作品であることを我々日本人は知っています。お寿司というのは、間違いなく「料理」と呼べるのです。 「演習」も同様です。演習は紛れもなく「授業」です。すなわち、「業(わざ)を授けている」ものです。もちろん、見た目は生徒各自がただ問題を解いているだけに見えます。しかし、それは大変重要な作業であり、演習には様々な効果が含まれています。問題演習の目的は、今日新たに学習した方程式の解き方を定着させるためだけではありません。演習という作業は、「丸付けの仕方」「テキストへの書き込みの仕方」「直し方」「集中力」「勉強姿勢」など様々な点を指導者が観察・注意・修正することにより、生徒の学力と自学力を伸ばすことに貢献します。そして、演習という作業が、生徒を成長させる不可欠な要素へと昇華していきます。演習の様子を見ることによって、その子の自宅での勉強スタイルや性格までもが見えてきます。中2・中3になると、内容も難しくなり、塾生が目標とする高校も明確になってくるので、授業内でここまで演習時間を取ることは難しくなりますが、中1のこの時期は、演習時間は大変重要な過程なのです。もちろん、指導者が「問題演習時の注意事項」を指示しない場合や、あるいは指示したとしても指導者自身がその指示を徹底できない場合(実はこれが一番多いのです)は、演習時間は単なる自習タイムと化します。しかし、正しい勉強方法を指導した上での演習時間は、講義を聴いている時間よりも、遙かに大きな成果を得られます。事実、学校で同じ授業を聞いているにもかかわらず、勉強が出来る子から出来ない子まで色々な子が出てきます。これは記憶力、スピード、理解力の違いも原因ですが、演習の仕方も大きな要因の1つとなっています。したがって、授業では演習時間をたっぷり取り、生徒の演習の様子を観察している次第です。前回の復習に加え、今回習った内容もなるべく授業内で定着できるようにしています。途中、全員のノートをチェックし、途中式があっているのかどうかを確認し、勘違いして解いている生徒がいないかどうかもチェックしています。(中1数学は、途中で2回ミスをすると、結果として正解となってしまうケースが多いため、途中式のチェックは重要なのです) 繰り返しますが演習時間は重要です。そして、この演習の仕方が上手になってくれば、中2、中3以降は、その時間を自宅に回せるようになるわけです。 今後、高校受験、大学受験、資格試験と、勉強の中心は「自学」になります。いくら良い講義を聴いても、それを定着させるためには、自学の時間がどうしても必要になります。そうした力を中1段階から付けていくことを、当塾の目標の一つにおいています。
2013年05月15日
本日は一般動詞とWhatが混ざった文を勉強しました。また、疑問詞や否定文を作るためのdoではなく、一般動詞(「~する」という意味)のdoも登場し、いよいよ英語も難しくなってきました。ただ、授業は例年よりもかなりゆっくりすすめています。授業内で定着するように、復習の時間まで取り入れながらやっています。質問の時間も十分にとっています。どうにか付いてきてください。 中学1年生で躓くことがどれほどまずいことなのか、そして中1の勉強での躓きが将来の人生にどれくらい大きな影響を及ぼしてしまうのか(※)、そのことを痛いほど感じています。そのため、今年は例年よりゆっくり進め、全員が付いていけるように進めています。(※大げさな話ではなく、中1で躓くと、今後の勉強が全く分からなくなります。そのくらい中1英語と数学は重要です。そして、中1で躓いた結果、大学受験で失敗するか、あるいはそもそも大学受験すらしないことにもなりかねません。それが将来の収入格差や生活格差にまで繋がる恐れさえあります。さらに言えば、それは皆さんが大人になり、結婚し、その子供達の人生にまで影響するかもしれません。それくらい中1の勉強は大切だと考えています。) 今年度の中1クラスは、理解するのに時間がかかったり、記憶するのに時間がかかったり、姿勢がすぐに乱れたりと、課題がたくさんあるクラスですが、どうにか修正し、「勉強ができる」「勉強が楽しい」という状態にまで持っていきたいと考えています。(時間はかかりますが)とにかく、中1の初めから塾に預けてくださり、本当に良かったです。例年より進度は遅めですが、長期的に見てその方が良いと判断し、ゆっくり進めています。毎回の授業内容を自宅で何度も何度も反復するよう、ご家庭でもご指導ください。極端な話、1回目は一問も出来なくて構いません。3回、4回・・・と繰り返すうちに、スラスラできるようになってください。全ての教科、全ての単元、そのように繰り返してください。時間はかかるかもしれませんが、「少しずつ」出来るようになるでしょう。じれったいかもしれませんが、それが勉強の王道です。
