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2010.08.17
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カテゴリ: ロボットアニメ
ザンボット.jpg


「勇者ライディーン」「超電磁ロボ コン・バトラーV」を生んだ
日本サンライズがオリジナル作品として制作し
総監督に富野由悠季を向かえたのが
「無敵超人ザンボット3」でありました。

このザンボット3のテーマは「周囲に被害を与えてしまう主人公」
「市民に迫害される主人公」「善悪逆転の構図」であり
これは富野由悠季の海のトリトンの終盤と良く似て
敵=絶対悪とは限らないという狙いがありました。

宇宙人ガイゾックにビアル星を滅ぼされ地球に移住した
神ファミリーは地球に魔の手を伸ばしてきたガイゾックに対し
宇宙船キングビアルや巨大ロボット・ザンボット3で立ち向かう。

この神ファミリーは神家、神江家、神北家の3家族で構成され
高速戦闘機・ザンボエースに搭乗する12歳の神勝平
重戦車・ザンブルに搭乗する15歳の神江宇宙太
偵察支援メカ・ザンベースに搭乗する14歳の神北恵子と
10代前半の少年少女が戦闘機に乗り
3つのメカがザンボット・コンビネーションで
多様な武器を搭載したザンボット3に合体するのである。

しかし神ファミリーが敵・ガイゾックと地球上で戦闘する為、
住宅や避難民などへの被害が出た。
地球人は神ファミリーがガイゾックを連れてきたと誤解し
彼らファミリーは一般の地球人から激しく非難されてしまう。

神勝平の友人・香月、林、健太、浜本、アキ、ミチの家族は
戦闘の巻き添えで両親を失い神ファミリーを憎む事になり
更にガイゾックに捕えられザンボット3破壊の為、
体内に時限爆弾を埋め込まれ人間爆弾となってしまった。

結果、林はメカブーストに収容しようとした最中に爆発時間を迎え
無残な爆死を遂げ、浜本は被害が出ないよう周囲に抑えられ
両親の名を泣き叫びながら大爆発となり消えて逝き
勝平に思いを寄せていたアキも救助されるものの
キングビアルの勝平の部屋で自身の異変に気付かないまま
儚い最期を遂げ、12歳の少年少女は無残な
殺され方をされてしまったのだ。

そしてクライマックス、地球から避難され
戦いの場を宇宙へと移した神ファミリーは
敵の戦闘要塞バンドックへ向かい最終決戦に挑む。

だがガイゾックの本当の目的は自分の星の平和であり
平和を破壊する悪しき考えを持つ危険な地球人に反応し
ガイゾック星の平和の為に地球に飛来したという真相があった。
ここに地球が悪でガイゾックが正義だった事実が判明する。

それでも戦わなければならない神ファミリー。
神家、神江家、神北家を乗せたキングビアルは
バンドックの弱点に特攻し家族は爆死してしまい
更に宇宙太と恵子は勝平に突破口を開かせるべく
ザンブル、ザンベースでバンドックに特攻し
両親に「さよなら」と言い残し勝平の名前を叫びながら
短い生涯を終える。

最後は神勝平がバンドック全滅に成功し
祖父母や父、兄、叔父、宇宙太に恵子まで失い
心身共にボロボロになって、たった一人孤独に帰還した。

家族も戦う意義も何もかも失ってボロボロになって帰ってきた
勝平の心を象徴するかの様にザンボエースが海水にぬれて
涙を流しているように見える場面は
アニメ史に残る名ラストシーンとなった。

このザンボット3は富野由悠季が描いた
ロボットアニメ崩壊最終回3部作の1つで
後の「機動戦士ガンダム」「伝説の巨人イデオン」に
大きな影響をもたらしたアニメであります。

また神勝平の声を担当していたのが「ドラえもん」の
大山のぶ代で最終回のクライマックスでのセリフは
収録時の勢いで出たアドリブだったそうです。


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Last updated  2010.08.17 20:22:38
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