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スクリーンに映し出されるライブの光景は僕の想像を絶するものでした。「ち、近い!近すぎる!」ところ狭しと駆け回るミックが、こ、こんなにも間近に!スクリーンいっぱいに迫ってきます!ほとばしる汗が、今にも僕の目の前に飛んできそうです!とその時、後方から観客の歓喜の声が耳に飛び込んできました!なんという臨場感!なんという迫力!もう自分が居てる場所は間違いなく、大阪のシアターではなく、ニューヨークのビーコンシアター!しかも、最前列のド真ん中の客席に僕は立っています!こんな間近でストーンズのライブを観れるなんて、たぶんもうこれが最初で最後でしょう。平均年齢64歳とは、とても思えないアグラッシブなライブに、ただ、ただ圧倒され、開いた口がふさがらない状態になってしまいました。そんなド肝を抜く今回のライブには、目玉的な演出が3つ用意されていました。それは3人のスペシャルゲストによるストーンズとのセッションでした。まず1人目は、ブルースを軸にカッコ良いロックを聴かせてくれるホワイトストライブスの“ジャックホワイト”とのセッション。この時に演奏した70年代の曲「Loving Cup」は、お恥ずかしい話しなんですが、ストーンズ初級者の僕は知りませんでした。といいますか、シャインアライトで演奏された曲は、僕の知らない曲が結構多かったです。それにしても、ちょっと見ない間にどんどん恰幅が良くなってきているジャック君。ミックとの掛合いに、緊張からか表情が少し固いような気もしましたが、同時にちょっと微笑ましくもありました。憧れのストーンズとの共演に、ジャック君にとって、きっと素敵な思い出になったに違いありません。続いて2人目はシカゴブルースの大御所、バディガイとのセッション。ごめんなさい!ストーンズ初級もそうなんですけど、僕はブルース初級者でもあるのです!てなワケでバディガイ、知りませんでした(汗)ギタリストであるバディガイがプレイした「CHAMPAGNE&REEFER」でみせた、もの凄い声量に終始驚かされてしまいました。しかしブルースにしてもゴスペルにしても、その歌声を聴いていると、本当に迫力に圧倒してしまう人たちがたくさんいるわけなんですが、バディガイも、正にそのうちの1人でありました。この時のセッションだけ失礼かもしれませんが、ミックがヒヨッ子に見えてしまうぐらい、バティガイの存在感っていうものが、際立っていました。そして、最後のセッションに登場した3人目はなんと、R&BやPOPなど幅広い曲を歌いそして踊る、アメリカの歌姫クリスティーナアギレラ!ミックとクリスティーナのデュエットなて、そうそう見れるもんじゃないですよね。2人が歌いながら寄り添い、絡むシーンがあるんですけど、これがまたまた2人とも、とってもセクシーなんですよね。特にミックのあの腰使いなんかは、還暦を過ぎた人の腰使いとは全く思えません。ミックは、良い意味で化け物であります^^まぁ、そんなちょっと興奮ぎみになりながら、このセッションを楽しませてもらいました… つづく
Jan 30, 2009
緊迫した雰囲気の本番直前に、VIPゲストが挨拶にやってきました。流石はモンスターバンド“ローリングストーンズ”挨拶に訪れた、ゲストもモンスター級。なんと元アメリカ大統領クリントンとそのファミリーが現れたのです。一瞬、緊迫した雰囲気も和やかな感じになったと思われたのですが、しかし挨拶が終わった後のメンバーの表情から、大統領を相手するとなるとやはり、緊張を隠しきれないようでした。シャインアライトはそんなライブ前のリアルなやりとりと、昔の若くて初々しいストーンズデビュー当時の、インタビュー映像などを程よく交えながら進行していきます。そしてついに本番数分前いや数秒前?、スコセッシの元にセットリストが届きました!ステージにメンバーが登場します!大歓声の嵐の中!まず1発目は…“Jumpin’Jack Flash”!それと同時に、僕の前に信じられない体験が待っていました。実は38年間生きてきて、僕は1度もフィルムコンサートというものに行ったことがありませんでした。やはり、その名の通りライブはライブで!という思いがあり、フィルムコンサートに足を運ぶまでには到らなかったのです。でもそんな今までの僕の固定概念は、このシャインアライトによって覆えされました。キースは疾きこと風の如く、ロニーは除かなること林の如く、ミックは侵掠すること火の如く、ワッツは動かざること山の如し!そうです、その時まさに意味は違えど、武田信玄の軍旗が翻ったかのような、圧倒的に僕の心を制圧するローリングストーンズのライブが幕を開けたのでした!