2013年05月08日
本日から中1英語は一般動詞に入りました。非常に大切な単元です。将来、仮にみなさんが「企業への就職」を考えた場合、英語の勉強は半永久的に続いていくものと思われます。高校受験、大学受験、資格試験と英語の試験をいくつも受けることになるでしょう。そして、英語学習にはいくつかの方法があります。英語圏の国に移り住んでしまうのが最も良い方法ですが、それは現実的ではありません。また、英会話教室に通うという方法もあります。しかし、英語は「語学」ですから、週1回や2回程度、カルチャースクールのノリで英会話教室に通ってもあまり効果はありません。仮に話せるようになっても、それはせいぜい日常会話程度でしょう。ビジネスの世界で使えるような英語力ではありませんし、大学院で英語の専門書を読むような英語力も身に付きません。つまり、日本国内にいて英語を使いこなせるようになるということは、かなり困難なことなのです。あえて一つだけ英語の達人になるための方法を挙げるとすれば、アメリカに植民地支配をしてもらって、日本語禁止にする以外に方法はないのです。それくらいのことをしないと英語は話せるようにならないということです。(そもそも日本語すら怪しい子も大勢います笑) では、どうすれば良いのか。母語(母国語ではありません)が日本語である皆さんの場合は、12歳を過ぎてしまったら「文法中心」に勉強していくしか方法がないのです。それが一番の近道であり、将来高度な英語力を身に付けるための最適な方法です。そうした英語文法の基礎の基礎の、そのまた基礎にあたるのが「中1英語」です。今みなさんは大変重要な単元を勉強していることになります。将来、大学受験で東大や一橋、早稲田や慶応に合格できるように、あるいは大学卒業前にTOEICスコアで800点以上得点できるようになることが目的です。そこから逆算した結果の授業であり、宿題であり、テストです。毎回毎回テストでの暗記量も大変でしょうが、どうか満点合格を継続してください。幸い、本日のテストは数名を除きほとんどが満点でした。記憶力も随分上がってきました。今後もっと負荷をかけていきますので、頑張って付いてきてほしいと思います。 最後に、英語学習について一つ付け加えておきます。それは塾の勉強とは別に、学校の教科書を音読してくださいということです。出来れば丸々暗唱してしまうのがいいでしょう。書いて覚えてはダメです。音読です。何度も何度も(最低30回以上)音読し、教科書を1ページごと丸々暗記してください。中1の時は中1の教科書、中2の時は中2の教科書、中3になってからは中3の教科書を暗唱すること。自分でも信じられないくらいの英語力が身に付きます。騙されたと思ってやってみてください。騙しませんから大丈夫です。 ※次回5/4はお休み。原則、カレンダーの暦通りです。※次回5/8の授業後、数学の再テストがあります(90点未満の子)。該当する子は30分程度帰宅時間が遅くなります。ご了承ください。
2013年05月02日
<年間行事予定>保谷中、明保中、柳沢中、ひばりヶ丘中、大泉中、東久留米南中、武蔵野4中、武蔵野6中、田無1中、田無2中、田無4中は頂きました。ありがとうございます。あとは・・・石神井西中、関中、学芸大小金井中、東村山4中(順不同)です。よろしくお願いいたします。 <中1:指示を聞き取ること>中1クラスも1ヶ月ちょっとが過ぎ、良い面と悪い面が段々分かってきました。悪い面は一つ一つ修正していかねばなりません。現在の課題は1)指示を正確に聞き取ること、きちんと話を聞くこと2)めんどくさがり(特に丸付けの際)を直すこと3)姿勢が崩れる子が数名いるので、そこを修正すること4)記憶力の増強 あたりでしょうか。 しばらくは(1)の「話を聞く」ということについて重点的に改善していきたいと思います。これについては、子供達だけの責任ではなく、今まで子供達が話を聞いていないのにもかかわらず、それを大人の側が見逃してきたということが最大の問題かもしれません。たとえば、「黒板の方を向きなさい」という指示の後、全員が黒板を見ていない状態でも話を始めていた小学校時代の先生がいたはずです。また、先生が説明している最中、それを無視して問題を解く子がいますが、これも小学校や以前通っていた塾で許されてきたのでしょう。こうした細かい点から修正していくことが後々大きな伸びに繋がります。