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2010.12.02
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カテゴリ: 外国映画
来るべき世界.jpg


1936年、イギリスで公開された「来るべき世界」は
原作者のH・G・ウェルズが自ら脚本を手掛けた
特撮SF映画である。

物語はエヴリタウンに住む航空技師ジョン・キャバルは
「切迫せる国際関係一万台の飛行機組立」という
新聞記事に注目していた。

降誕祭前夜に若い医師ハーディングとバスウァージイが
エヴリタウンに来訪したが突如、来襲した敵機に
大半を破壊され、その後戦争へと突入した。

世界の文明は殆ど戦禍の為に破壊され人類は
原始的な生活に還ってしまい
更に廃墟同然なエヴリタウンは疫病が襲ってきたのだ。

不思議な彷徨病に取り憑かれた市民が日々増して行く中、
ハーディング医師は娘のメリイと共に
日夜、解毒剤の発明に没頭していた。

1970年、エヴリタウンは漸く戦禍と疫病の極端な荒廃期を
脱して復興の途につきだしたが
しかし街は強力な支配者の統制下にあってしまった。

キャバルは支配者の前に曳き出されてしまい
エヴリタウンの新戦争に参加する事を強いられた為、
これを拒絶したため檻禁された。

飛行士であるゴードンはキャバルの飛行機を
密かに取出し近代科学の都市バラスへ飛翔した。

間もなく彼の先導によって飛来した一群の飛行機の為に
エヴリタウンは征服され科学の統治する新世界が建設された。

2054年、エヴリタウンは地下都市として完全な形態を備え
月の世界へ人類を運ぶ空中砲が完成し
人々は競って空中砲の搭乗を希望していた。

しかし一方止まる事の無い科学の進歩に叛く人々があった。

この映画をリメイクしたのが漫画界の巨匠:手塚治虫であり
同じく海外映画「ロストワールド」「メトロポリス」と並んで
手塚治虫の初期SF3部作と呼ばれる作品を描きました。

しかし手塚本人による映画への不満を独自の私見で
リメイクした感があり本作のファンに怒りを買う反面、
高く評価した若者も多く、後の藤子不二雄や石ノ森章太郎が
漫画化を目指す切っ掛けとなったのも事実である。


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来るべき世界/「宇宙戦争」のH.G.ウエルズ原作





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Last updated  2010.12.02 19:19:30
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