Jan 22, 2009
時計の針が午後9時10分を指した頃、いよいよ本編が始まりました。冒頭から、いきなりマーティンスコセッシ監督とミックの意見のくい違いが勃発します。実はスコセッシは大のストーンズファンでして、穏和な感じで撮影の方は進んでいくんだろうなと思っていたのですが、蓋を開けてみると全く違っていました。ミックはスタジアム級の大きな会場での撮影を希望していたにもかかわらず、スコセッシが選んだ会場はニューヨークの老舗 “ビーコンシアター”1927年、その名の通り映画館として建設された “ビーコンシアター”やがて、その生音の反響の良さに、ブルースやロックミュージシャン達がこぞってライブをするようになっていきました。スコセッシが “ビーコンシアター”を選んだ最大の理由はストーンズと観客の距離。スタジアム級の会場で、遠くから何台ものカメラを回す、言わばスコセッシじゃなくとも誰でも撮れるようなものにはしたくない。どうせやるならもっとストーンズと観客の距離を縮め、スコセッシにしか撮れない親密さにこだわる熱い思いがあったのです。しかし、小さな会場で撮影するという事は様々な問題が生じてきます。狭い会場でいかにライブの邪魔をせず、カメラを意識しないありのままのストーンズを撮れるか。それに伴い、やり慣れたスタジアム級とは違い、狭い箱用に選曲の方も大幅に変更しなくてはなりません。いざ、本番前の会場でリハが行われると、普段とは全く違う舞台セットに、流石のミックも不安を隠しきれません。スコセッシもなかなか決まらない曲項目に、撮影準備が進まず苛立ちを押さえきれない様子。そんなやりとりから始まったこの“シャインアライト”この先のライブは一体、どうなっていくんでしょう… つづく
Jan 15, 2009
2008年12月25日その日は雪がチラつく、寒い夜でした。仕事を早々に切り上げた僕が向かった先は映画館。そこで僕は、レイトショーのチケットを3枚購入しました。1枚は当然自分の分、2枚目は昔勤めていた会社の同僚で根っからのブルース好きのO君、そして3枚目はこれも昔の会社の後輩で、ほどよく音楽が好きなK子の分。クリスマスツリーが鮮やかな彩りを飾る夜にも関わらず、僕たちが観に行った映画は、“ザ・ローリングストーンズ/シャインアライト”U.M.A.「K子は、ローリングストーンズはどの程度知ってるん?」K子「え~とっ、ヴォーカルがミックジャガーで、ギターがキース何とかで、それから… 舌がべーってなってるマークと… 曲は…サディスファクションぐらい…」U.M.A.「そ、そうか、殆ど知らん感じやなぁ(汗)」U.M.A.「O君はこの映画2回目ですもんね」K子「えー!Oさんもう既にこの映画1度観てるんですかー!すごーい!」O君「うん、でもこの映画、4回も5回も観ている人もいるし…」僕たちは、縦に5列しかない客席のうちの4列目のど真ん中に座りました。K子「このシアター、狭い!」U.M.A.「ほんま、狭いなぁ。奥行きがぜんぜんないなぁ。」その会話を僕の左隣りに座っていた見知らぬ女性が「このほうが、臨場感があっていいのよ」と話しかけてきましたその声に目をやると、細身で黒く長い髪の女性が満面の笑顔で僕を見ています。おぉ、そのただならぬ雰囲気から音楽関係のお仕事をされている方かなぁ~と思ってしまいました。聖なる夜のせいか、92席ほどある小さなシアターに観客は、僕たちを含めても12人程度。殆ど貸し切りと言った状態です。ふと腕時計に目をやると、午後8時50分しかしこの時の僕は、数分後に頭のテッペンから足のつま先まで、痺れるほどの衝撃を味わうことを、まだ知る由もありませんでした… つづく
Jan 12, 2009
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