しばらくは、こうしたことを徹底していきます。 <ロスタイム導入>ロスタイム(正式にはアディショナルタイム、数年前はインジャリータイムという言い方もありましたが)を導入します。上記のように、中1クラスは「話を聞けない子」が大変多いです。姿勢の乱れも頻繁にあります。毎回のように、それらを注意するための説教が延々と始まります。結果的に、授業進行も遅くなります。そこで、次回からは、「話を聞いていない子がいた場合の説教タイム」「姿勢の乱れによる説教タイム」によって潰れた時間を「ロスタイム」とし、その分、授業時間を延長します。「集中して話を聞く」という訓練を徹底して行っていきます。これは将来、本当に重要な能力です。(この「話を聞く」というトレーニングですが、意外と子供達は受けた経験がないはずです。今のうちに徹底的に矯正します。)
2013年04月10日
宿題ノートのチェックを終えました。全員分、すべてのページ、途中式をチェック。その結果、お話にならない子が数名。適当にやって、答えも途中式も合っていないのにもかかわらず、全てマルだけ付けてある人もいます。ふざけてるんじゃねーよ!適当にやるんなら、やめさせんぞ!何回目だ!?注意されてんのは! というわけで、4/4(木)19時に塾に来て、すべてやり直すこと。予定がある?関係ありません。全てキャンセルして来い!・ひばり中に進む男子←1人しかいないのでわかるでしょう。君です。一番まずいのは。・明保中に進む女子←1人しかいないのでわかるでしょう。途中式で誤りが数ヶ所あります。・田無4中に進む女子←1人しかいないのでわかるでしょう。間違っているのに丸を付けているものが数ヶ所あります。 以上3名は、4/4(木)19時に来て、宿題をやり直すこと。(3人以外にもあやしい子はいます。田無1中に進む男子。累乗計算の一部に間違っているものがあります。東久留米南中の子は、そもそもやってくるページを間違っています。) ◆授業中(問題演習中)に、教室中に響く声で大きなあくびをしていた子がいました。一斉に、他の子もその子に視線を注ぎました。一気に教室の空気が乱れましたね。やる気がないなら、どーぞやめてください。次やったら、教室から追い出します。→そのまま退塾になります。 ◆保護者の方へ。よくお子さんと相談して、本当に来たくないなら無理に来させないでください。 もう一度書きます。チラシにも書いてありますが、「意欲ある子のための塾」です。私はやる気スイッチとかいう存在は知りませんし、押し方も分からないので、やる気がない子は来ないでください。繰り返します。やる気がない子は来ないでください。 ◆上記のようにいい加減に宿題に取り組んでいる子、毎回のように小テストで満点が取れない子。こうした子は入試で合格できない可能性がグンと高まります。都立共通問題や都立自校作成問題で得点するためには、いくつかポイントがあります。そして、その得点するために必要なことは、私には見えています。しかし、私の与えた課題をクリアできない子は、残念ながら合格できません。もちろん、時間制限というルールがなければ、いつかは合格できる実力になるでしょう。しかし、入試には期限がある。君たちには平成28年2月23日という期限が用意されています。現状のまま進むと、その日に間に合わない子が数名出てくるでしょう。私は予言者ではありませんが、少なくとも都立高校受験に関しては、私の予想はかなりの確率で的中します。時間がありません。君たちが早く変わらなければ、平成28年2月に間に合いません。このままでは、非常に厳しい結果が待ち受けていると思います。高校受験に奇跡が起きることはありません。ここが大学受験との決定的な違いです。大学受験なら「受けたいところを受験せよ」という進路指導もありえますが、高校受験においては多くの進学塾や中学校で「受かるところを受験する」という傾向にあるのは、そうした理由からです。高校受験とういのは、ほぼWもぎの合格可能性通りに雌雄が決せられます。入試当日は、1月の模試結果とほとんど変わらない入試が行われます。すなわち、高校受験とは「普段通りの結果がそのまま出る受験」ということになります。君たちは今のままだと落ちます。間違いなく落ちます。特に数名の子は、不合格という泥沼へ既に片足を突っ込んでいる状態です。落ちるために勉強している。3年後に不合格になるような行動をしている。落ちるために塾に通い、落ちるために中学校生活を送り、落ちるために入試会場に向かい、帰宅する。そして、落ちていることを確認するために、3年後の不合格発表を見に行く。