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2011.01.07
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新仁義なき戦い.jpg


広島ヤクザの抗争を描いた東映の空前ヒット映画で
一旦終了となった「仁義なき戦いシリーズ」を
番外編として1974年12月28日に公開したのが
新シリーズ「新仁義なき戦い」である。

昭和25年秋、山守組若衆の三好万亀夫(菅原文太)は
親分の山守義雄(金子信雄)に敵対する土田組々長を襲撃、
逮捕され11年の刑を宣告された。

三好が刑務所生活を続ける頃、山守組は膨張し
山守組長をバックアップする坂上元派
山守を凌ぐ勢いの若頭・青木尚武派、
そして中立を守る難波茂春派と派閥ができてしまった。

分の悪い山守は近く出所予定の三好を自分の陣営に
入れる為に画策したが、昭和34年春、三好が仮出所し
名古屋の料亭で三好の放免祝いが行なわれるも
意外にも山守、青木(若山富三郎)坂上(田中邦衛)
難波(中谷一郎)等が呉越同舟し
それぞれ三好を自分の陣営に入れるべく働きかけたのだった。

数日後、難波は広島最大の海津組に接近し山守に
加勢しようとしたが青木に殺され、今度は青木が海津組に接近、
対山守の後楯になるよう計った。

それから間もなく青木は三好を誘ったが
これを青木の策謀と見抜いた三好は恋人の朝鮮人ホステス
恵子(池玲子)を弾よけとして連れて向かった。

青木は三好を歓待するが裏では子分たちに三好襲撃を命じた。
恵子は三好の行動から自分が楯に使われている事を知り
三好を激しく罵ると彼のもとを去った。

一方、青木は海津組々長に通じ難波組若衆頭の野崎満州男
(室田日出男)に三好に対して圧力をかけただけではなく
四国・松山に後退させておいて遂に山守を引退に追いやり
その上、難波組二代目に野崎を押し、これに反対する
関勝(松方弘樹)を襲撃、重傷を負わせた。

一方、権謀術策に長ける山守の巻き返しが着々と進行し
山守は坂上を走らせ関勝の報復を餌に三好に青木暗殺を促した。

昭和34年秋、青木の主催する興行開催の日、
多数の警備に囲まれて陣頭指揮する青木めがけて
三好を慕う若者・北見登(渡瀬恒彦)たちは突進、
壮絶な死闘が展開されたのだった。

この映画に常連出演した“ネコさん”こと金子信雄は
日活アクション映画、東映のヤクザ映画などを中心にした
悪役俳優として名を馳せ、本作でヤクザの親分役を演じ
強烈な印象を残しました。

また料理研究をしており自ら考案した料理を披露した
「金子信雄の楽しい夕食」にて映画とは違った
一面を出す事によって市民との親近感を伝えました。


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新仁義なき戦い





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Last updated  2012.05.27 22:08:32
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