このように、中学入学前の段階で、すでに「落ちるためのレール」に乗っかってしまっています。今すぐ、そのレールを降りないといけない。そして、「合格するためのレール」に乗り換える必要があります。「合格するためのレール」はどこにあるか。それは、普段の授業で私が伝えていることにヒントがあります。授業中の注意事項をよく聞き、自分自身で「合格するためのレール」を探しなさい。ただし、「落ちるためのレール」と違い、「合格するためのレール」は厳しい上り坂になっています。「落ちるためのレール」は下り坂なので、進んでいる時は快適なあまり、それが悲劇に繋がっていることに誰も気が付きません。一方、「合格するためのレール」は急な上り坂になっているため、少し進むのにもエネルギーが必要です。その苦しいレールを歩んでいく覚悟があるのなら、今すぐ乗り換えなさい。受かるために当たり前の行動をすれば、当たり前のように合格する。それが高校受験です。君たちは今、落ちて当然の行動をしています。
2013年04月03日
土曜日の中1クラスは4名を除き、全員が再テストというひどい有様。もう飽きてしまったのでしょうか?親に言われて来ている子とそうでない子とで、随分と意識に差があるようです。まあ、通塾を継続するのかどうか、よく考え直してください。 土曜日は30分ほど授業をつぶし、お話をしました。とりあえず、親を裏切るなと。君たちがどうなろうと、そんなのは自業自得だと。私のことを裏切るのも別に構わないと。ただ、親だけは裏切るな。そんな話をしました。 みなさんの親は、君たちが頑張っていると思っている。その親を悲しませるようなことはしないように。お金を無駄にすることもするな。これから反抗期が訪れる子もいるだろうし、すでに反抗期の子もいるかもしれないが、親に向かって、「うるさい」という口の利き方をするな。そんな話をしました。 優先順位の話もしました。「テレビを観てから宿題をやろう」ではなく、「宿題が終わったら、そのご褒美としてテレビを観よう」と考えるように伝えました。 そもそも今回は宿題がめちゃくちゃ少ない日でした。(多分、年間で最も少ない日です。)しかも、水曜日が祝日だったため、丸々1週間空いていました。それなのに、この惨状です。 率直に申し上げれば、今年の中1生は例年の塾生に比べ、かなり学力は低いです。キャラベル史上、おそらく最も学力的には厳しいクラスでしょう。それは事実ですから、早めに伝えておきます。このままだとマズイ。そんな認識を私は持っています。都立の一番下(小平西、久留米西、東村山西)にすら行けない子が数名出てくると思います。はっきり言って、みなさんとみなさんの親が描いているような人生設計とは大きくずれると思います。人生を変えるなら、相当頑張るしかないでしょう。 それと、中学になってから入る部活もよく考えるように。野球部やサッカー部やテニス部(男女)や女子バレー、バスケ部に入ったら、その時点で「終わり」になる子もいます。よく考えて部活を選ぶように。1000人以上の生徒を見てきた経験から言います。おそらく君たちは部活と勉強の両立は難しい。かなり困難だと考えています。
2013年03月23日
◆本日は正負の計算(乗法と除法)の続き。累乗計算一人一人ノートチェックをしましたが、やはりいました。途中式で「2回ミス」をしてしまっているため、結果的に答えが○(丸)になっている子が(笑)やはり、最初の内は危険ですね。途中式を含め、入念にチェックする必要があります。◆英語は宿題で出してあったプリントを回収し、先ほど採点が終了しました。全体的に、ちょっとケアレスミスが目立ちます。満点の子もいますが、中には40個もミスしている子もいます。文字の汚い子も目立ちます。本日は姿勢に関して注意を受けた子が5名、マナーに関して注意を受けた子も数名、さらにはあめ玉を持ってきて叱られた子もいました。ケアレスミスの多さも気になりますが、その他、細かい点にも注意が必要なようです。私が心配しているのは学校での態度です。塾ではすぐに気づきますし、即座に注意を与えることが出来ます。しかし、学校では注意をしてくれない先生(生徒を怒れない先生)もいますし、そもそも悪いことをしていても気づかれないケースも頻繁にあります。塾生にお願いしたいのは、どうか塾での態度と同じ行動を学校でもとり続けてほしいということです。少しずつ学んでいきましょう。幸い、言えば分かる子ばかりで安心しております。修正力も高い子が揃っているようです。
2013年03月08日
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